おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

一  月

2021-01-17 14:32:16 | Weblog

からだが弱っているのかこのところ、一つ病気をすると、又一つ又一つと、次々にやってくる。
 娘が患い気味の母を放っておく筈がなく年末の診療終いの永井内科クリニックの終了五分前に送り込んでくれた。
 とりあえず膀胱炎の薬をもらってきた。
 初めて正月を娘の家ですごした。近くに住む孫夫婦も年越しに来た。二間つづきの座敷のやぐら炬燵で「鬼滅のやいば」や「万引き家族」など見損なっていた映画をみた。勝手なときに羽毛布団に入って休んだ。夫婦は2階なので、気楽である。
 孫夫婦がテレビに接続すると歌えるカラオケセットを持ってやってきた。あれだけ「手の消毒、マスク、マスク」と言う娘も家族ばかりなので、五人で順番に歌った。
 結婚式のときに思ったが孫の婿さんはほんとうに歌が上手い。私に番がまわってきたので、音域の低い「琵琶湖周航のうた」をうたった。
 こうしてコロナのせいで、家に籠もった良いお正月が出来たのに私には持って廻った問題が一つある。膀胱炎が治らないのである。排尿時の痛さと頻尿に悩まされている。
 四日に永井内科で紹介状をもらって愛知医大の「泌尿器科」へ行った時「癌でも出来ていないか診ましょうか」と先生がいってくれたのに、一瞬入院になるのではと思案しそれは次回にするといってしまった。大病院は即答が大切である。
 次の診察日は随分先になってしまった。薬も少なくなってきたので娘にもらった「ボウコレン」を飲んでいるが症状は変わらない。とんだ新しい正月を送っている。
 週一回のディケアの帰りの空は、いくらか日が長くなってきれいな夕焼け空である。
       
           ディケアの自転車漕ぎや山眠る
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1 コメント

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良いお正月でしたね (やまね)
2021-01-26 11:37:34
 この頃は、9661正月でも親子孫の一族が集まるようなことはなくなってきました。ましてやコロナ禍の下では近くにいる親族でも気軽に顔を見せる事もままなりませんから、お子さんやお孫さん達と一堂に会して楽しいひと時をお過ごしにられたとは羨ましい限りです。
 又今年もいろいろと御指導、御鞭撻のほど宜しくお願い致します。

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