おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

十 二 月

2020-12-16 11:52:12 | Weblog
朝がた変な夢を見た。年賀状を書かなければと思っていたからかも知れない。
 スキーをつけて、友達一人と川の中に居た。当日の集合場所のはずなのに、しばらくそうしていても誰も来ない。場所を間違えたのかと川の中を上流へ移動していると途中すごい声で呼びとめられて額に体温計をあてられた。
 OKとシールを貼られて少し行くと、居た居た何人か集合していた。一番親しかったYさん(故人)男性、東郷町で俳句の先生と同じ町内に)事の次第を話していると、彼の後ろには新日鉄の副社長をしていたOさん(男性故人)がいた。彼には生徒会の役員を誘われたがならなかった。向こうの方に女学校一年の時の担任の筑摩先生がいたので挨拶をした。
 音沙汰が知りたかった人が次々に現れた。特に此処何年かの間に岐阜県の同じ村から女学校へ行った四人にその内の一人の上野さんが、名古屋で四人会おうと言ってきてkさんの都合で果たせないうちに本人が亡くなってしまった。kさんも御主人がトヨタを定年されて家を改築されたのに行方が知れない。彼女が豊田市私が日進市で近いのに幼稚園から高校卒業までを一緒に通園登校したのに、お風呂で倒れてから医者へ嫁がせてある娘さんの所へでも引き取られているのか電話を何度かけても何年も鳴りっぱなしである。
 Uさんに「二人きりになってしまったね」と蕗味噌を送ってもらったことなど久闊を懐かしんだ。
 世間は狭いもので彼女の女の孫と私の男の孫とが、名古屋で大学も而も学部も一緒だったので「研究熱心もいいけど嫁き損なうよ」と言ったら「いいもん、教授と一緒になるらしいから」と言うことであった。家の男の孫は今小学生一人と、保育園の年中の二人の 子持ちで市役所に勤めている。
 あちらをみても、こちらを見ても旧知の人が亡くなって居るので、私はブログのタイトルの前に「二世ふたよ」と一言つけようと夢の中で考えていた。
           俳句 窓外に人の通らず灯のみ冴ゆ
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1 コメント

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お久し振りです (やまね)
2021-01-01 20:14:50
 お久し振りです。長らくコメントを何も書かなかったので御心配をおかけしました。
 私も歳を重ねて来て何をするにも所作が捗らず、コメント一つ書けぬままに過ぎて来ました。最近ようやく処理せねばならぬ事柄が少なくなりましたので、今後は先輩のブログにコメントを書くように努力致します。

 歳を取って来ると幼い頃、若い頃の思い出は鮮明でも年齢が進んでからの事はハッキリと思い出せなくなるのを感じますし、人や物事の関係がごっちゃになって幻想的な思い出が出来上がる事がありますね。それを歳のせいだ と片付けてしまうのは間違いでしょうか?
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