おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

令和5年の正月

2023-01-24 15:38:51 | Weblog

 暮れに玄関のしめ縄をつけに来てくれた息子が「正月に子供達が来て賑やかだから来るように」と言ってくれたが既に娘と約束していたので、娘の家で元旦をむかえた。年越しそばから始まって雑煮や三段重のお節料理や、すき焼をしたりして.からおけもたのしんだ。
 近くの家のひ孫を見に行ってここでも、お呼ばれをした。二千八百gの体重が一週間でずいぶん増えて名前は海惺(かいせい)であった。
 二日には箱根駅伝をみた。携帯電話に、直系の男の孫から「三日に家族でばあちゃん家へ行くよ」とメールが入った。
 三日、「お節料理にはもう飽きた」と言うこの家族と「はま寿司」へ行った。ママは愛知医大の保険師で夜勤なので、小学生二人のひ孫とオセロゲームをして遊んだが二人ともなかなかだ。
 七日は姉妹の孫が稲沢と上社からそれぞれの夫を連れて年始の挨拶に来た。パソコンでゲームをするようなこの人たちと百人一首をした。「積年の恨みを晴らさなくちゃ」と言いながら私の場合読み人を兼ねてとるので今年も又負けた。
 十日お決まりの「にぎわい句座」を新年会兼ねて「やじろべえ」で行った。当月句を三句と席題一句である。席題は「箸」で先生の達筆が張り出された。これは全員が投句して全員が一句を選出するのだが入選したので当月句が振るわなかった私は面目が保てた。
 今年の一月は夫の十七回忌に当たるので、息子と娘と私の三人だけが、日曜日の十時に我が家の仏間で私が導師をつとめてねんごろにお経をあげた。その足でお墓へ行って花を供えた。「精進落とし」は娘が「にぎり長二郎」を予約して置いてくれたので、三人で夫の在りし日の事など話し合いながら回忌法要を終えた。
 今年一年予期せぬ事が起きないよう、そこそこ丈夫で過ごせますようにと願わずにはおられない。  
      大旦や箸新しく揃ふ顔    淑子





















  
      
     


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1 コメント

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Unknown (孫(妹))
2023-01-28 19:50:52
百人一首楽しかったね!またやろう😊

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