おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

2017-06-24 20:19:46 | Weblog
6月20日に展示会の俳句の書を撤去した。
色紙と短冊を一人に一枚ずつ飾って結構華やかでさまになっていた。
 会場に飾るとなると「書ではなく、俳句の見せ場だから」と言っても誰しも一寸でも上手に書こうと苦労する。
現にメンバーの中には書の師範クラスの方が三人も居られるので、一生懸命になるのも、やぶさかではない。
 字は天性というか、私は子供の頃から全く興味がなくて、妹が書道と絵の塾通いをしていても、関心がなかった。
父親は春夏秋冬家の中じゅうの掛け軸や扁額をかけなおしていた。
娘を嫁がせた家の姑様は、精華会の理事で県美で展覧会をするような方であった。
 私が定年になって所属した市民会館での作品展に短冊を並べる習慣があることを知り、そこで初めて、独りよがりで向こう見ずな性分の私でも、自分の貧しさを知る羽目になった。
 今度は7月初めのわいわいフェステバルに揚句するのに兆戦しているのであるが、急場しのぎに先生に手本を書いて貰って練習しても永年の積み重ねがないので一人前にかけない。最初に書いたのと何回も練習したのとなんの変化もみられない。やめた、やめた、もう下手でもいいや。今日は娘と一緒に買い物にいって気を晴らそう。幸い梅雨の晴れ間で雨が降っていない。

     俳句  交差点車いらいら梅雨曇
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳句展をしています

2017-06-13 12:19:26 | Weblog
 若い頃は活発だった私も、齢をとって心配性になった。
 此の六月も「にぎわい句座」の展示会をするのに、先ずは飾りつけの日の体調からして心配し、最近不便になった「くるりんバス」の時間も気になっていた。しかし毎年のことなので、案ずるより産むがやすし、皆さん協力して「にぎわい交流館」の壁際にけっこう立派に立ち上がった。十日間の展示である。芳名帖も置き、提出句の一覧表も百枚、あじさいの花等添えて予定通り四時には終わって散会した。
 今回私が感心したのは、一週間前の句会の俳句を色紙や短冊に墨書して来て居ている人が多々あったことである。「歳月人を待たず」と言うが五年の歳月は確実に進歩している。
 次の日二人の曾孫のイクメンパパをしていた孫と道中昼食をしながら見せに行った。やはり気になるのか講師の先生が奥様同伴で来ておられた。この孫からも賛辞をもらい、娘夫婦も参観している写真がスマホに入っていた。
 みなさん、るんるん気分で知人に紹介しているのであろうと思うと同時に私はもう来月のワイワイフェスタの展示が心配になってきた。こちらは「日進市で一句」のタイトルでたった一日だけのいわば多業種のお祭りみたいなものである。よし、そこまでがんばろう!!
 そして「打ち上げ」の会食で、やれやれと思う事にしよう。苦吟するのは私だけではなくて皆さんもであろうから・・・でも若い人は感性がいいので、上達される。
外をみると梅雨の晴れ間の紫陽花が輝き、向日葵も元気に伸びている。

   俳句  行儀良い向日葵やはり東向き
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ス マ ー ト ホ ン

2017-06-04 21:35:45 | Weblog
アクシデントがあって、携帯電話の電源が切れ、真っ黒の面になっていたので、すわ一大事とソフトバンクへ走りこんだ。
対応してくれたのは研修生の名札をぶらさげたH男性であった。「修理して」と言うとすぐには出来ないとの事で、新しいのも無いとスマホを薦められた。「じゃやさしい」のをと言うとそれも無いといっぱしのを契約させられた。
 この前もこれに似たことがあって、「並べてあるのからお好きなのを選んでください」と言われて即座にこの「がらけい」に替えて今まで随分助かった経験があるので単純に同じように考えて、スマホの契約をしてきてしまった。
 次の日現れた娘に年寄りだから騙されたようなことをいわれて、自信がなくなり、後輩のAさんに「練習よ」と言って電話したり、メールをしたりすると、「実は主人も契約破棄をしたのよ」と言われる。ならば私もと自筆で「クーリングオフを御願いします」と捺印した書類を持参した。「それは電話には出来ない」とのことで、トップが「孫」氏の会社ならば仕方がないかと面倒くさくなって諦めて覚悟をした。
 不自由をかこちながらとつおいつ慣れようとしていると、一週間経って現れた娘がインターネットに接続して置くと料金が安いからとセッテングして帰って行った。とたんにあちこちから「ラインおめでとう」とメールが入って驚いた。 
 結果つらつら思うに何も慌てることは無かったんだなあ、困るのは先方であって、どうしても用事のある人は自宅の電話にかかってきたろうにとせっかちを嘆いた。もう適当にあしらおうと思った。自分は自分で防御する外はない。そのうち曾孫の写真が頻繁に送ってくることであろう。けっこうふりまわされたスマートホンであった。

   俳句   梅雨入り前競争好きな日本人
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする