市の老人クラブのゲートボール大会があった。
迎えの車の座席の後ろに座っていてシートベルトをしていなかったので、信号で急停車した時前の座席の背で鼻をしこたま打った外は体調は良かった。
四月から、この「おにゆりの苑」の製本をしていて、神経を使い夜中の二時頃になると目が覚めてしまったりしていたが十七冊を製本し終わった昨日は心晴れ晴れと夜中に雨が降ったのも知らずに熟睡した。
力強い選手宣誓がありプレイボールの声が響いた。ところがグランドの土が雨を含んでいて重くて打つ球は飛ばないわ、足下はぬかるむわで、グランドコンディションが悪すぎる。
これを始めて二年になるが、こんな状態なのは今迄経験が無い。五人一組のチームが三人もゲートをくぐり抜けられないのでは話にならない。
相手のチームは力強く打ってそれなりに点数を上げている。三人残ったままで、惨敗であった。
二試合目は発想の転換をしてホームを替えて打ったら通った。十一対七で勝ったが、三位決定戦には至ら無かった。
日々運不運が伴ういろいろのコンディションがあるが、先日の金環日蝕は運が良かった。欠け始の六時二十分に二階のベランダから見ると丁度黒い雲が太陽の周りだけ開け右肩が欠けるのが見えた。
気を良くした私は、サングラスなのに、七時三十分には金の指輪を連想させるような、輪になったところを庭から空を仰いで見た。
こわごわ覗いた一瞬であったが、人によっては、前々から準備万端怠り無く金環とスライドのネックレス状態を心行くまで写真に収めた方があってそれを頂けそうである。
孫の結婚式のアルバムに記念に入れようと思っている。
俳句 芍薬を素直に活けて丈高し