おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

老 人 会

2017-10-30 14:35:48 | Weblog



進市の老人会「いきいきクラブ 福祉交流大会」に出席して驚いた。
市民会館の大ホールの1000席が満杯であった。
お誘いいただいた会長さんに尋ねると、市民9万人弱に対して、65歳以上の高齢者は20パーセント位との事である。組織としては、市に統合する前の各村ごとに支部をなし、そこえ新しく出来た、町が独自の支部を結成して加わり40組程あるそうである。この大会も当日都合の良い人えの声掛けとのことであった。今まで何度誘われても、「いえいえ私はまだ老人ではありませんから」と言っていたものである。日進市には、いや、ひょっとしたら全国的に、こうした組織で掌握している手もあったのだなあと今更ながら感心した。
 社会奉仕や、生きがい作りやら文化の興隆などと、行事も季節ごとに、盛り沢山で役員を選出して充分に機能している。
 この日も総会の会長たち役員代表が壇上の左手に、市長やら県会議員やらが右に講演の机を中にハの字に並んで、順番に講演をされ、cobaさんがアコーデオンを披露し4人のオぺラグループのアトラクションがあり、フイナーレは「故郷」を全員で壮大に歌いタイトル「希望」の福祉交流大会は幕を閉じた。

    俳句   踏むまじく銀杏の実や朝とくと
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保育園の運動会

2017-10-13 16:02:23 | Weblog
先週、保育園の曾孫の運動会を息子一家に誘われて見に行った。
 曾孫は二人いるが、下の子は2歳なので別の保育園へ行っている。私は独り居なので諸般の事情は判らないが、来年からしか通えないらしい。
 この児達のママは夜勤もある病院の看護婦で、育めんパパを良くやっている公務員の孫とが、私にと小さい椅子を用意してくれていた。
 自分の子供達のときは行ったと思ったらすぐ帰ってくるような、幼稚園で、遠足にはついて行ったが運動会の覚えは無い。 
 私自身のときもお遊戯会はあったが、運動会はなかった。
今朝方まで雨が降っていたので、ビニールを敷くのに父母は大変だったであろう。順々に晴れて行くが曇り空であった。
 始まってみると大感激!5歳4歳3歳などという園児を親の手元から離して集団でよくもここまで、訓練をした成果の数々を見せられた。
 誰も落伍をしないリレーは、もとより、あん馬と言うのか(跳び箱)も落ちて鼻をつく児も居ないどころか失敗すると本人が自発的に2回3回とやってやりおおせている。
 竹馬に至っては、みるからに強そうな男児は自分の背丈より高い足場に乗って陣地まで歩いている。女児にしても高く乗る児もいる。道理で家の曾孫も心配するくらい活発なのかと合点が行った。
 一つの競技が終わるごとに保育士さんも同じ事をしてお辞儀をして拍手喝采をあびている。 実は外孫の一人がみよし市の保育士である。いつも忙しがっていて家にまで仕事を持ち込んでいたりするわけが今日で判った。
 今日見た競技は私達の頃には、小学校の三年生くらいの餓鬼どもがしていたことである。時代の変遷は計り知れない処で進歩していて、男女の差もなくなっている。本当に感心しきりの一日であった。
 曾孫の嫁さんのご両親は悠々自適でいつも良く面倒をみてくださっているのでこれらのことは先刻承知のようであった。

       俳句  知らぬ気に月見泥棒やりすごす
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十月 (1)スズメ蜂の巣のその後

2017-10-05 19:31:08 | Weblog
"(1)すずめ蜂の巣はその後、息子と話のついた業者の若い青年二人が来て、刺されないように、白の上下のかっぱを着て大屋根の三角部分に張りついている巣をごとごと屋根の上をあるいて、ていねいに駆除してくれた。
 三層にも四層にもなっていたとビニールに入れた中身をみせてくれたが、最初からすると一ヶ月もかかっていたので、かさかさしていてうじ虫などは見えなかった。
 黄色スズメ蜂の残骸をみせてもらうことを忘れた。
若いのに礼儀正しい青年たちであった。すっきりした。

(2)そんなこんなで九月は泣きたくなるようなことが、次々起きたので十月は良い月にしたいと思って居る内にもう今日で五日もたってしまった。
 十月三日は定例句会、次の日は、夏中痛いのを我慢していた腰を愛知医大へ診察に行った。快調だったので、アピタで買い物をしてきた。
 その日は中秋の名月。夕方から晴れてそれはきれいなお月さんであった。写真に納めおはぎをつくった。雨戸を立てるので仏壇に供えた。

    俳句 如何にせん屋根に巣くいしスズメバチ
       秋の蚊をたたく指輪も六十年
       隣たる僅かな路地に芒の穂
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