彼女の運転で中央道を走りながら、亡き夫と秋は松茸を春には筍をと休みの度に良く走っていたことを思い出した。又去年は同級生のSさんが紅葉狩と桜の信州へ走ってくれたが久し振りだとこんなに遠かったかと感じながらコロナの自粛の最中、来年早々の夫の17回忌をどうやってしようかと思ったりしゃべったりしていて、未だ紅葉には早い「小里川ダム」についた。
山岡と言うと結婚前の現役時代、父親が娘さんを連れて就職に来て、長話をしていかれたことがあったが、私は始めてのところであった。
日本一の大きい木造水車が大正時代の石橋や電気設備も保護されていて湖畔の憩いの場となっている。
12時になったので「おばあちゃん市」道の駅の食堂で栗ご飯定食をいただく。土地の味噌をつけた串刺しのおでんやら、天麩羅の揚げ加減と言い野菜の炊き合わせもいい味で味噌汁や酢の物やところてんまでセットされていて、量的にたべきれない私は餅米の栗ご飯をおにぎりにして、手提げにいれた。
水車の写真を何枚も撮り友人にスマホメールをした。コナラやアカゴ松を下に臨む橋は、川幅いっぱいの長さなので、途中で引き返し、道の駅でボロ餅と茄子を買った。娘は名物の寒天を買っていた。 紅葉には早過ぎたが道中の「川上屋」で出来立ての栗きんとんを買ったりして3時半にはもう家に着いていた。別れ際に「又行こうね」と言ってくれた。毎日体重計に上がっているが、体重はなかなか減らない。
「天高く馬肥ゆる秋」母の文