おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

師  走

2017-12-24 15:21:02 | Weblog
今年ももう後十日をきった。二十三日曾孫の五歳の誕生日に出席した。
 明日が二十四日なのでクリスマスイブも兼ねているみたいである。
先方のぢいさん、ばあさんはお酒を飲まない方たちで、私共は息子も私もこの家のパパである孫も飲まなくてはご馳走に箸がのびない方なので銘々が好みのお酒を飲む。
 五歳と二歳の曾孫は人が多いのと沢山のお土産が嬉しくて、おおいにはしゃいでいた。向うのおぢいちゃんに両手を繋いでもらって前回転を何度もせがんでいる。五歳のAは縄跳びをあの年齢では法外な百六十回も出来たと自慢している。あげくパパのほうの婆ちゃんに読ませて、カルタの取り札が一番のところを見せる。
 私と孫はべランダに出て私には久し振りの煙草をすって堪能する。
 やがてケーキの蝋燭を五本と二本とかわるがわる何度もフーフーしてハピバスデートウユーを歌っておいしくいただいた。
 私は私で、このブログの「おにゆりの苑」を十巻まで製本すると言っていた一年一冊の十年が完了し自分に課した責任が果たせて図書館やにぎわい交流館に納めてほっとしている。
 明日は庭師のシルバーさんが、八時半にやってくる。
 俳句部の更新書類の投函や新年会の一斉メールをしたりと公私共に落ち着いて年内を過ごすことにしよう。

     俳句  南天に願いを託し花器にさす

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老 人 会 の 小 旅 行 (2)

2017-12-08 09:21:32 | Weblog
老人クラブで西尾市の抹茶一筋128年(株式会社あいや)へ連れて行ってくれた。
 もちろん乗り物は市のバスで満席であった。
 片倉のOB会で一昨年は西尾城へ行ったし、今年は「もろ崎」泊まりで 刈谷のレンガ館や、えびせんの里へ行ったりして、ここの所こちら方面が多い。一時足助の香嵐渓ばかりたてつづけに行っていたみたいなもので、これも足のない私にとっては、おあたえなのであろう。
 あいやの抹茶工場のガラス越しの見学路に従って店のガイド嬢の説明よろしく列を成して見て進んだ。今時の材質のすり鉢状のものの下にひき臼も現代ふうなのが、20機以上何列も進んで行く。茶葉が一日一トンほども、お粉になるのだそうな。品質別の試飲もあって、抹茶はもとより昔なつかしい、松露を土産に買った。
 一寸だけ移動したような気がするが、椅子なのに履物を脱いで上がるお食事処で会席料理をいただいて、ほんの少々日進踊りが笠や鉾を持って7、8人で披露された。
 帰りは吉良上野介の墓へ寄ったが、一昨年行った時のままの池が懐かしかった。感覚的に上野介は地元では四十七士の十二月でも大切にされている。
 お隣の奥さんと一緒だったので、平凡に安気におしゃべりばかりして一日を楽しんで来た。地区での顔馴染みも六人ばかり居た。

      俳句 書きあげて事の多さの師走かな
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