おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

そ れ か ら

2021-01-29 08:56:06 | Weblog
それからと言っても「漱石」のそれからではない。 私事で、毎日が楽しく光ってないとブログを書く気にもならず、一ヶ月がたってしまう。
 先ずお医者、膀胱炎は愛知医大の先生と四回も会っているのに、診察内容を聞くのが下手で、今以って症状は、かかり始めと同じである。今度こそCТスキャンと言うのか機械にかけて診てもらわなければと思っている。
 週一のディケアは、月曜なので医者の予約日と重なるから、再三変更するが、送り迎えや、足などの医療機械に順序良くかからせて、入浴させるのや、昼食、体操、余暇の過ごさせ方など若いスタッフで、老人相手に、それはそれは親切で、優しくて言う事無しである。イエスもノーも言えない婦人にも、入れ替わり食事の介助をしているさまはスプーンを口まで運んでやっていて、見とれてしまう。
 夫の十七回忌、大寒の最中に死なせてしまったというのにコロナの自粛のせいで、それぞれ自分の家で心ゆくまで、お参りをする事で、お預け状態である
 一族が増えていくのを、披露したいであろう孫達からはお供えの品が届いた。
 国会は午前も午後も討論をしていたが、菅首相も、コロナ問題も長く尾を引いていて進行形で今一進展しない。それが日本だけではないので、この先世の中どうなっていくのであろうか。それから、それからの問題である。
 さしずめ、この二日の節分には見えぬ鬼に豆を撒く世帯が例年より、多くなるかもしれない。大須観音の豆撒きは自粛の様相である。

         歯の立たぬ豆と思いっ鬼やらい
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一  月

2021-01-17 14:32:16 | Weblog

からだが弱っているのかこのところ、一つ病気をすると、又一つ又一つと、次々にやってくる。
 娘が患い気味の母を放っておく筈がなく年末の診療終いの永井内科クリニックの終了五分前に送り込んでくれた。
 とりあえず膀胱炎の薬をもらってきた。
 初めて正月を娘の家ですごした。近くに住む孫夫婦も年越しに来た。二間つづきの座敷のやぐら炬燵で「鬼滅のやいば」や「万引き家族」など見損なっていた映画をみた。勝手なときに羽毛布団に入って休んだ。夫婦は2階なので、気楽である。
 孫夫婦がテレビに接続すると歌えるカラオケセットを持ってやってきた。あれだけ「手の消毒、マスク、マスク」と言う娘も家族ばかりなので、五人で順番に歌った。
 結婚式のときに思ったが孫の婿さんはほんとうに歌が上手い。私に番がまわってきたので、音域の低い「琵琶湖周航のうた」をうたった。
 こうしてコロナのせいで、家に籠もった良いお正月が出来たのに私には持って廻った問題が一つある。膀胱炎が治らないのである。排尿時の痛さと頻尿に悩まされている。
 四日に永井内科で紹介状をもらって愛知医大の「泌尿器科」へ行った時「癌でも出来ていないか診ましょうか」と先生がいってくれたのに、一瞬入院になるのではと思案しそれは次回にするといってしまった。大病院は即答が大切である。
 次の診察日は随分先になってしまった。薬も少なくなってきたので娘にもらった「ボウコレン」を飲んでいるが症状は変わらない。とんだ新しい正月を送っている。
 週一回のディケアの帰りの空は、いくらか日が長くなってきれいな夕焼け空である。
       
           ディケアの自転車漕ぎや山眠る
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  お 年 賀

2021-01-02 13:59:36 | Weblog
謹んで初春のおよろこびを申し上げます。

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">俳句 
 コロナ禍の新年なれど幸きくあれ
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