おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

危 機 管 理

2021-10-15 06:42:05 | Weblog

 ちょっとは秋らしく涼しくなって来た。
  テレビを見ていると毎日どこかで火災が起きている。消防庁の統計によると住宅火災による死者の70%以上を六十歳以上の高齢者が占めているとのことである。
 「熟年世代の危機管理」として、独り住まいの私としては今迄以上に火災に気をつける事にしよう。
 第一にあげられる高齢者の「たばこ」の危険は、四十年も喫煙していたのを、夫が亡くなると同時にやめたので禁煙してから二十年近くなるからこれは無い。
 台所は、知人の誰彼が家の中じゅうオール電機自動にしたと言われるが、今のところそうしようとは思はないから、ガスをつけたらそこを離れないことにしよう。
 今まで「ながら人間」と自分で呼称し自慢していたが、テレビを見ながら新聞を読むことくらいにしよう。
 簡易型スプレー式消火器は随分古くなっているから。買い換えよう。
 ストーブの炎のたつのはこの春に廃棄した。
草を刈ると持ち運びのできる焼却炉に入れて土曜日だから、日曜日だからと世間に内緒でうやし煙を出していたのは断じてやめよう。
 「たき火だ、たき火だ、落ち葉たき」は昔をしのぶ、よすがとして灰の中から薩摩芋を取り出したい絵空事は歌だけの事にしよう。
 風呂も、もちろん台所と一緒でガスの点検は怠りなくしてもらっている。
 そんなことを色々考えながら、先ほど娘がみかんを供えて行った仏壇の灯明も最初から電気でつくあかりだなあと安心した。
 先ずは今日一日恙なくすごせますように。

         たてつけを一枚はずし良夜かな
 この庶民的な句はもうすぐ中日新聞の近郊版に十月分で載ってくる
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2021年の10月

2021-10-02 16:29:05 | Weblog

   総理大臣が変った。10月以降は岸田文雄氏である。
 長引くコロナ対策で、阿倍さんの後任となられた菅さんは大変であったろう。テレビで見る顔が疲れた様子で力がなかった。
  阿倍さんが病とはいえもうちょっとと言う処で退任されたので、廻りは大変だったと思う。今回も任期は長くはない。
  私などは行動範囲が狭められた緊急事態宣言やまんえん防止等重点借置がとけてコロナ災難が速く終結してくれれば良いのであってその緊急事態宣言が緩和されたその日にもう街には人出が増してきた。
  私は早速10月の予定表を記入した。一日一つと決めている高齢者でもそれに付随する事がそれぞれあって難儀なことである。
  今日は娘が庭の草かき持参できて綺麗にしてくれた。私には、しゃがまないで、腰に力を入れないでと言ってくれる。
 持参してきたポテトチップスでお茶をしてから、私とかかわりのある人の電話番号の一覧表をかいた。どこに貼っておこうかな。
  今日は雲もなく風もない秋晴れだったので、耳鼻科へ行くとよかったのに土曜日の半日はすぐに
  過ぎてしまった。
           俳句  雨上がり樹々のささやく夜の秋







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