羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

花も育たない

2007年08月27日 14時23分57秒 | Weblog
 残暑が厳しい。
 連日、熱中症にかかる人のニュースが流れれている。
 暑さの影響は人だけではない。
 たとえば植物にとっても、今年は辛い夏になっている。
 
 我が家の盆栽も緑の葉が焼けて、生気がない。
 特に鉢が小さいものはかわいそう状態である。
 古くなった簾をとっておいてよかった。
 裏の物置から取り出して、ガンガンに日が当たるところには、日よけとして立てかけておく。
 いずれにしてもこの暑さは、ただ事ではない。

 昨日、来客があったので、お昼過ぎに花屋に出かけた。この時間なら、すでに花が揃っていると思ったからだった。
 実は、先週も先々週そのまた先先々週も、花屋の前を通ると、閑散としていたことを思い出した。
「今日は、どうだろうか」
 多少の心配をしながら、出かけていった。
 案の定、少ない。というより花がない。

 店主曰く
「この暑さで花が育たないんです。あっても仕入れ値が高すぎて困っちゃいますよ。だから仕入れない。いつもなら11時を過ぎて店に戻るんですが、早いことといったらない……」

 緑が焼けるということは、花も育たないことだと気づかされた。
 店主はしぶしぶガラスケースの中から、花弁の外側がうっすらとピンクの百合を一本取り出して
「これくらいですわ。取って置きの百合よ」
「それだけ?」
「そう。じゃ、一本、枝物を添えたら。これだったら半分に切って、一本を二本にお使いなさい。オマケしとくから」
 花屋のおじさんも、ほとんど商売する気は失せている。
 こんなところにも酷暑の影響がもろ出ている。
 
 早朝は多少涼しくなった。
 早めに片づけを終えて花瓶の水を取り替えようとした。
 夜のうちに、花はたっぷり水を吸い上げて、瓶のそこにわずかしか残っていなかった。そこで少し大きめの花瓶に差し替えたることにした。
 
 七つ花がついているうち二輪目が開き始めたていた朝だった。
 その後、気温はグングン上がっている。
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