羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

過ぎゆく日々に・・・・「回」

2019年08月30日 09時49分57秒 | Weblog

21年前の春。

野口三千三先生を送って、しばらく混乱が続いた。

流石に21年という歳月は、少しずつだが、尖った心や、不安な思いや、負の感情も彼方へと消え去りつつあることを感じていたこの頃。

先日、ブッククラブ回(Spiritual Bookstore)から、Web上で先生を紹介するに当たって、写真を拝借したいとのメールをいただいた。

早速、佐治嘉隆さんに連絡した。快諾。

5枚ほどの写真を先方に、メール転送してくださった。

昨日、夕方になって、サイトを開いてみると、表紙は、先生の朝日カルチャーセンターでのレッスンで黒板の前の写真。

そして遺影。

さらにバランプレーに乗って、にこやかな表情でこちらを見ている写真が掲載されていた。

 

モノクロ画面の落ち着いた写真に、過不足なく丁寧に書かれている文章。

お引き受けしてよかった、と胸をなでおろしている。

 

それから他の思想家・実践家の方々の掲載を見ていた。

・・・・ よぎるものがある・・・・

「本当に、ほんとうに 鬼籍に入られたのだ!」

寂しさを伴ってはいたが、着地していく心の動きを感じとった。

 

「三千三伝、好きに書いていいよ」

流れに逆らわず未だに小舟を漕いでいる私に、先生からのお許しが得られた瞬間である。まだ、少し、時間がかかりそう。

でも、半分、肩の荷がおりていくような・・・・過ぎゆく日々に「回」

コメント
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