羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

本を読む意味

2014年12月09日 12時33分34秒 | Weblog
 先ほど『新・戦争論』ー僕らのインテリジェンスの磨き方 池上彰+佐藤優 文藝春秋 文春新書を読み終えた。
 知的にドキドキ、ハラハラ、(ワクワク)、読ませてもらった。
 最後に《佐藤 こらからの世界を生き抜くために、個人としては、嫌な時代を嫌な時代だと認識できる耐性を身につける必要がある。そのために、通時性においては歴史を知り、共時性においては、国際情勢を知ること。知識においては代理経験をして、嫌な時代に嫌なことがたくさんある、というのをよく知っておくことです》

 なるほど。
「そうか、そういうことなのか。歴史を学ぶこと、おろそかにいてはいけない」 
 二人の対話を読んでいると、随所に眼から鱗が落ちることに次々と出くわしたが、へぇ~、ホントだったらおそろしや!ホントなんだろうなぁ~という話の連続だった。
 ただ知りすぎるって大変だー、と思いつつ、最後まで読み通した。

 いずれにしても先週末から引きずっていた、私個人的な嫌なことは数のうちではないと思えたところが救いだったかも?
 読書の意味を改めて知ったわけです。
 推薦図書に……。
コメント
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