羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

大丈夫か?

2010年07月28日 14時45分13秒 | Weblog
 酷暑の夏。
 ニュースで知る限りだが、政界は多臓器不全を起こしているのはなかろうか、と思えるほど真っ暗闇に包まれつつあるように見える。
 多くの人々は仕方なく菅総理の続投を求める。仙谷官房長官ももっとしっかりメッセージを伝えてくれる期待があったが、なにぶんにも明確なことばが聞こえてこない。
 バラバラな内閣と民主党の様相が、日々露呈してくるのは如何にも辛い。
 予想はしていたかもしれないが、ここまで力不足とは思わなかった、というのが多くの感想だろう。

 このまま任せていてよいのか? 
 酷暑の昼間を我慢していると、夕方には先行き不安を象徴するような雷雨に竜巻にゲリラ豪雨。日本の将来を予見するような天候に見舞われる。‘やってられるか’と各々が胸に去来するものを見つめる。

 たった一年もたたないうちに‘こんなはずじゃなかった’と何度も幻滅の底に落とされたようだ。
 いったい何を信じよう。
 いったい子供たちに何をつたえよう。
 
 ある年金では若者一人が二人の高齢者を支えている、という。そんなの続くわけがない。働く意欲を削ぎ落とす以外のなにものでもない。
 そして近未来の若者に借金を背負わせてはいけない。

「龍馬を殺さないで」
 そんなこと言ったって無理な相談というもの。
 いや今の政治の有様に辟易している人たちが、龍馬伝に重ねて見ているところから来る素直な心情かもしれない。
 耐えがたきことを耐え、偲びがたきことを偲び、もう限界に近づいている。
 年間、三万人以上の自殺者の‘数’が物語っていることはこういうことだ、とむしろ民主党になってから過去も含めて見えてきたものが大きい。
 
 さて、この秋、日本が完全溶解する前に、何ができるのか。
 庶民はなすすべをもたないのかな?
コメント
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