電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

日常生活の中のノート・筆記具その3〜備忘録ノートと枕元雑記帳

2021年10月05日 06時00分34秒 | 手帳文具書斎
日常生活で使っているノート類の中で、2番めに参照する頻度が高く、かつ最も書き込む頻度が高いのが備忘録ノートです。学生時代から書き始め、就職してからも同様にB5判大学ノートに書いていた(*1)のですが、紆余曲折を経て結局はA5判のノートに落ち着いています(*2)。書く内容に特に限定はないものの、日常生活の中でまとまって書く中身がある場合に書いています。例えば読書や演奏会の記録と要約・感想とか、特定のテーマに関して調べたことや日常生活の出来事の中で考えたこと、あるいは新聞雑誌等の記事の切り抜きに関連する情報など、要するにこのブログ中にある多くの記事のようなものです(^o^)/

実際問題として、2004年にブログを開始してからは、実質的に備忘録ノートがブログ記事のネタ帳のような存在になっており、備忘録ノートの蓄積なくして毎日更新は不可能です。ふだん外出時にも持ち歩くようにしているため、一時はB6判のノートを使っていたこともあるのですが、年間に書き込む分量が多すぎてB6サイズよりもA5判の80〜100枚という厚手のノートを選んで現在に至ります。




使用する筆記具はその時の気分で選び、ふだんはもっぱら万年筆で、演奏会の記録などは筆記音が小さくスラスラスムーズに書けることからJetstreamかPowerTankボールペンを使います。使用頻度からいうと、プラチナ社の万年筆#3776ブルゴーニュ(F)やプロシオン(M)、パイロットのカクノ白軸(M)などをプラチナ古典ブルーブラック・インクで、TWSBIのダイヤモンド580ALラヴァー(M)をモンブランのロイヤルブルー・インクで本文を書き、タイトル行や内容の修正などはプラチナ社のクラシック・インクのカーキブラックやカシスブラック、あるいはそれを混ぜた混色ゴールドオーカーなどをプレッピーやプレジールで使っています。



もう一つ、似たようなものに枕元雑記帳があります。これは、日常的に持ち歩くものではなく、ほぼ寝床の枕元専用、思いついたことを寝転んだまま書きますので、筆記具は上向き筆記が可能な加圧式ボールペン、パワータンクPowerTankの黒(1.0mm)の一択です。これ以外にはありえません。写真は旧型のキャップ式パワータンクですが、最後の替え芯を入れたものですので、このインクがなくなるともう使えなくなります。現行のパワータンク・スタンダードか、余分にストックしてあるパワータンク・スマートを使うことになりそうです。





枕元雑記帳は、続けて何日も書き込むことがあれば一定期間まるで記入がなかったりすることもあって、まったく不定期です。どちらかといえば枠にはまらない自由な発想・思いつきを主体としており、狂歌・川柳など、とてもブログ記事にはできないアホな内容も少なくありません。むしろ、最近は Android タブレットで某「本好き」ラノベ小説の PDF ファイルを1日1章ずつ読んでいたりします(*3)ので、ページの消費がぐっと遅くなっています(^o^)/

(*1): 紙が先か筆記具が先か〜「電網郊外散歩道」2008年8月
(*2): A5判化してからの備忘録ノートの動向〜「電網郊外散歩道」2019年11月
(*3): 最近、Androidタブレットを使い始める〜「電網郊外散歩道」2021年7月

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