電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』2021年10月号を読む

2021年10月14日 06時00分55秒 | 手帳文具書斎
秋は、来年のことを言う人が増えるためか、鬼が笑いすぎて筋肉痛になるのではないかと思わず心配してしまう季節です(^o^)/
今年も高齢の、いや、恒例の「手帳の季節」がやってきました。書店や文具店には「手帳・ダイアリー売り場」が開設され、実際に手にとって眺めるお客さんが増えてきます。雑誌の世界でも、手帳特集が組まれ、オリジナル手帳が付録になったりもします。そんな季節ですので、ステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』2021年10月号(通巻98号)も、「2022年版手帳特集」を組んでいます。

「各社のイチオシ手帳を一挙紹介!」とする特集では、実にいろいろな手帳が6頁にわたり紹介され、1頁が「銀座伊東屋に聞く手帳トレンド」、もう1頁が舘神龍彦さんの「ほこら系手帳とはなにか」という考察になっています。



各社の手帳を見ると、実に多種多様、とても覚えきれません。中では、子どもが小さく家族の人数が多かった頃ならば重宝しただろうと思える「フォープランダイアリー」だとか、老眼が進んでいる今なら便利かもしれない「UDダイアリー」などに興味を持ちました。ただし、こういう多様な手帳・ダイアリーが、実際の売り場ではほとんど目にしないことに気づきます。手帳類は、WEB画面上でデザイン等を見るだけではなく、実際に手にとって具合を確かめ、紙質も確認したいものです。その意味では、企画デザインするだけでなく営業を含めた総合的な展開ができる製品が結局は強いのだろうと思います。



「薄型or日記タイプの二極化傾向に」という銀座伊東屋の「手帳トレンド」にも、そうした傾向は現れているのかも。

もう一つ、「2021年Bun2大賞」の候補一覧も興味深いものでした。個人的には、今年購入した候補製品は一つもなく、パイロットのオートマチック・シャープペンシル「S30」に注目しているくらいです。最近は、どうも好奇心・冒険心が衰退しているのかと反省してみたり、いやいや、画期的な文房具がそう簡単に出現するものではないと思ってみたり。

そうですね、今年、2021年の「個人的文具大賞」は、

  • 継続使用製品賞 プラチナ「古典ブルーブラック・インク」と三菱ユニ「パワータンク」ボールペン
  • 新規入手製品賞 LIHIT LAB. ペンケースACTACT

あたりでしょうか。

私の来年の手帳・ダイアリーについては、また折を見て記事にいたしましょう。

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