電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

南東北地方、ようやく梅雨入り

2005年06月15日 20時43分17秒 | Weblog
福島、宮城、山形の南東北三県が、今日ようやく梅雨入りしたらしい。昨年は六月七日と早かったが、今年は昨年よりも一週間以上遅れたことになる。もっとも、例年は12日あたりなので、実際には数日遅れた程度であるが。カッコウも鳴声をきいたし、しっかり活着した田んぼの稲も、すくすくと成育している。ここしばらく曇り空が続いて、サクランボの収穫が進んで欲しいものだ。
サクランボは、雨が降ると熟したものから実割れがおこり、商品価値がゼロになる。したがって、サクランボに雨は不都合だ。最近は、ビニールハウス(テント)が普及し、最盛期には雨が降っても大丈夫になっているが、雨音を聞きながら収穫作業をするのはやりきれない。いやになってしまう。だから、農家によってはラジカセを鳴らして作業をしているところもある。高齢の人の場合は歌謡曲や演歌のようなものが多いが、中にはポピュラー音楽や洋楽を流しているケースもある。若い人が中心ならそれも話題となり、休憩時には盛りあがる。
クラシック音楽は、残念ながらサクランボ収穫作業には似合わない。ここはひとつ、胸ポケットに入る携帯ラジオや、携帯電話のノイズも入りにくいので、落としても惜しくないカセット・ウォークマンなどを使うことにいたしましょう。

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