電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「ぬれ手にアワ」の意味

2005年06月01日 20時21分59秒 | Weblog
高校時代に、「角をためて牛を殺す」の意味を聞かれたとき、「象牙のように角を切らずにたくさんためておき、伸び過ぎて牛をころしてしまうこと、やりすぎの意味。」と答えてクラス中からさんざん笑われたことがある。「貯める」と「矯める」の誤解である。
この手の誤用は、ほかにもいくつかあった。たとえば「ぬれ手にアワ」。私はこれを「乾いた手ではシャボン玉も割れてしまうが、濡れた手ならシャボン玉もすくうことができ、用意のいいことを表す。」と考えていた。「粟」と「泡」の誤用である。
理系らしい、きわめて論理的な誤用だとも言えるが、粗忽者の本領発揮と見ることもできる。
読者もこのような失敗があるのではないですか。それとも、こんなまぬけな失敗は、私だけのことなのだろうか??
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