道後の湯と美味しいお酒でゆるみきった身体で、江戸時代の天守が残る松山城へ…
標高130メートルの城山(勝山)に築城された松山城、現存天守を持つ本格的な平山城。
近世になって修復された部分も多いが、完全なる形で現存する数少ないお城である。
ロープウェーかリフトのいずれかを利用し8合目まで、そこから徒歩15分程度でこの景色が…
観光客が引きも切らずで、待つこと数分やっとこの光景を納める。
大手口の隠し御門、大手口に並んで二つの門があり、奥側の門は引っ込んで作られ敵方の目には入らない位置にある。
下見板張りの天守閣は、入母屋破風、千鳥破風、唐破風を備えているが、屋根の勾配も無く質素な感じ。
山上の狭い場所に、ぎっしり建て屋が並んでいる。
連結式城郭に囲まれた虎口ではなく、この場所はなんと呼称するのだろう?
とても華麗とは言い難い、瓦と固める漆喰。
石垣の勾配は浅いが、実践的に?連なる“石落とし”を配している。
失敗した矢穴を残す石を、正面の一番目立つ部分に使用している。
石工の余裕か、ユーモァーか…