身延山久遠寺、言わずと知れた日蓮宗の総本山です。
桜の時期は車の乗り入れ規制があり、身延の町からシャトルバスで三門迄やってきました。
事前情報では満開を過ぎているとなっていましたが・・・
中々どうして期待できそうです。
三門から本堂へ通ずる287段を回避して、車道を選んだがこちらも急坂で汗が出ます。
本堂脇の駐車場からは、斜行エレベーターのお世話になりました。
身延山の売り物は枝垂れ桜です。
堂塔伽藍は新しいものが多く煌びやかです。
1500人が一堂にお参り出来る本堂です。
この度一番の輝きを放っていたのがこの1ッ本。
身延の枝垂れ桜です。
巨大な蓑甲落を持つ大屋根と、枝垂れ桜の対比は如何でしょう。
滝の飛沫を思わせる情景です。
入母屋側に黄金の宗紋が燦然と輝いています。
日蓮宗の宗紋で「井桁橘」です。
昨年は吉野千本桜、今年は身延枝垂れ桜、思いは次々と叶いますが、その後の物寂しさは一体何なのでしょう。