もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

近江八幡城Ⅱ(村雲御所)

2017年10月10日 | 歴史探歩

近江八幡城跡には石垣こそ残されているが、建屋は昭和38年京都から移築された。
門跡寺院:瑞龍寺である。

 

樹木と石垣の間にひっそりと佇むのが村雲御所。
関白秀次の生母:日秀尼が、京都村雲の地に菩提寺として建立した。

 

京都村雲の地に建立された村雲御所(瑞龍寺)は壮大な規模の門跡寺院であった。
地図上朱色の囲みが瑞龍寺、右上空白部分が相国寺、右下部分が京都御所である。
広大さが一目でわかる。

 

昭和38年京都からこの地に、一部の建物が移築された。
門跡寺院には珍しく宗派は日蓮宗である。
因みに他の門跡寺院はすべて禅宗で、日蓮宗は此処瑞龍寺だけである。

 

瑞龍寺門跡の鬼板、いたる所に菊の御紋があしらわれている。

 

本堂の天井は最高級の組上げ小格子である。

 

皇族をお迎えする貴賓の部屋は、村雲の間。
襖には、そのものズバリ村雲が描かれている。

 

位牌堂には昭和天皇の御位牌も祀られている。

写真提供:船橋市在住Kさん

コメント (2)
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