2月13日手術を前に 『親にもらった大事な肌を~』
前夜からずっとこのフレーズが繰り返し脳裏をよぎる。なんでこんな時に『網走番外地』なんだ!
病院内におけるオイラの陣地、一番安い6人部屋に入りました。
手術前日は昼過ぎから、強烈な下剤のお陰でトイレ通いが主な仕事。
当日は早朝に浣腸(子供の頃母親にされて以来の屈辱)で、お腹の中はすっからかん…
洗面所の引き戸、バリアフリーになっており、病人にはとても優しい。
「軽くふれてください」の表示は間違い?で、近くに手をかざすだけでスッと開く。
もちろん蛇口も手を差し出すだけで、温水が出てくるよ。
8:30分 手術室への案内係が病室まで迎えに来る。
手術着に着替えたオイラは、なにも考えることなく後に従う。
麻酔の担当看護師が患者確認を行い処置が始まる。
脊髄に痛み止めの管が射し込まれ、血管に麻酔が注入される。
バーコードによる患者確認と、本人には名前と生年月日を云わせ患者の確認が終わる。