萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

歴史的な“政権交代”劇に立ち会えた

2009年08月31日 | 日々の記録


本日の話題はこの歴史的な政権交代につきる。予想されていたとはいえものの見事にひっくり返った。公示前の議席数は自民対民主 300対115だったのが、119対308となった。投票率も69.28%と2005年の“郵政民営化”衆院選時の67.51%を2%近く上回った。

多くのメディアが言ってるように、この民主の勝利は民主を頼りにしてのものではなく、「自公不信」からの、言わば「不戦勝」みたいなものだ。問題は政権交代後、どうするかであろう。

・景気回復
・格差社会の是正
・外交問題
・教育問題

などなど、問題は山積みである。どれひとつとっても生半可な政策では太刀打ちできそうにない。一歩一歩の地道な改革が必要だろう。今回の選挙で分かったことは有権者の“力”だ。キチンとした政治をしない限り、いつでも政権交代はありうるのである。「俺が一票投じたところで何も変わりやしねぇ」と思っていた多くの有権者が今回を限りに、意識が変わるだろう。真の民主主義がやってきた、ということかもしれない。

そういった意味で、この政権交代劇は日本の歴史のターニングポイントになるだろう。このことは肝に銘じておきたい。
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