日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「新学期」が始まります。が、二名、まだ来ていません。早く来られるといいのですが。

2019-04-15 08:27:58 | 日本語学校

曇り。

まだ、空は、今にも泣き出しそうな様子。しかし、雨は既に止み、空気は清々しい。直にお日様がお顔を覗かせてくることでしょう。

土曜日、埼玉県の郊外、住宅地に空き地を見つけました。空き地というと変ですけれども…。まだ人間に利用されていない土地、あるいは、これまで、そこに家が建っていたのだけれども、何らかの理由で壊され、次の出番を待っている土地とでも、言った方がいいのかしらん。

とはいえ、春の野草が一面に広がり、土が見えないほどになっていました。何だか、こういうのを見ると、ホッとしてしまいます。特に目立ったのが、「タンポポ」の黄。「ホトケノザ」やら、「ナズナ」やら…。他にも知っているのだけでも、「キュウリグサ」「ハルジオン」「オオイヌノフグリ」「オドリコソウ」「カタバミ」「ハハコグサ」「シロツメグサ」「スズメノテッポウ」「カラスノエンドウ」…名を知らぬものが、まだまだたくさんありました。子供のころ、近所で、慣れ親しんだ草花がこの空き地にはどっさり生えていました。

もう少し経てば、田には水が張られ、昆虫たちがその中で自由に泳ぎ始めるはずです。一度、そのころに、歩いてみたことがあったのですが、「ママゴト」などに使った「ギシギシ」なども力強く伸びていました。

陽が照ってきました。鳥たちの鳴き声が聞こえています。

…時は春です、正に。「サクラ」が終わった頃、木々が新芽を出し、アワアワとした薄緑色が裸の木々を覆い始め、そして直に陽に燦めく緑へと変貌していくことでしょう。

さて、学校です。

今日から、新学期。寮に入る新入生達の他に、親戚や家族が迎えに行った新入生もいるのですが、まだあと二人来ていません。

入学式は?と聞かれても、「もう少し、待ってね」としか言えません。本当は、今日、皆、揃ってくれているとよかったのですが、残念ですね。なかなか思い通りにはいきません。

留学生は、全部で11人と、去年4月に入って来た人達の半分ほど。しかしながら、新入生のクラスは、花盛りと言いますか、在日の人達がその同人数ほど入ってくれていますので、いつも通りに賑やかになりそうです。

その他に、「N2クラス」にも、中国からの在日の人が、二人くらいでしょうか、来る予定です。上のクラスに入るというのは、「非漢字圏」の人には少々敷居が高いようで、どうしても「漢字圏」の人になってしまいます。漢字が読めないと、単語の数が圧倒的に足りなくなるからでしょうか。それでも、学校で勉強を続けていると、勘と言いますか、それが育つものなのですが。もとより、一人でそれを育てるのは難しいようで、途中から入ってくるのは、だいたいが「漢字圏」の人。中国人と決まってきます。

今日も、見学者が一人来るようです。さて、どうなりますかしらん。

日々是好日
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