ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

地獄の沙汰も酒次第(5)

2016年07月13日 04時04分13秒 | 酒の話
さてこうして鬼たちに引き立てられていったのは泥酔い地獄。
門に近づくと酒の匂いが立ち込める。
とっても懐かしい薫り、娑婆の香り・・・
うんうん、ここだ、ここだ!

中にはどうやら5つの地獄の池があるらしい。
ビール地獄、焼酎地獄、日本酒地獄、ワイン地獄、ウィスキー地獄。
そしてどうやらここに突き落とされるらしい。
(えっ?ブランデー地獄とかラム酒地獄とか、老酒地獄とか、ないの?作ったらいいのに・・・たまには入りたいという人もいるだろうし・・・
それに打たせ湯ならぬ打たせ酒とか、薬草入りの酒湯とか・・・娑婆の温泉とかスーパー銭湯とかを、もうちょっと勉強し見習ってほしいな・・・)

「どれにしようかなぁ~まずはビ・・・」と迷う間もなくいきなり鬼たちに手近なビール地獄に突き落とされた。
うわ~~~!あっぷあっぷあっぷ!!

「ねぇ~何にする?」
「そうやなぁ~まずはビールにしようか・・・」
こんな微妙なニュアンスというかゆとりというか、そんな気持ちが鬼たちにはまったくないらしい・・・
いやいやこんなこと言ってる場合じゃ。
深い!足が、足が届かない!!
そしてどうやら何とか浮かび上がった。

「さあ呑み干すのだ。呑まないとおぼれ死ぬぞ!!」
と鬼は冷たく言う。
確かにビールは程よく冷たい。
泡も気持ちいい。
ビール風呂も悪くない。
しかし、ビール?
なぁ~んだ、第3のビールじゃないか!
地獄の経営も苦しいのかな?
経費削減か・・・
ヱビスかプレミアムだったらよかったのになぁ~
でも閻魔様とヱビス様、なんか仲が悪そう。
どちらも肥満体は同じだけど・・・

なんて言ってる場合じゃない!
ぶくぶくぶく、このままじゃおぼれ死んでしまう。
1度死んだ身とはいえ、もう2度と死にたくはない。
どうやらここはビールの泉。
ごくごくごくと呑んでるのに・・・
底からビールがつぎつぎつぎと湧いてくる。
呑んでも呑んでもわいてくる。
もうかなり酔ったのに・・・
腹もいっぱいなのに・・・
く、苦しい~~~!

そして岸に上がろうとすると鬼たちが棒でつつく。
「呑め、呑め!呑め!!真面目に呑め!!!」

う~~~ん、せめてなんか肴ない?
スルメとかサラミとかメザシとか・・・
(嫌いだけど、このさいしょうがない)オカラとか・・・
贅沢言わないよ、
刺身なんて言わないよ。
寿司なんて言わないよ。
焼き鳥とか串カツとか言わないよ。
ソースの2度付けあかんで!でも構わないよ。
せめてキャベツ食べ放題!くらいできない?

なんて聞いてくれるはずもなく、


く、苦しい~~~~!
やがて気を失った。

(続く)
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地獄の沙汰も酒次第(4)

2016年07月12日 05時05分20秒 | 酒の話
ずいぶん待たされた。
やっぱり乗船代を6円にねぎったのがまずかったのかなぁ・・・
そして薄ぼんやり照っていた日差しも暮れて周りも暗くなったころ、
やっと手下の鬼たちが来てお白洲に引き立てられた。
周りは暗い中にかがり火が赤々と灯っている。
(地獄の世界ではまだ電化していないのかな?)
赤鬼・青鬼・斑鬼、
そんな鬼たちに囲まれた一番奥にいるのはあの有名な閻魔様。
絵に描かれ仏像に彫られた通りの憤怒の表情。
あんな表情を続けるのはかなり疲れるだろうなぁ・・・
それとも筋肉がすっかり硬直してしまってるのかなぁ~
それとも怖がってほしいのかなぁ~
うんうん、きっとそうだろう。
この閻魔様を見て「きゃぁ~かわいい!!」なんてギャル死人などにいわれたら、まったく閻魔様の立つ瀬はない。
ここは一応閻魔様の顔を立てて怖がっておこう。
そこで、ははぁ~~~とばかり土下座する。
閻魔様もこれで今日の仕事は終わり。
早く帰って呑みたいなぁ~なんて思ってるもんだから、かなりなおざり。
あくびしながら壁の柱時計をちらちら見る。
えっ、地獄に(年代物とはいえ)柱時計があったのか・・・
傍の秘書鬼が罪状を読み上げる。

「ぐうたら百姓、せっかく娑婆で生を受けながら、ただただ、むざむざ、だらだら、生きてきた、いてもいなくてもどうでもいい人間。
ただ呑むだけで何の役にも立たなかった人間。その罪軽からず。
よって灼熱地獄でその緩んだ心と体を焼いて鍛えなおすのが妥当かと思われます」
そう聞いて閻魔様、物憂げに面倒くさそうに「ふむ、ふむ。そうせい!」
いかん!暑いのはかなわない。
「お言葉ながら、ひたすら呑んで暮らしたのはこれも世のため人のため、ただただ酒税を誰よりも多く払いたいと思ったればこそ、そこら辺をどうかおわかりいただきたく・・・」
と大切に持ってきた1升瓶、「ともあれ、まずは・・・」と閻魔様に注ごうとしたら、
「なんだそれは?酒か!今は勤務中である!!酒でごまかそうとは許せぬ!!!」
(いかん!閻魔様って意外と律儀な仕事人間だったんだな)
「いえいえ、酒ではありません。般若湯です」
「なに、般若湯とな?」
そして1杯、ごくごくごく。
「うむ、いかにも般若湯だ」
そして少し気を取り直して、
「それなら針地獄はどうだ?毎日毎日針に針山をのぼり刺されて娑婆での暮らしを反省しろ!」
「いえいえ、娑婆ではいつも健康に気を使い心の中までアルコールで消毒してきました。
地獄に来てまで針灸や足踏み健康をしたいとは思いません。ほかにもっといい物件はないでしょうか?」
といいながら、すかさず閻魔様に酒を注ぐ。
閻魔様もそろそろいい気分になって、
「まったく面倒くさいやつだな、じゃぁここから選べ!」と、メニューを投げてよこす。
(ここはファミレスか?)
でもまあ自分で選ぶのにこしたことはない。
メニューを見ると、
ずいぶんいっぱいあるんだなぁ~

・等活地獄~お互いに殺しあう世界らしいどうもこんな世界性に合わないな・・
・黒縄地獄~暑く焼けた鉄板に倒して焼けた縄でたたく。勘弁してよ焼き鳥じゃないんだから。
・衆合地獄~剣の葉を持つ木の上に美人がおいでおいでと誘惑し、登ると今度は木の下に美人が現れる。その昇り降りのたびにけがだらけ。でもこの方がましか。登らなければいいのだから。
 誘惑にはもう負けないぞ!
・叫喚地獄~熱湯の大釜や猛火の鉄室に入れられ、号泣、叫喚する。温泉くらいの暑さだったら、サウナくらいの暑さに部屋だったら考えてもいいな。
・大叫喚地獄~叫喚地獄よりもさらに大きな釜や部屋に入れられ苦しみはさらに増す・・・というのだけど叫喚地獄とたいして変わりない。ネタ切れ?
・焦熱地獄~串刺しにされて鉄板の上で焼かれる。焼肉じゃないんだから。勘弁してよ。
・大焦熱地獄~また更なる極熱で焼かれて焦げるという。焦熱地獄とたいして変わりないね。ネタ切れ、想像力不足。ごめんだね。
・阿鼻地獄・無間地獄~坊さんたちの食糧や田畑を荒らしたり仏像や仏具などを壊した罪人が落ちる最悪の地獄。飢えに苦しみ自分の手足さえも食べるという。食料不足の時僧侶達の面倒を見ると言っておきながら、何もせずに飢えさせた者が落ちる・・・なんていやはや、坊さんの恨みは怖い。こんな坊さんたちこそ地獄に落ちないのかな?
・八寒地獄~ものすごく寒いところらしい。

(まったくろくな物件はないな!)

「あの~叫喚地獄と八寒地獄をブレンドした物件はありませんか?」
「そんなものあるか!」と一喝される。
しかしよく見るとメニューの最後に小さく「本日のお勧めメニュー」というのがあった。
「泥酔地獄」
「うん?これは??」
「酔っ払いが行くとこだ。無理やり呑まされるぞ。苦しいぞ~~~!」
これだ!
「ここに行きます!」


(続く)
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落ち葉

2016年07月12日 04時22分48秒 | 花便り


なんてこともない落ち葉の写真です。



でも落ち葉ってとってもきれい!・・・だと思わない?



やがて朽ちて土にかえっていく・・・



最後に輝き朽ちていく・・・



美とはそんなものかもしれないね。



死とはそんなものかもしれないね。



なんてこともない、落ち葉の写真でした。


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参院選

2016年07月11日 19時31分17秒 | ニュースの中から
参院選、たいして面白くもないあたりまえとも思える結果に終わった。
改憲勢力が三分の二に達したと報道されているけど、
公明党は改憲ではなく単に現行憲法につけたしをしようとしてるに過ぎないし九条の改憲にも反対している。
としたら改憲勢力が三分の二に達したという報道はきわめて意図的だ。
(公明党が与党にいること自体がおかしい)

憲法改正は悪いこと、その勢力が三分の二に達したと危機感を煽って自分たちの都合のいいように世論を誘導する。
昔ながらの朝日・毎日的な手法。
そこにあるのはエリート意識と大衆蔑視。
いつも上から目線で大衆を誘導しようとする。
そしてそれに洗脳された一部の大衆。
大手メディアの色メガネを通してでなく、
もっと自分の目で見ろ、自分の頭で考えろ、と言いたい。

憲法を一字一句変えることさえ許さない、
議論することさえ許さない、
どうしてより良い憲法を作ろうと思わない?
自衛隊は普通に憲法を読む限り憲法違反だよ。
それなのになし崩しに容認されるようになった。
それは今の憲法が不備だからだ。
それならどうして自衛隊を認めないという憲法にあらためようとしない。
そして護憲主義者は、憲法を守れ!9条を守れ!主義者はどうして原点に戻り自衛隊は憲法違反だといわない。
自衛隊を廃止しろと言わない。
そしてどうしてこのような解釈を許した現行憲法を変えろと言わない。
どうして代案を出さない。
それはそんなことをいっても全く受け入れられないことがわかっているからだ。
それならどうして自衛隊反対と言ってきたことが間違っていたといわない。
自分たちの変節をどうして認めない。

守れ!反対!だけしか言わない人間を信用することはできない。
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選挙

2016年07月10日 15時03分12秒 | 田舎暮らし
今日は選挙・参院選。
でももう十数年選挙に行ってない。
こんなこと書くと非国民!と言われそうだけど、
実は選挙の投票所の雰囲気が嫌で、
人が少なそうな日を狙って期日前投票している。

今回も平日に行ったら一人だけ。
立会人が暇そうにしていた。
選挙に行くときまでには入れる人や党は大体は決めてるけど、
その場の気分で変えることもある。

今回はあまり面白くない参院選。
でもまあそれでも期日前投票をしていた。
ほとんどの選挙には投票に行ってるけど、
それでも与野党相乗りの結果見え見えの首長選には、
何度かは無気力な野党への抗議の意味で行かなかったこともある。

ともあれ選挙。
わずかなわずかな1票でも、数少ない政治への自分の意思を表明できるチャンスなのだからね。
行かなきゃ~あね!
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改憲草案

2016年07月10日 04時36分49秒 | ニュースの中から
自民党の改憲草案を見ると、
今の憲法の悪文さがよくわかるし、それに縛られてほぼその添削でしかない草案~少しはましにはなってるけど、やっぱり悪文!
もっとましな文章が考えられないのか。

「憲法改正反対!」「憲法九条を守れ!」主義者に言いたい。
あなたたちが崇え奉っている憲法のその文章をいいと思っている?
こんな文章、恥ずかしくない?
こんな文章を「すばらしい!」と思ってるとしたらあなた方の美的感覚を疑うよ。
憲法はその内容だけでなく文章も国語のお手本になるようなものでなければいけないと思うのだけど、あななたちにはそんな感覚もないの?
改憲の議論さえ許さない!一字一句さえも変えることを許さない!
今の憲法ができてから、もう60年以上たつのにその間一体何をしてきたのだろう?
大脳が硬直化してすっかり麻痺したのだろうか?

どんなことでもそう、
絶えず新しい血を導入しないとたちまち老害となりやがて化石化していく。
日本国憲法を守ることが「革新」だと思っているうちに今では超保守主義者になって現実から取り残されているんだよ。
朝日や毎日に踊らされて、それが進歩的だと信じて、朝日や毎日の利権を守ってるだけなんだよ。

いったい「自衛隊は憲法違反!」「日米安保条約反対!」あの錦の御旗はどこに行った?
自衛隊は憲法違反~今の憲法を普通に当たり前に読むかぎり、それは当然じゃない?
日米安保条約反対~自助・共助・公助これが基本じゃない?
国を守るのも金さえ出せばいい。
でもね傭兵はすぐに条件のいいところへ鞍替えする。
ローマ帝国は傭兵によって滅ぼされた。

日米安保条約廃棄して国は自分たちで守る。これ当たりまえのことじゃない?
その錦の御旗いったいどこに消えた?
 
自分自身は昔から少しも変わってないよ。
「自衛隊は憲法違反!」
「日米安保条約反対!」

自衛隊は憲法違反。
でも現実に自衛隊は必要なのだ。国土を他国からの侵略や大きな災害から国民を守るために必要なのだ。
とすると今の憲法はすでに時代遅れ。
憲法は買えないといけない。
はっきりと防衛を明示しないといけない。
また逆に「自衛隊は憲法違反!」と思ってる人たちは今の憲法がなし崩しに変えられてきた憲法の条文の不備に対して変節を許さないような条文に改正するような案を出さないといけない。

日米安保条約反対。
でも現実には北方領土4島も竹島も日米安保条約以前に外国に奪われている。
もし今日米安保条約がなかったらたちまち尖閣列島は中国に奪われてしまうだろう。
そう考えると今すぐに日米安保条約を廃棄するのは不可能。
米軍基地もそのまま認めたうえでさらに国防力を充実し、その後で廃棄すべきだろう。
このような長期戦略もなくただただ沖縄で「米軍基地反対!」と叫んでる人間をみると党利党略、自分たちの利益しか考えてない超保守主義者だとしか思えないのだ。

憲法改正反対~それなら代案を出せ、と言いたい。

あっ、いかん!こんなこと言いたかったんじゃない。
今の憲法と改正案の文章のことについて言いたかったのだ。
どちらも悪文!~もっと具体的に言いたかったのだけど、長くなったので次回に・・・
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久しぶりの雨

2016年07月09日 00時37分42秒 | 田舎暮らし
一日雨が降り続いた。
久しぶりの本格的な雨。
梅雨明け宣言どうしようかなぁ・・・とやきもきしてた気象庁の梅雨開け担当者も(そんな担当者がいるかどうか知らないけど・・・)
これでやっと一安心。
「梅雨明け宣言しなくてよかった~~~~!」

しばらく雨が続くとか。

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ヤブカンゾウ

2016年07月09日 00時11分54秒 | 花便り


地味な花が多い里花のなかでまるで園芸種のように大きく目立っている。
若葉は山菜として好まれる。
うん?あんまり食べてる人見ないなぁ・・・



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地獄の沙汰も酒次第(3)

2016年07月08日 19時18分05秒 | 酒の話
ぎーこ・.ぎーこ・ぎーこ
櫓の音だけが聞こえる。
次第に岸から遠ざかりすぐに岸が見えなくなる。
岸ばかりではない。
暗い霧に舳先さえも見えない。
いったい何人乗ってるのだろう?
みな一言もしゃべらないでじっとうつろな目で・・・
底も見えない川底を、
雲もなくただひたすら暗い空を、
霧でまったく見えない対岸を、
もうすっかり見えなくなった今来た岸を、
いつまでもいつまでも見続けている。

みんなどうしたんだろう?
まるで死人のようじゃないか。
そうか、みんな死んでるのだ!
じゃあしゃあないな、一人で呑もう。
ごくごくごく・・・
しかし何にもない船だな。
カラオケでもないのか?
船頭は船頭小唄の一つも歌わないのか?
(別に聞きたくもないけど・・・)
綺麗どころのコンパニオンとかいたらいいのになぁ・・・
いっきいっき!なんて酒を進めてくれたら、もうちょっとみんな盛り上がるのになぁ・・・

ぎーこ・.ぎーこ・ぎーこ
相変らず聞こえるのは櫓の音だけ。

6円は安かったかな?
せめて10円くらいは払ってもよかったかな?
なんて思いながら一人でちびりちびり呑んでると、
やがて薄ぼんやりと対岸が見えてきた。

やっぱり!
たいして遠くないじゃないか。
うんうん6円でよかったんだ。

そしてようやく岸にたどり着く。
みんなぞろぞろ降りていく。
ここもやっぱり殺風景なところで、
周りは霧で何も見えない。
一応念のため日頃の癖、酒のバーゲン屋や自動販売機を探すけど、何も見えない。
もちろんここにも観光案内所もないし、コンビニもない。
これじゃまるで過疎の村だね。
もっとイベントをして地獄暮らし希望の人を呼び寄せて地獄興しをしようなんて思わないのかなぁ~
まったく面白くないところだなぁ・・・

しかしこんなに霧ばかりだと気象予報士は楽だろうな。
「今日は霧時々霧、所により霧です」
週間予報も楽だろうな、
「今週は霧時々霧、所により霧です」
でもこれだったら気象予報士はいらない。
みんな失業しているだろう。
というか現世では嘘ばかりついてたのできっと舌を抜かれているだろう。

なんてことを考えてたら周りの人は一人また一人と減っている。
どこに行ったのだろう?
そうかきっと地獄の法廷に連れていかれたんだなぁ~

さて地獄ってどんなところだろうな?

(続く)
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暑い!

2016年07月07日 19時00分29秒 | 田舎暮らし
暑い!
なんて暑いんだろう?!

夏も涼しい古民家住まいのはずが・・・
やっぱり暑い!
それでも暑い!
なんて暑いんだろう?!

とっても涼しくなるはずの、ご期待(?)の「地獄の沙汰も酒次第」の連載も今日は休載。
 ん?
 期待??

・・・なんの反響もない所を見ると誰ぁ~れも期待なんかしてないか・・・

とにかく・・・
暑い!
なんて暑いんだろう?!

なんてことを口実に、今日もまた、
怠けて、呑んで、
いつものようにのほほんと過ごしたのでありました。
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プリンターの接続

2016年07月07日 18時42分48秒 | ネットの中から
新しいプリンターの接続完了。
意外と簡単にできた。
昔は結構手こずったのだけど・・・
プリンターとの接続というとケーブルでつなぐというイメージがあるけど、
今では無線が主流らしい。
もうUSBケーブルさえ標準でついていないことにびっくりした。

以前、10年以上も前、パソコンを買い替えたとき同軸の端子がついていないため、
やむなく故障もしていないエプソンのプリンターを買い替えたことがある。
その時もプリンターは同軸ケーブルで接続するものだとばかり思ってたのでびっくりした。
(消費者はいつもメーカーに振り回されて、無駄な・・・というよりも、強制的に買い替えさせられる)

ともあれ昔と違いすんなり接続できた。
あとはキャノンに慣れるだけ。
カメラがキャノンの一眼レフなのできっとエプソンよりも相性がいいだろう。
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プリンターが・・・

2016年07月07日 02時46分28秒 | ネットの中から
「廃インクパットの吸収量が限界に達しました」
こんな表示が出てプリンターが使えなくなった。
故障したのではない。
廃インクパットというものを交換したらいいだけなのだ。
でも販売店に問い合わせたら、もう部品もない。

確かに買ってもう10年以上経つ。
でも1度も故障したことはない。
ところが2~3か月前から「部品交換の時期が近づいています、販売店に相談してください」という旨の表示が出ていた。
そして昨日「廃インクパットの吸収量が限界に達しました」の表示の後使えなくなった。
故障したのではない。
廃インクパットというものを交換したらいいだけなのだ。
ところが客側では交換できないようになっている。

これって変じゃない?
・・・なんて思わない人も多いかもしれない。
普通の家電でも10年以上使って故障したら、たいていの人は修理よりも買い替えようと思うだろう。
販売店も当然のように買い替えを進める。
それにだいいち部品がもうない。

修理したら使える機械を修理させないで買い替えさせる。
メーカーも販売店も自社の扱ってる製品に何のプライドも愛着もないのか?
かって機械を治すことに誇りを持っていたサービスエンジニアはもういないのか?
エンジニアがチェンジニアになり、
そのチェンジニアもいなくなり、
宅配便の集配で事足りる。
それで多くのサービスエンジニアが失業していった。

昔は・・・ほんの50~60年前まではそうではなかった。
家電はもちろん靴や傘や鍋や刃物や時計や服や壊れたらまず修理に出した。
どんなに省エネタイプの家電などが出てきても最大の省エネは買い替えではなく修理。
どうしてメーカーは自分たちの作っている製品を長く使ってくれることに誇りを持たないのか?
使い捨てだったら品質は悪くても少しでも安い中国製を選ぶ。

消費者はメーカーや販売店にのせられて、
というよりもほかの選択肢がなくやむなく買い替える。
でもその付けは消費者自身がかぶらないといけない。
その分余計に稼がないといけない。
自分の大切な時間を時間泥棒に奪われて暮らさないといけない。

江戸時代は高度には発達した省エネ文化があった。
今その文化が失われようとしている。

メーカーも販売店もまだ使えるプリンターを意図的に買い替えさせる。
それで今までずっと使ってきたエプソンのプリンターにべつに不満はなかったけど、
今度わざとキャノンに買い替えた。
キャノンも同じだろうけどせめてもの腹いせだ。


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地獄の沙汰も酒次第(2)

2016年07月05日 01時47分28秒 | 酒の話
そこは薄暗い道。
濃い霧が立ち込めている。
ここはどこだろう?
(道路標識くらい出してたらいいのに・・・)

でも1本道なので迷うことはない。
遠くにぽっかり明かりが見える。
みんなそこへ向かって憑かれた様に歩いていく。
みんな?
そう、どうやら一人ではないようだ。
姿は見えないけど、気配はわかる。
みんなとぼとぼと歩いていく。
(いったいいつまで歩くのだろう?)
唯一の明かり、唯一の光明をめざして・・・
(街頭くらい点けといたらいいのに・・・)

明かりは次第に大きくなり、
ようやく7日目にやっと川にたどり着く。
暗い暗い川、底は見えない。
空も周りも暗い霧。
対岸も見えない。
そしてひんやり湿っぽくてうすら寒い。
いつもの癖で周りを見回し、酒屋はないか?
せめて自動販売機でも・・・と探す。
ところがここは何~~~にもない!
(まったくしけた所だ。確かに湿気てはいるが・・・)
そこで隠し持ってきた酒をぐいと呑む。
(こんなところだけは抜かりない)

呑んでやっと気づいた。
そうか、これがあの有名な三途の川というところか。
観光案内所は?
そんなものもちろんない。
まったくしけたところだな。
サービス精神なんてないのか?

ここで思い出した。
確か1週間前・・・だったかな?
かなり呑んで、呑みすぎて、
そのまま・・・はてどうなったんだろう?
なんかうるさい音がしたようなしないような・・・
さてはあれは救急車だったのかな?
そして今ここにいる。
としたら死んだのかな?
いつも死ぬときはアル中で、と決めていたから、まあ予定通りというべきか。
死ぬまでにやっておきたいことたくさんあったけど、
というよりし残したことばかりだけど、
でも死んだ今となってはそんなこともうどうでもいい。
ただどうやら1升瓶だけはしっかり握りしめて離さなかったらしい。
我ながら瀟洒な心がけ。
うむ感心感心!
・・・なんて言ってる場合じゃない!
みんな渡し船に乗り込んでるよ。
急がなきゃ!

そして船着き場に着くと船頭が不愛想に「六文!」という。
えっ、六文?
あぁ、渡し賃のことか・・・
しかし、まったく時代錯誤もいいとこ。
「文」なんて金が今あるか!
この不愛想な、年齢不詳の(かなり年を取っているらしい、でもまだどうにか化石にはなっていない、どうやらかろうじて生きてはいるらしい・・・)この船頭にそういうと、
むっつり不機嫌に「じゃぁ6セン」という。
6銭?。
(だいぶ現代に近づいてきたな・・・でも「銭」なんてあるか!)
そういうとどうやら6銭ではなくて6千円のことらしい。
対岸まできっとそんなに距離はないはず、意外と近いはず。
それなのに6000円!
ぼったくりだ!
まったくふてぇ~野郎だ!
まったくせこい野郎だ
お前の名前ひょっとしたら「マスゾエか?」
そういえば髪型がよく似ている。
「えっ、マスゾエじゃない?それにマスゾエはまだ死んでない?まったく往生際の悪いやつだ!」

「6円にまけとけ!」
「とんでもない、まけられるか!!」

・・・6000円ないわけでもないが「地獄の沙汰も金次第」という。
ここは大事にとっておかねば。
それを「マスゾエ」いやこの不愛想な船頭に渡してたまるか。
こちらは(大阪生まれではないけど大阪で何十年も暮らした人間だ。なめんなよ大阪人を!)

そして交渉決裂。
じゃあいい帰る!
といってもと来た道を戻り始めると、この船頭あわてて
「6円でいい。まったく!・・・今日は客筋が悪いな」
とうやらきっと「六文」というのはこの船頭へのチップ、あるいは賄賂。
客をつかまえて対岸に渡すのが仕事なのだから、ただでも乗せたのに違いない。
6円損した!

とはいえ、何とかようやく乗り込んだ。
ぎ~こ・ぎ~こ・ぎ~こ・・・・艪の音とともに船は岸を遠ざかる。
(今どき手漕ぎの渡し船か・・・)

これで娑婆ともお別れか・・・

(続く・・・)


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地獄の沙汰も酒次第(1)

2016年07月04日 18時50分28秒 | 酒の話
人はみな持って生まれた寿命というものがある。
100まで生きる人もいれば若死にする人もいる。
でもそれはきっと寿命だったんだよ。
たとえ延命医療をしたとて寿命には逆らえない。
苦しい思いをしてもほんのちょっと命を伸ばすだけ。
そんなことに何の意味がある?
逆に延命医療のために寿命を縮める人だっているんだよ。

もし寿命はあと3年だといわれたら・・・
覚悟はできている。
やりたいことはたくさんあるけど、
3年でできることを整理して、それなりにやるだろう。
3か月と言われたら、これは焦るだろうけど、それでも延命医療は拒否しわずかながらもし残したことをやるだろう。

ところでこんなことを言いたいのではなく、
死んだあとどうしようかなぁ~ということを書きたいのだ。

このぐうたら百姓今までしょうもないことばかりして生きてきたので、死んだら地獄に行くに決まっている。
それならせめて地獄で楽しく暮らそうと、そんなことばかり考えている。
そこで地獄の話です。

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雷雨

2016年07月04日 18時43分28秒 | 田舎暮らし
毎夕雷と激しい雨。
以前、雷が近くに落ちてファックスが壊れたことがあるので、雷の時は気が気でない。
近くに来るなと思ったら、すぐにパソコンやファックスの電源を抜く。

やがて、土砂降りの雨の後、小降りになり、空があけて、太陽がまたぎらぎらと照りだす。

極端なんだよね。
単純なんだよね。

でもこれが夏。
まだ梅雨だけど、
もう真夏!
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