ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

七輪

2019年02月28日 08時26分53秒 | 田舎暮らし
アメリカの日本好きの歌手が手に「七つの輪」という意味で「七輪」と入れ墨してしまって、ネットでさんざんからかわれているらしい。
それでこの歌手、すっかり日本嫌いになって日本語を勉強するのもやめてしまったらしい。

しかし、からかってる人にいいたい。
あんたたち「どうして七輪というのか知ってる?七輪の意味も知らないでからかってるだけじゃない?」

七輪はほぼ毎日使っている。
鶏の餌炊きように。
でも正直なんで七輪というのか知らなかった。
中に丸いでっぱりがいくつかあるので、それを花に見立てて7つあるのかな?
もしそうだとしたら「七輪」の入れ墨を笑う方がおかしい。
ネットで見た限り由来はわからなかった。
それで久しぶりに大辞典で調べたら、なんてことはない、もっと実利的なこと。
7厘で買えたからだとか。
これじゃ笑われても仕方ないか・・・

七輪は炭を使うのが本来の使い方。
でも我が家では薪を使っている。
炭は高いし薪ならただ。
燃やした後は消し炭にして次の発火用に使う。
灰はためておいて畑の肥料にする。
小さな小さな循環型農業だ。
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名前

2019年02月27日 07時49分09秒 | 雑感
ふと気になって、自分と同姓同名の人いないかどうかネットで探してみた。
というのも自分の姓、多くはないけど滅茶苦茶珍しいというわけではない。
ネットではたまに見ることがある。
でも親戚関係以外では同じ姓の人に出会ったことは生涯2度しかない。
それで同姓同名を検索したらやっぱり誰もいなかった。
もっともそのサイトは電話帳での検索なので、電話帳に載ってない人は対象になっていない。
それでまったくいないとは言えないけど、やっぱりでも同姓同名の人っていない方がいい。
名前は自分だけのものでありたい。

子供の名前、相変わらず読みにくいものが多いね。
去年の赤ちゃんの名前ベストテンを見たら半分しか読めなかった。
この子達これから一生、「なんて読むの?」と聞かれて、
その説明に時間をとられて暮らさないといけないのだろうな・・・
それに凝った名前を付けたと思ってもそこは流行りに流されて、
ベストテンに入ったりする。
名前の字は多分今でも制約が、当用漢字と人名漢字だけという制約はあるのだろう。
でも字数には制約はないだろうか?
もちろん登録ソフトでの字数の制約はあるだろうけど、法的には制約はないのだろうか?
もしないのなら「寿限無寿限無・・・」もつけることができる。
誰か申請してみませんか?

ところで読み方には制約はないらしい。
それで「なんで?」なんて読み方も多い。
もっと読み方も制約したらいいのにと思わないでもないけど、
その一方で逆に字の制約も外したら面白いのにとも思う。
例えば「記号」なんかも認めたらどうだろう?
もっと名前の幅が、面白い名前が増えるのに。

 #  シャープ ---> 鋭い ---> えい
 ?  はてな
 !  驚 ---> きょう
 ※  米 ---> まい
 ♡  ハート ---> あい
 α  アルファ ---> はじめ
 などなどいくらでも広がる・・・

病院などに行くと受付で名前を呼ばれる、最初に姓を続いて姓名を。
「佐藤さ~ん、佐藤栄作さ~ん」などと

受付「田中さ~ん、田中・・・、あれっ名前書いてない!」
田中「いえ、名前はスペース1桁です」

受付「福田さ~ん、福田・・・あれっ?・・・スペース1桁さ~ん」
福田「いえ、スペース2桁です」

受付「安倍さ~ん、安倍・・・あれっ?・・・スペース2桁さ~ん」
安倍「ごめんなさい、名前書くの忘れてました」

まあ、名前にスペースを使うのだけはやめた方がよさそうだ。
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ミニミニ菜園

2019年02月26日 18時42分06秒 | 田舎暮らし
家の前に2年ほど前に作った、1.5坪くらいのミニミニ菜園。
ここにハーブ類やネギ、ニラ、シソ、百合などを植えている。
ネギやシソやハーブなどわざわざ畑までとりにいかなくていいので便利だ。

ベランダ園芸から始めて、次にちょうど同じくらいの広さの畑を借りて家庭菜園を始めた。
それから次第に畑を広げ、そしてそのうちとうとう田舎にきて農業を始めた。
最初は3反弱から始めて今では代替わりしてさらに広がり8反ほどもある。
でもベランダ園芸や家庭菜園のころが一番楽しかった。

昨日からミニミニ菜園の植え替えをしている。
今年は家庭菜園で最初に作った二十日大根やミニトマトも作ろうかな?
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「桃尻語訳・枕草子」

2019年02月24日 08時12分57秒 | 本の中から
2~3日前、図書館に行ったら、今月亡くなった堺屋太一さんのコーナーがあり、隣に橋本治さんのコーナーもあって本が並べられていた。
そうかぁ~橋本治さんも亡くなってたのかぁ~
橋本治さんってなんか気になる作家ではあったけど、まあそのうち読もうと、1~2冊は読んだかもしれないけど、今までほとんどスルーしてきた。
それでかねてから読みたかった「桃尻語訳・枕草子」を借りてきて今読んでいる。
枕草子は平安時代のブログ。
今この手のブログを書いたからと言って、大して評判を呼ぶことはないだろうけど、平安時代に書いたということに意味がある。
原文の文語体で読むと何かしらそれらしく高尚に思えて来るけど、しょせん中身は30代の女性の書いたブログ。
それを現代の口語体で、それも女性言葉で読むとその中身がとっても生き生きと感じられる。
この中身にあった、しかもとっても忠実な名訳だと思う。
(注)も丁寧でわかりやすい。
かねてから思っている、女が輝くのは30代から、男が輝くのは50代から。
ブログで見る限り、
子育てから次第に解放される頃、
退職間際、そろそろこれからの生き方を考える頃、
自分を見つめなおすとき、ブログは輝いてくるように思う。
10代20代のおおかたのブログは実につまらない。
清少納言も30代。
少しは落ち着いてきたころ。
感性だけで書いた書きなぐりブログ。
それが昔も今もブログの魅力なのかもしれない。
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八朔

2019年02月23日 09時01分18秒 | 食の話
なかなか果樹がならない我が家の果樹園の中で、
八朔だけは毎年少しだけど、実がなる。
今年は5個。
もうきっと食べごろ。
それで2個だけとってきた。
でも・・・八朔・・・食べるにはちょっぴり勇気がいる。
甘い柑橘類がいっぱい増えた中で、八朔だけは昔ながらの酸っぱい味。
夏ミカンがもうすっかり市場には出回らなくなったけど、
八朔だけは今でも市場に・・・あるのかな?
ともあれせっかくとってきたのだから、思い切って食べてみた。
すると、甘くはないけど、そんなに酸っぱくもなかった。
後味も良かった。
これだったら残りも食べられそうだ。
なんせ数少ない我が家の果実、
大切に食べないとね。
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公民館祭り

2019年02月22日 07時51分44秒 | 陶芸


先週は公民館祭りだった。
多肉植物を植えた鉢を出したけど、
やっぱりこんな展示会では小さな作品は少しも目立たない。
やっぱり(実用には何の役にも立たない)壺だね。





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蝋梅

2019年02月21日 19時02分43秒 | 花便り


蝋梅もいっぱい咲いています。
今年はヒヨドリにつぼみを食べられることなく、
とっても綺麗に咲いています。





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白梅

2019年02月21日 18時57分55秒 | 花便り


我が家の白梅はまだちらほら。
これから楽しみます。




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紅梅

2019年02月21日 18時47分35秒 | 花便り


紅梅はほぼ満開!
紅梅の写真です。





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失われた時を求めて・・・

2019年02月20日 19時59分12秒 | 本の中から
書くことは苦にならない。
書かないことも苦にならない。
でも気にはなる。

ふとブログをやめてもう2週間。
やっぱり書くことよりほかに、自分を記すものはない。
絵も音楽も陶芸も・・・そんな物何にもなりはしなかった。

プルーストの「失われた時を求めて」を読んでいる。
ちびりちびりと読んでいる。
19世紀のフランスの社交界のことなど何の興味もない。
「私」の心の中にも何の興味もない。
ただ「失われた時を求めて」の中に自分自身の失われた時を求めて、読んでいる。
この本の中で自分自身の「見出された時」を見つけることができるかどうか・・・
それを求めて読んでいる。
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今日もまた、うぃぃ~~~

2019年02月04日 18時54分33秒 | 酒の話
今日もまた、酔っぱらってますよ~~~!

ただ呑むだけが人生だ。
うぃぃ~~~
酔う以外に何がある?
この世に酒がなければ、絶対この世に生まれてはこなかった。

酔うだけが人生だ。
酔って、寝て・・・
あとはそのまま死ぬだけ。
酔う以外に何がある?

今日もまた、うぃぃ~~~
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日本国紀

2019年02月03日 17時07分58秒 | 本の中から
「日本国紀」(百田尚樹・著)を読んだ。
もうずいぶん本は買ってない。
本を並べて喜ぶ趣味はとっくに無くした。
今ではもう邪魔なだけ。
蔵書の中で再読したい本はほとんどない。
本は墓場までは持っていけない。
本をいっぱい持ってると残された家族も邪魔だろう。
古本屋に行っても二束三文でたたかれガソリン代にもならないのだから。

でも久しぶりに、この本はとっても気になったので買った、読んだ。
焼酎2本買えるのになぁ~なんて思いながら。
読んでみると、江戸時代までは、いろいろ光るエピソードはあるものの、ほぼ知ってる内容。
中学生・高校生向けの日本通史という気がした。
これなら「逆説の日本史」(井沢元彦・著)の方がいいと思った。
もちろん紙数が全然違うので一緒に比較するのは酷というものだ。

ただ気になったのは邪馬台国。
著者は今では少数派となった九州説をとっている。
巻向遺跡や箸墓古墳、近畿圏でたくさん発掘されている三角縁神獣鏡・・・などを考えると、
邪馬台国は近畿にあったと考えるのが自然ではないだろうか?
同時代に九州で同様の遺跡や古墳があるだろうか?
昔から九州説はあったけど違和感を持ってきた。
それは九州説はしばしば「神話は嘘だ」という前提に立った説だと思えるからだ。
そんなに早くから大和王朝ができてるはずがないという前提に。

神話は改竄することはできるけど捏造することはできない。
もし今の政府がまったく違った神話を作って「これが本当の神話だ!」と言ったら、そんなもの信じるか?
誰がそんなもの信じるもんか。
飛鳥時代だってそれは同じ。
確かに当時の政権に都合よく改竄された箇所はあっただろう。
隋に対して唐に対して、日本は歴史のある国だと対外的にアピールする必要が、
とりわけ古事記でなく漢文で書かれた日本書紀にその意図があったはず。
そのために日本の建国を大幅に古くした。

でも、まあ魏志倭人伝の記述だけでは邪馬台国がどこにあったか、なんてわかるわけはない。
でも、まあ今までの発掘の状況では大和説が自然。
でも、まあ確定するまで時を待とう。
今後の発掘に期待しよう。
(箸墓古墳の発掘を早く認めろ!)

それからもう一つは豊臣秀吉の朝鮮征伐の話し。
「朝鮮征伐」という言葉はこの本では記されていない。
でも「倭寇」なん言葉が、日本を卑しめる言葉が今でも横行してるとき、
この「朝鮮征伐」という歴史用語だけを抹殺するのも理に合わぬ。
歴史用語は歴史用語としてそのまま使えばいいのだ。
この朝鮮征伐、文禄の役では日本は勝ったけど、そのあとの慶長の役では、李舜臣の活躍で苦戦したと歴史では習ったけど、実際は日本軍が圧倒してたという。
この記述、やっぱりなと思う。
当時の日本は宣教師が武力による征服をあきらめたほどの武装国家。
世界有数のあるいは世界最強の武装国家だった。
これでは朝鮮と明の連合軍が勝てるわけはない。
李舜臣が日本軍に勝ったのは護衛のない輸送船をただ一度襲っただけ。
それ以外まったく手出しができなかった。
亀甲船も全くのフィクションだったという。

それからもう一人の朝鮮の英雄、テロリストの安重根。
日本の朝鮮併合に反対してた伊藤博文を暗殺したテロリスト。
それを頓珍漢にも暗殺したテロリストが今では英雄?
ということはやっぱり朝鮮は日本に併合されたかったの?
まあ確かに日韓併合は朝鮮人が望んだことだったのだけど。

しかしねぇ~もっともっとましな英雄は朝鮮にはいないの?
護衛のない輸送船をただ一度襲っただけの英雄と、
併合に反対してた人を殺したテロリストと以外に?

ともあれこの本のメーンは明治以降。
それまでは単に導入部。
百田尚樹氏に対しては賛否あると思うけど、
とりわけ百田嫌いの人に、この本を、とりわけ明治以降を、ぜひ読んでほしい。
百田尚樹嫌いの人ほど読んでほしい。
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蝋梅

2019年02月02日 18時14分42秒 | 花便り


今年は蝋梅、今の所ヒヨドリに食べられることもなく、咲いている。
後しばらくしたら、満開!

それで(今のうちに)蝋梅の写真です。











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うっすらと雪模様

2019年02月01日 18時50分37秒 | 田舎暮らし
朝はうっすらと雪模様。
でも日が昇ると、すぐに溶けた。



玄関のだるまストーブと昭和のガラス。
うっすら雪によく似合う。
侘しくもほんわり暖かい、昭和のガラスとだるまストーブ。
ほんわり暖かく、この冬を過ごしている。

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失われた時を求めて~ソドムとゴモラ

2019年02月01日 18時00分51秒 | 本の中から
「失われた時を求めて」の3巻目「ゲルマント侯爵夫人」をどうにか読み終えて、
4巻目「ソドムとゴモラ」を借りてきた。
「ゲルマント侯爵夫人」の2部は実に延々とサロンの描写や会話が続く。
表面は愛想よく陰では悪口・・・こんなサロンの雰囲気が伝わってきて、うんざりしつつ読んだ。
たいていの人は「ゲルマント侯爵夫人」あたりで読むのをあきらめたのではないだろうか?
最初は10数人、図書館借りて読んだらしいこの町の読者も、
3巻目、4巻目になるとどうやら一人だけ!
そしてこの長い長い小説を、とってもテンポの遅い大河小説を、毎日毎日ちまちまと、毎日50~60ページうんざりしつつも読んでるのだけど、
でもなんか気になって、読み続けている。
そのうち面白いと思うかもしれない。
これから「私」はどうなっていくのか?
実におびただしい登場人物はこれからどう絡み合っていくのか?

7巻まであるので先は長いけど、他の本も併読しつつ、これからも気長に読んでいくだろう。

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