ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

田舎の家

2005年09月30日 19時33分28秒 | 田舎暮らし
田舎の家と聞いて何を想像するだろうか?
囲炉裏や釜戸だろうか?
でも今時そんなものほとんどない。
たいていの田舎の家の定番は、
広い玄関と廊下。
玄関にはたいてい吉野杉の飾り物とか大きな花瓶とかが置いてある。
そして居間がありそこにはソファーの三点セット、サイドボード、もう誰もひく人のいないピアノ。
部屋数は多いのにどこもひっそりしている。
将来子供達が帰ってきてもいいようにとせっかく増築したのに、子供達は都会に行きっぱなしで誰も帰ってこない。
広い部屋は空気がよどんで息苦しい。

田舎暮らし派が想像する田舎の暮らしとは実際はきっと違っていることだろう。
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田舎暮らし物件情報

2005年09月30日 19時14分59秒 | 田舎暮らし
近くで売り家の物件があったので見に行った。
体験農園にきた人に近くに物件がないかよく聞かれるので、
地元の人に何かあったら紹介してくれと頼んでいたのだ。

そこはここから車で10分くらいのところ。
去年の台風で浸水してもう誰も住んでいない。
古民家を大分改築しているようだ。
梁はとてもしっかりしているし、瓦も新しい。
ただもう古民家風ではないのでそれほど楽しくはないけど・・・

畳は濡れたらしくはがしてあった。
住むにはかなり手を入れないといけないだろうが、
素人でも時間さえかければできそうな気がした。
水周りも何とか使えそうだ。
トイレも水洗だし・・・。

それから田んぼが2反ついていると言う。
評価は「う~ん」よくわからん。
ただ洪水対策、溝を深く掘っておくとか、ブロック塀を作るとか必要だろう。
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阪神優勝。

2005年09月30日 10時19分34秒 | 田舎暮らし
まだ二年前の疲労が残っているというのに、またしてもとんでもないことをしてくれた。
前回の18年ぶりの優勝だってまだ早すぎると思ってたのに・・・
ところがなんと2年目でまたしても優勝!
こんなことがあっていいのだろうか?
いつも最下位にいてこれ以上落ちる心配はないという安心感をファンに与えるのが阪神の役目ではなかったか?
これでは、選手を愚痴り監督を愚痴り最後に球団の悪口を言って大いに盛り上がる酒場での楽しみが失われてしまうではないか。

これはきっと何かの間違いにちがいない。
それとも天変地異の前触れか?
今、阪神ファンは不安にかられている。
阪神ファンは疑り深いのだ。
絶対にこれは誰かの陰謀に違いない。
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幻の有精卵

2005年09月28日 07時46分15秒 | 鶏の話
せっかく手に入れた有精卵。
まったく抱く気配がない。
産卵箱でむなしく抱いてくれるのを待っている。
自分達の産んだ卵でないとダメなのだろうか?
例のひきこもりニワトリはすっかりひきこもりをやめてしまった。

今日も卵はむなしく抱いてくれるのを待っている。
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雄鶏のこと

2005年09月27日 10時09分15秒 | 田舎暮らし
あまりに雌鳥が傷むので、そろそろ2羽の雄鶏のこと覚悟を決めよう。
今まで気が乗らなくて、それに有精卵にこだわっていたので先送りしていたのだけど・・・
このままでは雌鳥がかわいそう。
4年前に実習でさばいた事はあるけど、本を片手にやってみるか。
それにもう多分堅くてダシくらいにしかならないだろうから、少々失敗してもまあいいか。
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ジンジャー

2005年09月27日 10時08分47秒 | 田舎暮らし
上月の棚田でTさんからもらったジンジャーの根をわが家の湿地に植えた。
ここは水が抜けずもっぱら猪の遊び場になってたところ。
棚田のそばの水溜りに生えていたジンジャー。
猪に荒らされていた気配もないのでうまく育つかもしれない。
そしたらすっかりもてあましていた湿地も少しは役に立ってくれるだろう。
そして毎年、白い花と香りで楽しませてくれるだろう。

将来は来園者にジンジャーエールをのませて。
ジンジャー供養の為にジンジャー神社を作って、
お賽銭をがっぽり稼いで・・・
毎晩それでお神酒を飲んでジンジャーを弔う。
なんて、すぐアホなことを考える、農民でした。
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朝市

2005年09月26日 06時44分41秒 | 田舎暮らし
月一度の朝市。
月に一度しかないのにいつも持っていくものに苦労する。
まして今は夏野菜が終わって何もないとき、畑に残った野菜を何とか集めて、他になんにもないので、柿をたくさんとってきた。ここらでは誰も食べない小さな柿。昔学校帰りに食べた柿。10個100円!・・・だったら買うかな?
他にカボチャ2種、冬瓜、トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、ムラサキサツマイモ、パプリカ・・・を積み込んで、出発!

ナスとトマトはあっという間に売れてしまった。
すぐ売れてしまうと、安すぎたかな?となんか損したような気になる。逆に売れ残ると高すぎたのかなと思う。値段をつけるのは難しい。
冬瓜は去年はほとんど売れなかったので1本しか持っていかなかったので何とか売れた。
ここでは冬瓜を食べたことがない人が多いのだ。
パプリカはかなり売れ残った。1個50円・・・それでも高いのかな?

ともあれ、まあまあの野菜のわりには、あまあまあ売れて、まあまあの気分で帰ってきた。
柿は全部売れた。
ただ勝手に木になってる柿を100個くらいとって選別しただけ。
そこにあるのは人間の労働だけ。
労働が価値を生む。
マルクス経済学の原点。
すべての野菜もかくありたいものだ。
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有精卵3日目

2005年09月26日 06時09分49秒 | 鶏の話
きのうもまた抱かなかった。
それで仕方ないので、やっぱりケージの中は落ち着かないようだ。
やっぱり赤い暖簾の産卵箱がいいのかな。
というわけで卵8個、印しをつけて産卵箱のほうに移した。
抱きだしたら毎日卵をチェックしないと。
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有精卵2日目

2005年09月24日 19時08分39秒 | 鶏の話
有精卵投入2日目。
でもまったく抱く気配はない。
他所の卵は抱かないのだろうか?
いや、そんなことはない、家の卵を他所のうちのニワトリに抱かせて孵ったのだから。
あすもまた様子を見てみよう。
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有精卵

2005年09月24日 09時59分54秒 | 鶏の話
他所の有精卵が手に入ったので、早速8個、閉じこもりニワトリに抱かせた。
けれども、ニワトリは落ち着かない様子でいつまでも抱かない。
しばらくこのままで様子を見ることにした。
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棚田

2005年09月24日 09時59分07秒 | 田舎暮らし
上月で棚田保存運動をしているTさんの棚田にのらさんたちと手伝いに行った。
Tさんの棚田は今年は猪にみなやられてしまった。
ほんとうは稲刈りの手伝いだったのだけど、
畑の手伝いに変わってしまった。
野菜ならば、他のである程度挽回する事が出来るけど、米や穀類はそれが出来ないので辛い。
わが家でも大豆がほとんど虫にやられてしまった。
(大豆は2年続きの不作!)

まず、いも堀。
芋掘りはわが家では来月末から11月初めにするつもりなのでずいぶん早い。
冬が早いからだろうか?
わが家から車で30分くらいなのでそんなに遠くはないのだけど、標高が違うのでかなり寒いのだろう。
里芋も掘っていた!
やっぱり寒くなるのが早いのだ。

もう彼岸だとはいえ、昼間は暑い。
汗びっしょりになりながら、思い切りハーブ畑の草刈りをした。
草ぼうぼうの中から、里芋と数本のレモンバームを確認した。
ルバーブがあると言う事だったけど良くわからなかった。
どうやら草刈りでなくハーブ刈りをしたかもしれない。

昼過ぎて、用があったので早々に、
干し草と藁をいっぱい車にぎゅうぎゅうづめにして帰ってきた。
干し草は山羊に藁は納豆を作ろうと思ったからだ。
今作っている小粒大豆を藁だけで醗酵させる昔風な納豆を作るつもりだ。
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体験農園2

2005年09月24日 09時58分13秒 | 田舎暮らし
田舎にこもっていると、閉塞感に襲われる人もいるかもしれない。
地元の人から、「他所でほっと一息つける場所が欲しい」と言う事を聞くことがある。
都会の人は田舎に来るとほっと一息ついて、田舎の人は田舎を出るとほっと一息つく。
ちょっぴり変だけど、得てしてこんなものなのだろう。

もし今ここで、インターネットや体験農園で都会の人と接する機会がなかったら、
あるいは同じような閉塞感に襲われたかもしれない。
家の中からそっと周りをうかがう、目に見えない視線。
きっとそれはどんな田舎にもあるだろうし、とりわけ逃げ場のない地元の人にとっては重圧なのかもしれない。

田舎暮らしをしたい人もそれが心配な点でもある。
「ほんとうに田舎で暮らしていけるだろうか・・・?」
でもふつうにやってたらそれほど心配することはない。
一番いけない事は無理して付き合おうとすることだ。
地域のためになにかしてやろうなんていうのは都会人の思い上がりだ。
あせる事はない、後ろをゆっくりついていこう。
田舎暮らしの工夫は田舎の人が良く知っている。
ただ教えてもらったらいい。

いつも、いい意味での、よそ者でいよう。
別に地元の人のようにその土地に縛られているわけではない。
だめだったら他所に引っ越したらいい。

田舎暮らし派のいいところは地元の人よりも都会との距離が近いことだ。
この距離を大切にしよう。
体験農園を通して今までの付き合い以上にたくさんの都会の人と知り合う事が出来た。
いつも違った人に出会えて、遅くまでいっしょに酒を呑み、違った話を聞ける。
これが体験農園の楽しみだ。
それに体験農園に来る人、とりわけ有機農業系は変わった人が多い。
自分を有機農業系最後のまとも人間だと自覚できるのも楽しい。
ただ困った事は、呑まないと喋らないし呑んだら眠ってしまうので、
酔った時の話は翌朝まるで思い出せないことだ。
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体験農園

2005年09月22日 22時21分44秒 | 田舎暮らし
人って皆違う。
平凡な人って誰もいない。
もしもいると感じたら、それはそに人の見方が平凡なだけなのだろう。

体験農園を始めて一番嬉しいことは毎回いろんな人と出会うことだ。
それは新鮮な驚きだ。
みんなほんとに違うんだから。

もしもこんなことしなかったなら、きっと田舎の閉塞感に悩まされる日々をおくっていただろう。
でも体験農園でいろんな人と知り合って、都会の情報をえる事が出来て、いつまでも田舎暮らし当初の新鮮さをもっていられる、こんな嬉しいことはない。

「良く知らない人を泊められるね!」と、言われることがあるけど、知らない人と接してこそ、楽しいことはいっぱいあるのだ。
毎回いろんな情報をえる事が出来る。これこそ体験農園の最大のメリット。

またいろんな変人奇人ただの人、いっぱい来てくれたらいいな。
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雑魚とり

2005年09月21日 18時42分30秒 | 田舎暮らし
近くの川で雑魚とりをした。
網をはって、引き上げるだけ。あとは網に引っかかった魚をひたすらはずすだけ。
~これが一番面倒な作業。
はずした魚はバケツに放り込む。
2~3回も網を入れるとかなり魚が取れる。
竿で一匹一匹釣るのに比べたらまるで馬鹿みたいだ。
この魚は佃煮にしたりから揚げにしたりする。
今日も酒がすすみそう。
元気がいい魚を何匹か生きたまま水に入れてもって帰ってきて、裏の沢に放した。
生き残るだろうか?
ついでにクレソンもたくさんとってきた。
去年の台風で流されたので、沢のあちこちに投入した。
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ひよこの受難

2005年09月17日 06時33分54秒 | 鶏の話
鳥に餌をやってて思い切りひよこを踏んづけてしまった。しかも唯一の雌鶏を。
ひよこはぐったりして動かなくなった。そして目を閉じた・・・ 
これはいかんと抱きかかえて、体をさすってやったらちょっと目を開けた。
そっと地上に降ろすと立ってはいるが動かない。
また抱きかかえてさすったりしながら、下ろすと今度は数歩、歩いた!
何とか生きそうだ。
このひよこだけ隔離して様子を見る事にした。

そして数時間後・・・。
ひよこ復活!!
コメント (15)
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