ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

おくとういち

2015年11月30日 18時35分44秒 | イベント

昨日は赤穂市・坂越(さこし)で「おくとう市」があった。
地酒・忠臣蔵などで有名な奥藤酒造での市。
ここはとっても由緒のある酒造で、
確か(記憶違いでなければ)あの赤穂の討ち入り事件があったころからあった。
確か(記憶違いでなければ)赤穂唯一の酒造。
それできっと大石内蔵助はじめ浪士たちは城とりつぶしの日も、討ち入りしようと江戸に旅立つ日にも、
うぃ~!といってここの酒を呑んだにちがいない。

なんてことはおいといてl
おくとう市。
ここに我が家もはじめて出店したので(もちろん息子夫婦がだけど・・・)どんな市だろうとちょっと覗きに行った。



市は盛況だった。
飲食や雑貨がメーンの市のようで、我が店のまわりはちょっと寂しげだった。(緑のテント)



不思議だね。
龍野のオータムフェスティバルではあんなに売れて完売した人参ジャムや人参ペーストもぽつぽつの売り上げだった。




「昭和のコロッケ」には長い長い行列。
もちろん並ぶ気にはなれない。

ここでは酒のお試しセットがあった。
試飲用のぐい飲みに三種類の酒+ミニおでんのセットで500円。
呑んだかどうかは・・・企業秘密です!



さて、坂越は古い港町。
古い町並み大好き人間、港町大好き人間にはこたえられない町。



それにいつもは観光客もまばらなので昔の風情をのんびり想像しながら楽しむことができる。
広島・福山の鞆の浦も好きだけどちょっと人が多すぎ!!



帰りはちょっと先の海の駅によって魚を買って帰った。
ここの魚は新鮮でとっても安い!
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種付け

2015年11月29日 09時03分11秒 | 山羊の話
昨日は久しぶりに一日ヤギと過ごした。
ヤギが発情したという連絡を受けたので美作までタネつけに行ってきたのだ。
発情したのは一番若い2歳の(旧姓)ミドリ。
去年は全然発情の気配はなかったので今年が初めて。
うまく子供が生まれたら2か月ほど里帰りしてもらってミルクを絞るつもりだ。
そしてヤギ石鹸を作る。

朝山羊を迎えに行きそのまま高速で美作まで。
以前ヤギの会で行ったことがあるところ。
今12頭だったかな?ヤギがいる。
そのうち5頭が雄山羊。
5頭のオス山羊・・・その精力そのパワーには人間でも圧倒される。
1頭のオスヤギがたちまちミドリに迫ってくる。
ミドリは嫌がって逃げ出す。
まあともあれ、しばらくこのままおいとこうと、2~3時間暇をつぶしてまた戻ってくることにした。

(これはこのうちの雌山羊たち)







それから近くにあるノースビレッジに行った。
ここは第2回のヤギの会の会場になったところ。
ここのビレッジに泊り大いに呑んだ。

敷地が広いので、それに寒かったので人はまばら。
閑散とした感じだった。



羊がぽつんとさみし気。
ヒツジは群れるというけど、群れてなかった。
広いところに2匹だけいた。



当然のように山羊にも挨拶に行った。
柵がずいぶん狭くなっていたけど、そこそこの数はいた。



ヤギは所在無げに、退屈そうにあくびしてた。



でも山羊は人を呼ぶ。
不思議と山羊のところには人が集まる。





それから近くの山羊仲間の山羊牧場予定地に行った。
ここはたしか第3回のヤギの会の時に訪問したところ。
あれからどれくらい整備されたのかな・・・と楽しみだったけど、荒れていた。
草が生い茂っていた。
山羊さえいたらもっときれいになったのになぁ・・・
広大な土地で回りは何もなさそうなので山羊を放し飼いできるのではないだろうか?
それで廃鶏ならぬ廃雄山羊を2頭ほども放したら十分ではないだろうか?
1週間ほど小屋で飼い、小屋に慣らせたらあとは放し飼いしても多分逃げ出さないだろう。
イノシシにやられるかな?


さてそれから2時間ほどして戻ったら、ミドリはぽつんと一人だけいた。
オスヤギにおびえてたらしい。
というわけでうまくいったかどうかはよくわからない。
帰りも高速で持ち主の家まで送って帰ってきた。



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初霜

2015年11月27日 17時41分52秒 | 田舎暮らし
寒~~~~~~い!
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水仙

2015年11月26日 17時34分38秒 | 花便り


ふと見たら、もう水仙が咲いていた。
いつもは年明けくらいに咲くのになぁ~
紅葉もまだ紅くなってないのに・・・



(後ろの)マリーゴールドと共存の珍しいシーン。

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お富さん

2015年11月25日 17時30分13秒 | 車の話
演歌が過去のものになりつつある、
もともと演歌好きじゃなかったので、まあどうでもいいけどでもこのまま消えたらやっぱり寂しい。
しこしこの事情は外国でも同じだろう。
フランスの演歌、シャンソンは今ではすっかり過去の歌になってしまった。
新作はあるのだろうか。
イタリアのカンツォーネもそう。
アメリカのカントリーソングもまだあるのだろうか?

演歌以前の流行歌、これは完全に過去のものになってしまった。
流行歌と演歌これは明らかに違う。
演歌の湿っぽさ、恨みっぽさ・・・そんなものがない。

「青い山脈」

 若く明るい 歌声に
 雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
 青い山脈 雪割桜
 空のはて
 今日もわれらの 夢を呼ぶ

「夕焼けとんび」
 
 夕焼け空が まっかっか
 とんびがぐるりと 輪をかいた
 ホーイノホイ
 そこから東京が 見えるかい
 見えたらここまで 降りて来な
 火傷をせぬうち
 早ッコヨ ホーイホイ

「月がとっても青いから」 

  月がとっても青いから
  遠まわりして帰ろう
  あの鈴懸の並木路(なみきじ)は
  想い出の小径(こみち)よ
  腕をやさしく組み合って
  二人っきりでさあ帰ろう

昔の流行歌くだらない歌詞がおおいし、それ以上にうんざりさせられるのが伴奏。
歌詞に全く関係のないうるさいだけ。
こんなのを昔は喜んで聞いてたのだろうな・・・
でもその後の演歌にない明るさはある。

そしてこんな流行歌の一つにとっても流行った「お富さん」がある。

 粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪

きっと団塊の世代以上の人ならみな知っているだろう。
歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけ うきなの よこぐし)」の一場面を歌った歌。
切られの与三郎が、中腰でお富さんに近づいて、
「ご新造さんへ・・・」
さらに一歩近づいて
「おかみさんへ・・・」
さらに一歩近づいて
「お富さんへ・・・」
ここでお富さんはハッとする。
「いやさ、お富久しぶりだなぁ~!」
歌舞伎の名場面だ。

昔、与三郎とお富いっしょに心中しようとしたのに失敗した。
お富は助かり与三郎は滅多切りにされて川に放り込まれる。
でも与三郎は生きていた。
お富もその後豪商の囲われ者になった。
そして何年もたって、与三郎はお富にあった。
でもお富は気づかない、
そこでこの有名な場面になる。

 粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪
 死んだはずだよ お富さん
 生きていたとは お釈迦さまでも
 知らぬ仏の お富さん
 エーッサォー 玄冶店(げんやだな)
 
この詞なかなか難しい。
子供のころは、黒兵衛という名の粋な人かと思っていた。
見越しの松?お神輿に飾ってる松かと思っていた。
げんやだな・・・って何?
黒い塀越しに見える松、
その屋敷の中にしっとり濡れた黒髪のあだな姿のお富さんがいる。
切り刻まれて社会の末端で生きてきた与三郎はついつい恨みの一つも言いたいもの。
でも2番、3番の歌詞が好きだ

  過ぎた昔を 恨むじゃないが
  風も泌みるよ 傷の跡
  久しぶりだな お富さん
  今じゃ呼び名も 切られの与三よ
  これで一分じゃ お富さん
  エーサォー すまされめえ

  かけちゃいけない 他人の花に 
  情けかけたが 身のさだめ
  愚痴はよそうぜ お富さん 
  せめて今夜は さしつさされつ
  飲んで明かそよ お富さん
  エーサォー 茶わん酒

そうそう一晩思い切り呑んで過去の恨みは忘れよう!

・・・ところでなんで今頃、お富さん?

実は半年近くも前に買った車のナンバー、
なかなか.覚えられないのであて読みをつけようと思った。
でもなかなか思いつかない。
今までも読みにくい番号ばかり当たったのであて読みをつけるのに苦労した。
最初の車は「・・64」
これはすんなり「虫」とつけた。
次は「1089」ちょっと苦労した後「投薬」とつけた
その次は「2623」これは苦労した。
ちょっと苦しいながらも「浮浪児さん」にした。
そして今度は「4326」
これが一番苦労して。
そしてやっと思い浮かんだ「与三郎」
「切られの与三」という何とも情けない名がつけられた与三郎。
でも「切られの与三」だったらあちこちぶつかったり、すったりしても少しも構わない。
それどころかますます「切られの与三」って感じになってくる。

というわけでこれからこの車の愛称は「与三郎」にすることにした。




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オータム・フェスティバル

2015年11月24日 18時26分34秒 | イベント
昨日で3日間の龍野でのオータム・フェスティバルは終わった。
このイベント年々盛況になっている。
昨日は雨の予報があったためか人では少なかったけど、
1日目と2日目は多くて食べ物を出してるところはどこも行列、早々と完売のところも多かった。
我が家でも最初の2日でほとんど売り尽くし、
3日目はついでというか余裕というか、同じ場所でコンサートもあり、ゆったり聞いて過ごした。
新聞に載ったためニンジンジュースと人参ペーストも最初の2日間で売り切れてしまった。
山羊石鹸は意外と出なかった。ぽつぽつそれでも半分は売れたかな・・・
でもまあこんなものらしい。

3日目は陶器は出さなかった。
出しても全く売れなかっただろう。
売れないものと売れるものがほぼわかったので、これからは「攻め」でいこう!


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大阪市・大阪府首長選

2015年11月24日 03時59分07秒 | ニュースの中から
大阪市・大阪府首長選、大阪市・大阪府ともに大阪維新の会の圧勝だとか。
いったい大阪市民は何考えてるのだろうね。
先の住民投票で大阪都構想を拒否しておいて今度は大阪維新の会の候補者を選ぶ。
どないせぇ~!といいたくなる。

前・橋下市長のやったこと、理想はわかる、でも今までやってきた他党との合従連衡すべて間違い。

・マスコミや空気に乗せられ初めて総選挙に出た時点ですでに間違っている。
 じっくりじわじわ全国の地方議会に進出してたらもっと勢力をのばして、足元を固めて、総選挙に臨んだら今では自民に匹敵する勢力になってただろう。
 しかしこれは今だから言えること。あの時点で総選挙に出たこと自体危うさは感じつつも期待はしていた。
・そしてあのどさくさでみんなの党の合併が破たんした。みんなの党にもとっても期待してたのであれにはがっかりさせられた。
 その責任を橋下氏にだけ押し付ける気はない。
 自党をさえまとめることができなかった渡辺氏の責任も大きい。
・しかし太陽の党との合併にはまったくがっかりさせられた。
 石原慎太郎・・・もはや朝日ではなく落日の太陽。維新を支持したのはその言葉通り新しい太陽を期待したからだ。
 落日の太陽なんか誰も望まない。
 国会に代表者が緊急に必要だという状態でのあわただしい合併、政界の新参者が政界だけを見て支持者のほうを見なかった。
・そのうえ民主党との連携、このため旧、太陽の党の離脱・・・だけでなく維新の党だった人まで離脱していった。
・そして今みんなの党の渡辺氏と同じような立場に追い込まれた。自分で作った党から追い出された。

党首は会社の社長みたいなもの。
社長は会社を維持する、党を維持する責任がある。
会社がつぶれたら社員とその家族の生活はどうなるか?
分かれていった旧太陽の党の人たちとそれについていった維新の党の人たち・・・
そのほとんどは選挙で惨敗した。
選挙で敗けたら議員はただの失業者。
本人も家族もどうやって暮らして行くのだろうか?

維新の党は橋下という人の強烈な個性で集まりできた政党。
その個性を失ったときはつぶれるほかない。
次世代の党が惨敗して失業者の集団になったように、今の国会の維新の党もまもなく消滅するだろう。
所詮みんなの党の渡辺代表と同じく今までは橋下氏は小山の大将だった。
でもこれからは大阪市・大阪府首長選圧勝を機に一から出直して地元をしっかり見据えて大山の大将になってほしい。
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オータムフェスティバル

2015年11月22日 21時58分43秒 | イベント
オータムフェスティバル、昨日よりもたくさんの人出。
新聞にのったニンジンペーストとニンジンジャムなどのジャム類もみな売り切れてしまった。
明日は売る物がほとんどない!

ところで陶芸作品は?
今日はただの1個!マグカップが売れただけだった。
でも昨日と今日、全部で17個のうち8個が売れた。
なんと半分近くが売れた!
信じられない!!
買ってくれた人はみな女性。
やっぱり自分でも気に入ってる作品が売れた。
それもいかにも女性好みの、ちょっと変わったセンスのいい作品が売れた。
ぐい飲みは(自分では気に入ってたけど)売れなかった。
ただワイン用のちょっと変わったぐい飲みは2つ売れた。
皿は全く売れなかった。
おかげで傾向と対策がよくわかった。
狙い目はマグカップを主体に女性好みのちょっと変わったちょっとセンスのいい作品!
というわけで半分売れ残ったけど上出来!!
もう明日は売るのやめよう。

それに明日は雨模様、人出も少ないだろう。
早々に切り上げるつもり。
今回は間に合わなかった竹細工も来年はなんとか売れる作品を作りたいし・・・
陶芸と竹細工、この2つをなんとかこの農園の目玉商品の一つにしたいものだ。
ただでさえこの農園では影が薄いぐうたら百姓のこと、せめて陶芸と竹細工でなんとか見返したいものだ。
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山羊の功罪(4)~時間

2015年11月22日 06時13分02秒 | 山羊の話
ヤギがいなくなって得たものは時間。
今までいかにヤギに時間を取られていたか、
実際にかかった時間以外に精神的に取られていた時間も大きい。
旅行もせいぜい1泊まで。
旅先でも鶏のことはそんなに気にならなかったけどヤギのことは気になった。

そしていまヤギがいなくなってぽっかり空いた時間をただぐうたら過ごしている。
でもこのぐうたら時間がとっても楽しい。
根が生産的でない人間。
のほほんと過ごしている。

今年は花をいっぱい植えた。
今までは山羊を放すところには植えられなかったのだ。
これからは花だけでなく果樹も植えられる。
ヤギが果樹をかじるので植えられなかったのだ。
来年はこの農園をもっともっと花いっぱいにしたい。

しかし・・・その一方で思う。
この農園は来客が多い。
そして山羊に会うのを楽しみにしてる人も多かった。
山羊嫌い、という人はあまりいなかった。
たいていの人はヤギが好きかヤギに興味がないか、のどちらかで、
ヤギに興味のない人のほうがずっと多いと思っていた。
でもヤギがいなくなってそうでもないことに気付いた。
えっ、ヤギいないの?
というがっかりした顔を見るのはつらい。

ヤギは人を呼ぶ。
ヤギは何にもしなくても、ただいるだけで十分にその仕事をしている。

そこでふと思った、ヤギのショートステイを。
今のヤギ小屋を鶏小屋にして今30羽いる鶏を50羽位にしようかなぁと思ってたけど、
このまま山羊小屋として置いといてもいいんじゃないかなぁ~と。
山羊を飼ってて困ることは旅行の時、さらに困るのは入院の時。
入院が長引くと面倒見れなくなって、ヤギの虐待という事態にもなりかねない。

そんなときにまず必要なのは一時的に預かってくれるところ。
今4部屋あるので一組4ひき限定でボランティアで預かることができないだろうか?
長期だったらこちらだって何があるかわからないので、せいぜい3日程度。
それならできそうだ。
預かるのは一組だけ。
我が家が病気の感染源になってはかなわない。
当面はよく知ってる人の山羊だけ、あるいはその紹介の人の山羊だけだけ。
預けてそのまま引き取りに来ないような山羊飼いがいたら、わが家が山羊捨て場になったらかなわない。

時々違ったヤギに出会える楽しみもある。
そんなヤギのショートステイができないものだろうか?
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オータムフェスティバル

2015年11月21日 18時55分46秒 | イベント
龍野のオータムフェスティバル
イベントの多い小京都・龍野、その中でももっと大きなイベント。
そのイベントに毎年出店している。
初めのころはこちらも手伝ってたけど、今では息子夫婦がメーンでしてるので、
こちらはもっぱら野菜などの持ち運びを手伝うだけ。
でも今年は故あって3日間とも手伝うことになった。
でも今日はいつもの調子でのほほんとしてたけど、
明日は家内と二人だけ。
さすがにのほほんとはできないだろう。
というわけで今日はのほほんとせねば!



8時半過ぎに出発して30分で龍野。
そして野菜やジャムや山羊石鹸などを並べる。



まだ始まってないのに早くもぼちぼち売れだした。



実は今回(恥を忍んで)はじめて陶芸の作品を16個出した。
どれもみな300円で。
最初はこっそり目立たないところに並べたけど、
表に出せといわれて、ぐじぐじ迷った末、恥を忍んで表に出した。
売れるかなぁ・・・?
こんなもの
誰も買わないよなぁ・・・
そんなもの好きな、奇特な人は・・・
でも、1っ個でも売れたらうれしいのだけど・・・



ぼちぼち人も集まってきた。
昨日の新聞にこの農園のことがのったおかげで、
わざわざ来てくれた人も多かった。
とりわけニンジンジャムが大評判で当日分は早く売り切れた。

ところで陶器は?
なんか、誰も見てないよ。
そうだよね、どうせそうだよね、
いじけながら、あんまりこの場にいたくないよ、と思いながら、
ちょっと敵情視察に行ってくると、
早々と現場を離れ、敵情視察もそこそこに、コンビニに入りビールと唐揚げを買って、揖保川の出てに座り、ごくごく・むしゃむしゃ、うぃぃ~
やっぱり日頃はあまり人ごみの中には入らないので、まずは体の中から消毒しないといけない。
そう、いつも誰よりも体のことを考えているのだ。
ただ、いつも誰よりも消毒しすぎ!
という反省点はあるのだけど・・・

ともあれ十分に消毒した後帰ってくると、なんと陶芸が2品売れたという!
すごい!とっても物好きな人がこの世にいたのだ!
どんな人?と聞いたら若い陶芸好きな女性だったらしい。
うんうん、きっとその人とってもいい人なんだよ。
奇特な人、ボランティア精神にあふれてる人。
マグカップと受け皿を買ってくれた。
やっぱり!女性が好きそうなデザインだったから。

それからもう一人。
ぐい飲み2個。
これも女性が好きそうな形。
買ってくれたのはやっぱり女性。
やっぱり自分が好きだと思った作品が売れる。
ただぐい飲みは売れなかった。
実はぐい飲みが一番好きだったのだけど・・・
そのあと一人マグカップが売れた。
買ってくれたのはやっぱり女性。
黒土で作った、(自分では好きだけど)不愛想なマグカップ。
買ってくれてうれしい!



人もどんどん増えて、
売り上げもどんどん増えて、



今日は満足。
・・・でも明日からが心配だなぁ~
明日明後日、さすがにぐうたらできないな~
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登り窯

2015年11月20日 20時11分28秒 | 陶芸


今日も手伝いに行った。
手伝い?
いえいえ邪魔しに行った。



陶芸の先生の話をのんびり、のほほん。
こんな時間…いったい何年ぶりなんだろうなぁ~
とろとろ燃える火を見つめながら・・・
窯焼って、徹夜で必死にまきをくべていく・・・そんなイメージを持ってたけど、
4日かけてのほほんと薪をくべ、4日以上かけてのほほんとそれをさます。
そんなイメージを持ってたのだけどなぁ~



向かいは揖保川。いぼ素麺の産地だよ。
といっても、そうめん?あんまりインパクトないか。



温度も電気釜と違ってのろのろ上がる。
1日半でこの温度。
のどかだねぇ~~~



向かいはゆったりまったり揖保川の流れ。
のどかだねぇ~



そして大量の薪。
このうちの何分の一しか使わないらしい。

ただただ今日もまた、ゆったりまったりして何の役にもたたない、ぐうたら百姓でありました。
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オータムフェスティバル

2015年11月20日 18時09分13秒 | 田舎暮らし
今日の神戸新聞にこの農園の記事が載っている。
でもそれは息子夫婦の話。
無農薬野菜を作ってそれをニンジンジャムなどの加工品にして販売しているという話。

そう・・・このぐうたら百姓は最近ますます影が薄くなっているのです・・・
(もう新聞や田舎暮らし系の雑誌から取材されることはないだろうなぁ~)
そうそう今ではすっかり隠遁暮らし。
ますます偏屈人間になっています!

ところで明日から3日間、龍野のオータムフェスティバルに出店します。
ニンジンジャムなどの加工品を販売しますよぉ~!

ところで、今度こそ!と思っていた竹細工と陶芸・・・今年もどうも無理らしい、出店やめよう~
竹細工はワイン入れの籠を3つ作ろうと思ったけど、一つも間に合わなかった。
陶芸も売れるような作品はもちろんできない!
人にあげようと思える作品はいくつかできるようになったけど、
でもまだ売る勇気はない。
竹も陶芸もいっぱい売れる作品を作ってから、来年なるべく早い時期にイベントで売ろう!
一人でも買ってくれる人がいたらとっても励みになるから。

明日からのイベントには自作の網代網
のお盆やワイン入れに山羊石鹸やジャムなどの加工品を入れて売ろうかな?
もし竹細工のほうがほしい!という人が現れたらうれしい!
でも売って上げないよ!
売るのは来年!
来年まで待ってくださいね。
自分で本当に納得のいく、少なくともなんか恥ずかしいなぁ~とそんな気持ちに思わない作品ができるまで。
ボランティアで買ってくれるのでなく、買ってよかったと思う作品を作れるまで、
買い値相当の時間で作れるようになるまで、売るのやめます。

でも来年のなるべく早い時期、一人でも買ってくれたらとっても励みになります。
そしてその売り上げで1.5リットル1500円の焼酎・・・
いえいえ、2500円のk純米酒を買って自作のぐいぐい飲むのです!
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登り窯

2015年11月19日 17時01分56秒 | 陶芸


陶芸の先生の所に登り窯の窯焼きの手伝いに行った。
手伝いといっても焚火に当たってただけなのだけど。
薪を汗だくになってどんどんくべるのかと思ってたけど、
最初はとろとろくべるだけ。
たんなるたき火気分。
単に話し相手がほしかっただけなのだろう。
でもある程度の熱になったら今度はどんどんくべるらしい。
こうして4日間まきをくべ、4日間冷やして出来上がり。
陶芸教室の電気窯と違ってとっても味があるし出来上がりが楽しみだろうな。

そう、この窯の中にこのぐうたら百姓の作品も4つ入っている。
さてどんなに焼きあがるかな?

*ところでこの写真1枚だけ撮ってなんとバッテリー切れ!
明日も行くので全体の写真は明日とろう。
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山羊の功罪(3)~乳しぼり

2015年11月19日 06時11分43秒 | 山羊の話
ペットの山羊はオスの去勢山羊多い。
雄山羊は力が強く手に負えない。
雌山羊は発情の時の鳴き声がうるさく、毎日の乳しぼりが面倒。
そのてん去勢雄ヤギはおとなしく発情もしない。
というわけで去勢してない雄山羊がすくなく種付け相手を探すのに苦労する。

でもミルクを絞るのは山羊飼い目的の一つ。
我が家でも自給自足的な暮らしがしたかったので、
悪代官のごとく嫌がる山羊を押さえつけミルクを絞った。
とりわけあの暴れ山羊ユキはよいミルクを出してくれた。

そうして絞ったミルク、なんかなぁ・・・とやましさを感じつつも、ありがたく飲んだ。
時にはカッテージチーズにし、たまにはバターを作った。

ミルクは低温殺菌してのんでたけど、そのまま飲んだほうがうまい。
山羊ミルクは臭い!と思ってる人が多いけど、全然臭くなかった。
でもこれは山羊によって違うようだ。
ほかのヤギのミルクはかすかに山羊臭、山羊味を感じた。
それで次第に山羊ミルクを飲まなくなった。
それにやっぱりかわいがってるヤギのミルクを飲むのは、なんかなぁ・・・とついつい思ってしまう。
やっぱりうちの山羊たち、家畜ではなくペットだったのかなぁ。

それでミルクはもっぱら山羊石鹸用に使った。
1か月も絞ると1年分の石鹸用のミルクが取れる。
それを冷凍庫に入れておくとたちまち冷凍庫がいっぱいになった。
それ以外には・・・飲用のミルクは市販の牛乳でいいのでヤギがいなくても困らない。
乳しぼりは確かに面倒、雨の日や寒い日などは特に面倒。
でも子ヤギさえいたら、面倒な時は子ヤギにのませたらいい。

そうすると乳しぼり・・・山羊の功罪~面倒だけどやっぱりよかったのではないだろうか?

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山羊の功罪(2)~草刈り

2015年11月17日 18時37分56秒 | 山羊の話
草刈り目的のために山羊を飼う人は多いと思う。
でもみんなヤギの草刈りに満足しているのだろうか?
草場まで引っ張っていこうとするとヤギは必ず反対側に行こうと足を踏ん張って逆らう。
4つ足動物の踏ん張る力ってとっても強い!
そのうち根負けして、まあいいか・・・と、草が乏しいところにつなぐ。
向こうのほうがずっと草が多いのになぁ・・・

親の心子知らず、山羊飼いの心山羊知らず。
そう、もう知らんもんね!と、そのままつないでいるとすぐに大きな声で鳴き出す。
めぇ~~~!(草がないぞ~~~!)

それに外につないでいると天気が悪いときは気が気ではない。
山羊は雨が大嫌い!
ちょっとでも雨が降ろうものならたちまち「めぇ~!めぇ~!!めぇ~!!!」と山羊に呼びつけられる。
それでいつもはらはら空を見つめていた。

そのうえ山羊は脱走が大好き!
田舎の害獣というと鹿と猪。
幸いここでは猿も熊もいないので(たまに目撃情報はあるけど・・・)害獣というと鹿と猪。
でも我が家では最大の害獣は山羊だった。
つないでいた杭を抜き畑の野菜を食べる。
そのため今までどれほど家族の非難を浴びてきたことか!
悪いのは山羊なのにどうしてこのぐうたら百姓が非難されなくてはいけないのか?
この不条理にどれほど苦しめられてきたか。

それで山羊は柵の中に放し、こちらはもっぱら山羊のために草刈りする、
なんかちょっと変?と、疑問に思いつつも、それが一番精神的に楽だった。

それに山羊の草刈はいつも虎刈り。
好きな草しか食べない。
それもちょちょっと先を摘まんではすぐに他の草を食べようとする。
いい仕事をしてくれたら山羊にバイト代を払ってもいいと思ってたのに、こんな仕事じゃ払う気にはなれない。
それでヤギは柵の中に入れて草刈り機(愛称:山羊いらず)でもっぱら草を刈っては山羊にやっていた。
なんか変・・・と疑問に思いつつもそれが精神的に一番楽だった。

山羊を除草に使う事業を起こした話・・・よくニュースになるけどうまくいったところがあるのだろうか?
いつも見かけるのは「実験中」の看板。
山羊を除草に使うよりもバイト代を払って人間を使ったほうがずっといい仕事をするし採算も合うと思うよ。

というわけで山羊がいなくなった今、
ふと気づいたら山羊の柵の中も草だらけ。
今まで柵の中まで草刈りするなんて思ってもみなかった。
もちろん柵の近くも草だらけ。
やっぱり草刈りに山羊も少しは役にたってたんだなぁ~

そして今気になるのが草刈り作業。
今までは草刈が大好きだった。
だって刈った草をヤギが喜んで食べてくれる。
でも今ではただ刈るだけ、とってもむなしい作業。

というわけでヤギが草刈りしてくれるのではなく、
草刈りする人間をヤギが励ます。
これこそ草刈り目的で飼う人の一番の山羊の役割だったのではないだろうか?とつくづく思う。
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