ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

タラの木

2010年04月30日 06時05分27秒 | 田舎暮らし
タラの木の2度目の芽つみ。
そしてばさっと木を切った。
それを節ごとに切って、水につける。
そこからまた芽がでてくるというわけ。
タラはまったく因果な生涯を送る。
芽を採られ、切られ、刻まれ、水責めにあい・・・最後の最後まで芽を搾り取られる。
とげとげの抵抗がむなしい。
しかしタラも必死で、切った跡の木からはまた芽がで、周りからはさらに多くのタラが生えてくる。
とっても涙ぐましくいじましく生きているのだ。
タラの木が注目を集めるのは今の時期だけ。
後は誰からも見放されてひっそり生きている。
でもその方がタラにとっては幸せな時。
竹の同じく今は最も苦難のとき。
この時期を乗り越えた木だけが生き残ることが出来る。
タラの芽の天婦羅を食べるとき、
ちょっぴりタラの木のことを、
タラの木の行く末を、
考えて欲しいな。
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牡丹

2010年04月29日 11時19分00秒 | 田舎暮らし
牡丹

ここでは動物連鎖の中で最上位にいるのは人間ではなく鹿だ。
人間はなすこともなく、鹿の猛威に耕作をあきらめるか、鹿避けのネットやワイヤーメッシュの中で暮らすほかない。
ここでは檻の中に入っているのは鹿や猪ではなくて人間なのだ。

鹿は何でも食べる。がつがつ食べる。
それで野菜も檻の中。
それでも鹿はネットを飛び越えネットをくぐり、
少しでも隙間があったらたちまち進入して野菜を滅茶苦茶にしてしまう。

鹿が嫌いなものっていったいあるのだろうか?
この農園を花いっぱいにしたいのだけど、柵の外に植えるとたちまち食べられてしまう。
マリーゴールドはあまり好きではないので植えたけど、そのうち食べられてしまった。
ところが不思議なことに牡丹は食べない。
ここにはもともと牡丹が植わっていた。
ほったらかしにしてるけどそれでも毎年きれいな花を咲かせる。
そうだ牡丹を増やそう!
それで初めて株分けした。
そしてたくさん芽を出した。
ここが牡丹園になる日も近い。
・・・と思った。
ところがまたしても鹿が!
しかも植え替えた牡丹から先に齧っていく。
まるで植え替えたのをあざ笑うかのように。

あ~あ、農園を花いっぱいにしようという夢が・・・
う~ん、と今頭を抱えている。
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日本ミツバチ

2010年04月28日 17時42分50秒 | 田舎暮らし
田舎暮らしの集いの翌日の見学会でブルーベリー園にいった。
そこで初めて(?)日本ミツバチを見た。
もちろん今までに何度も見てただろうけどこれが日本ミツバチだとは気づかなかった。
ミツバチというとみなしごハッチのイメージですぐに西洋ミツバチを想像してしまう。
それでそばにぶ~んと飛んできただけでストレスを感じてしまう。
ところが日本ミツバチだと蠅くらいの大きさ。怖くもなんともない。
これだったら飼ってもいいかな・・・と思った。

それというのも日本ミツバチ飼いには変な習性があって、面倒見るから箱を置かせてくれ、と人のうちで飼わせたがる。これは他の動物飼いにはない不思議な習性だ。
以前西洋ミツバチ飼いがいっていた。「日本ミツバチだけはやめておけ。直ぐに逃げるから」
おそらく日本ミツバチ飼いの不思議な習性もこのためなのだろう。逃げられてもいいように予備のミツバチを飼っておきたいのだろう。

それはともあれ、日本ミツバチ飼ってもいいかなぁ・・・と思えてきた。
ただそのためには大きな問題がある。我が家の家族は全員オオスズメバチに刺されていて、今度刺されたら死ぬと脅されている。そのためハチにたいする(精神的な)アレルギーがある。それをどうやって説得するか・・・
来年の分蜂までに説得できるかどうか・・・
あまり自信はない。
でも日本ミツバチ・・・見てると可愛くなってきた。
何とか飼いたいものだ。
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イベント

2010年04月27日 17時44分00秒 | 田舎暮らし
2日間すっかり落ち込んでいた。
いつものことだけどイベントをやると、後悔ばかりが残る。
どんなにうまくいっても3割位は失敗。
それが気になってきになってくよくよ悩む。
そしてもう絶対やらないぞ!と思う。
でもそのうちおだてられてのせられて、またしてもイベントをやってしまう。

まして今度の「田舎暮らしの集い」は5割がたは失敗だった。
もともと田舎暮らししたい人がたくさん来て成り立つプランだったのに、
田舎暮らししたい人が少ししか集まらなかったのだ。
開催時期も悪く、あてにしてた人がほとんど用があって来れなかったのだ。
それでがっくりした感じではじめたのでもうひとつ気合が乗らなかっし、
思ってたことの半分もできず、思いだけが空回りした。

でも会が面白くなかったのわけではない。
それどころかとってもユニークな人たちの集まりだったので、とても楽しかった。
一品持ちよりの懇親会も思った以上にいろんな食べ物が充分すぎるほどあつまり、満足だった。

このように参加者のお陰で盛り上がったとはいえ、自分自身情けなくなるような運営だった。

というわけですっかり落ち込んでいた。
そしてもうイベントなんかするもんか!
地恵農和倶楽部もやめてやる!
とかたく決意したのだけど、
なんせ意志薄弱、優柔不断でおまけにおだてに乗りやすい体質。
早くも次のイベント「蛍の夕べ」の話がちらほら。
もう絶対やるもんか。
やらないぞ。
やらないよね。
やらないと思うよ。
多分・・・。
かな・・・?

というわけで次は6月に蛍をだしに懇親会をするという「蛍の会」がありますよ。
みなさん参加してくださいね。
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またまた新党

2010年04月27日 17時43分37秒 | ニュースの中から
雨後のタケノコのようにまたまた新党。

名古屋市長の河村さんの「減税日本」
これはわかりやすくていい。
役人の思考は単式簿記なので、子供に小遣いを与えるのと同じように「これが今年の小遣いだよ」といって渡す。その小遣いを減らすだけで予算は削減できる。
「悪い子だったから小遣い減らすよ。いい子にしてたらまた増やしてあげるからね」

いくら削減できるかなんて考えてたら役人の思う壺。
そこで「これだけでやれ!」といってあとは自分たちでやらせればいい。
すると役人といえども一部の人間を除き大部分の人間はまじめなので、無駄な金を切り詰めるように考えるだろう。

でも無駄な部分に天下り役人の高額な給料や退職金が入ってるかどうかは問題だけど、そこはわかりやすい部分なので抑えることはできるだろう。
というわけで、子供の小遣い感覚で、「これだけでやるんだよ、無駄遣いしたらめっ!」といって役人に任せたらどうだろう?
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盗作?

2010年04月24日 09時40分02秒 | ニュースの中から
中国は相変わらず楽しませてくれる。
コピー商品だけではなく上海万博のイメージソング、イメージキャラクター、そして今度は万博の象徴の中国館。
こうなると模倣文化こそ中国の文化の本質かと思えてくる。
紀元前の諸子百家以後なんら新しい思想を生み出すことなく、もっぱら解釈と模倣に明け暮れてきた文化。
まあ想像力の代わりの模倣力。
それが今の中国の力なのかも知れない。
もちろん日本もかって中国文化、それから欧米文化を模倣してきた。
でもそれを吸収して自分のものにして独自の文化を創ってきた。
ところが中国は「自分のものにする」のでなく「自分のものとして」いる。
模倣にも想像力がいる。
今の中国にかけているのはこの「想像力」だ。

ところでいつも盗作騒ぎのときのマスコミの取り上げ方には疑問に思う。
盗作かどうかは全体を見ないとわからない。
一部似てるところだけを取り上げて盗作だと印象付けるのはフェアーではない。
両方の歌を全部聴いてはじめて盗作かどうか判断できる。
このような取り上げ方をしたテレビ局は知ってる限り1社もない。
いつものことながらセンセーショナルに取り上げて視聴率をかせぐというマスコミの常套手段にはうんざりさせられる。
正直なところイメージソングはかなり怪しいけど、イメージキャラクターと中国館はテレビの報道だけでは盗作だとは判断できない。
もっと細かな取材が必要だ。

中国も相変わらずだけど日本のマスコミも相変わらずだね、というのが今回の印象だ。
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新党ぞくぞく

2010年04月22日 06時03分33秒 | 田舎暮らし
今度は桝添新党。
こうして一人減り、二人減り・・・最後はふと気づくと谷垣さんだけ。
その谷垣さんもいなくなって・・・自民党の名前と建物だけが残る・・・
今まで箱物ばかり作ってきた自民党にいかにもふさわしい光景かもしれない。

気になるのは新党の名前。
今度は何になるのだろう?

もうひとつ気になるのは、
郵貯民営化に反対してた人たちといっしょになるということ。
いっしょになって何をしようというのだろう。

マスコミに乗せられ踊らされてきた桝添さんに他に誰もついてくる人がいない。
これが実態。
でもともかくも雨後のタケノコのように新党が出来るのは嬉しいことで、
民主党の議員も民主をやめてどんどん新党を作って欲しい。
もちろんほとんどの新党は掘られ蹴られ潰されていくだろうけど、中にはりっぱな竹になる政党も出てくるだろう。
選挙で民主党か自民党かという選択肢しかなかったとしたら、有権者にとってはまさに不毛な選択。これじゃ選挙は楽しくない。

しかし一番楽しいことは、新党名。
いろんな新党ができたのでみんなどんな名前をつけたらいいかそうとう苦労しているようだ。
「みんなの党」
「たちあがれ日本」
・・・なんてかなり苦しい・。

今度はどんな名前になるのかな?
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1Q84

2010年04月21日 09時19分28秒 | 雑感
1Q84の3巻目が発売されたらしい。
でもいつもの癖で新刊書はほとぼりが冷めたころ読もうと思っている。
1,2巻は面白く読んだけど、でも読後感は???
何か満たされない気持ちで終わった。
どうしてこんな展開にするのだろう?
チェーホフのながい引用はいったいなんだろう?
どうして青豆に自殺させるのだろう?
3巻目が出たところを見ると、自殺しなかったのだろうか?
不発だとしたらその展開はわざとらしい。
銃を小説に登場させたら撃たなければいけない・・・と書いてあるし、
別の世界で死ぬと元の世界にも戻れない・・・と書いてある。
それになぜこの作家の作品には自殺が多いのだろう?
ノールウェーの森ではほとんどの主要な登場人物が自殺してしまう。
ギリシャ悲劇でこんがらがった筋を神が登場して、たちまち解決してしまうように・・・
日常生活では交通事故で死ぬ人と同じように自殺で死ぬ人も稀だ。
やたらと自殺が多いと不自然な気がする。

3巻目が出るなんて思ってもいなかったけど、でたときいたら何だそうだったのか・・・、そうだよね、あのまま終わりってことないよね・・・とも思う。
でもまあ読むのは先のこと。
それまで誰もこの小説の話をしないでくれ!と願うばかり。
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選挙

2010年04月20日 05時18分55秒 | 田舎暮らし
市議選が始まった。
いつもひっそりとしているこの集落も選挙カーでにぎわっている。
選挙の中では市議選や町議選が身近なだけにおもしろい。
その上今回は議席が減るので、みんな力が入っているようだ。
選挙カーのアナウンスはみんなプロを使っているでみな同じに聞こえる。
昔はたいてい素人の運動員がやっていた。
素人がやると直ぐにのどを痛めるのでプロに任せるて正解なのだけど、皆判で押したようなしゃべり方であまり面白くない。
もっと訛りがあったほうが親しみがもてるのに・・・

ところで最近新党が続々と出来ている。
大阪維新の会
日本創新党
たちあがれ日本

党名だけで見ると新しさを感じるのは「たちあがれ日本」
でも中身はみな自民党の大物で党を離れても選挙で戦える人たちの集まり。
意気込みは感じても別段応援しなくてもいいかという感じがする。
日本創新党の「創新」という言葉は辞書になく、「おや?」という感じを受けて悪くない。
でもこの「創新党」という党名は以前「新生党」結成のときに候補に挙がっていたらしい。
ただ「日本」がつくとやっぱり古い感じを受ける。「創新党」のほうがよかった。
「大阪維新の会」は誰でも考える党名で新しさを感じない。
でも大阪都構想・大阪特区など斬新で目を引き見てて楽しい。

今の日本、もう国に任せては置けない、自民党や民主党に任せては置けない、というところまで来ているのではないだろうか?
これからは大阪維新の会や日本創新党のように地方からの改革、あるいは革命が必要なのではないか、とつくづく思う。
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天候不順

2010年04月19日 06時07分20秒 | 田舎暮らし
天候不順で野菜の値上がりが続いている。
こんなとき越後屋感覚で消費者の足元を見て高く売ってぼろもうけ。
「おぬしも悪よの~」
・・・といきたいところだけど、もちろん我が家でもよそと同じく不作。
自給にさえも事欠き、こっそり(恥を忍んで)高い野菜を買いにいく。
このまえ東京では雪が積もったという。

地球温暖化でみんな騒いでいるけど・・・特に地球温暖化で儲けようという人は騒いでいるけど・・・
正直なところ100年後の温度など誰もわかりはしない。
明日の気温もわからないのに・・・。
100年後の今日の太陽の活動が予測できる?
黒点はどうなってるの?
気象予報士に聞きたい、100年後の今日気温は何度?
そんなこと誰もわかりはしないよ。

実は逆に(ひそかに)地球は氷河期を迎えるのではないかと恐れている。
今年は冷夏になるかもしれない・・・。
氷河期をむかえるよりも地球温暖化のほうがいい。
野菜も山羊も人間も大喜びだよ。
地球温暖化でひと儲けようという人以外はね。
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チューリップ

2010年04月18日 09時10分29秒 | 田舎暮らし
水仙が終わりようやくチューリップが咲き始めた。
チューリップは里花には似合わない。
公園や庭やベランダの花。

今近くの科学公園都市・テクノポリスではチューリップ祭りが開かれている。
というかまもなく終わろうとしている。
4月5日から4月23日まで。
やっと花がぽつぽつ開きはじめたところなのに・・・
そんなに花が多いわけでもなく、たいしてお勧めのイベントではないけど、
それでも例年、まあまあ人がやってくる。
そして今年もぽつぽつやってきてはつぼみを見て帰っていく。

今年はいつにもまして異常気象。
雨が多く寒い。
これじゃ花だって咲く気にもなれないだろう。

ヨーロッパではアイスランドの火山の噴火で欠航便が相次いでいる。
かって浅間山の噴火でヨーロッパが異常気象になり、穀物の不作でフランス革命を引き起こした(といわれる)ように、
その仕返し(?)として、アイルランドの火山の噴火で日本の野菜が不作になり5月に鳩山政権がつぶれる、少なくともその口実になる・・・なんてことはないよね。
口実としては弱い。
辞職するためにはもうちょっとましな口実を考えないとね。
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初ヘビ

2010年04月16日 13時29分33秒 | 田舎暮らし
数日前初ヘビが!
いつも初ヘビを見るとぎくっとする。
そして、あ~あまたヘビの季節が来たかと嘆く。
今年は随分早いようだ。
・・・と思ったら寒波の襲来で冬に逆戻り。
たちまちヘビはいなくなった。
くっくっくっ・・・どうだ思い知ったか!
そのまま穴の中に引っ込んでろ。
もう一生出てこなくてもいいからね。
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奈良の鹿、矢を射られ死亡

2010年04月15日 09時16分28秒 | ニュースの中から
奈良の鹿が矢で殺された。
犯人は三重県の飲食店経営「・・・銀次郎」という人。
鹿の肉は高く売れると聞いて矢を射って殺して逮捕された。
「銀次郎」という人が矢で鹿を射る。
江戸時代のような話。
昔は奈良の鹿は大切に保護されていて、鹿を殺したら死罪だったという。
今ではさすがに死罪にはならないけど、それでも逮捕される。
それも文化財保護法違反だという。
えっ、鹿は文化財?
としたら、我が家には毎日文化財がやってきてるわけだ。
それだけではない、なんと時々この文化財を食べてさえいる!
同じ鹿でも奈良の鹿は天然記念物。
ここ鹿と何の違いもないのだけど・・・
三重県の人も奈良の鹿を殺さないでここの鹿を殺したらよかったのにね。
そしたら逆にみんなから喜ばれたのに。
狩猟免許は・・・
狩猟期間か・・・
狩猟方法は・・・
など色々問題はあるだろうけど。

でもここら辺ではせっかく鹿の肉をとっても買う人なんていないよ。
みんなただでもらうものと思っているから。
それに鹿はいらないという人も多いしね。
鹿の肉は高く売れる・・・なんて、どこの国の話なのだろう?
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沈没船

2010年04月14日 03時07分21秒 | ニュースの中から
鳩山政権の支持率はいよいよ30%を切ったらしい。
でもまだ3割近くの人が支持しているのが不思議で、よほど我慢強い人たちなのだろう。

みんなが政権交代に期待したのは何だったのだろう。
もう今までの政治に飽き飽き。
何か変わることを期待したのではなかったか。
ところが今の民主党はどうだろう。
体質そのものが古い。自民党といい勝負なのだ。というよりも自民党よりもももっと古いかも知れない。
民主党の若手の議員たちはきっとみな感じているに違いない。風邪通しの悪さを。思ったことを口に出来ない体質を。こんなはずじゃなかったのに・・・と。

いったいだれが望んだか?
子供手当てを、高校授業料無償化を、高速道路無料化を。
この選挙目当ての人気とりのばらまき政策のための付けをいったい誰が払わないといけないのか。
子・孫の代までその付けを払うのはわれわれ国民ではないか。

いったい子供手当ての目的は何だろう?
少子化対策か?
政権が変わったら廃止になるかもしれないと思うと子供を作るわけには行かない。
福祉か?
それならどうして所得制限をしないのか?
景気対策か?
それならどうして子供にだけ支給するのか?

いったい高校授業料無償化は何のためだろう?
高校は義務教育ではない。
勉強しない人間は行く必要はない。
それより専門学校に補助金を出して職業訓練を充実させればいい。
福祉目的なら奨学金をもっと充実させればいい。

いったい誰が高速道路無料化を望んだか。
そんな金があるのなら道路をこれ以上作るのではなく国の借金返済に充てればいい。
このままでは国は破綻すると思うと安心して金を使えるものか。

確かに子供手当ても、高校授業料無償化も、高速道路無料化も、いずれ必要だとは思う。
でも今この時期にやるべきことか。
景気浮揚・雇用の拡大・省エネ産業の育成・・・
金をばら撒くのでなく特定の分野に集中して使うことで、より少ない予算でより多くの効果を上げることが出来るだろう。
金を使わないで頭をつかえといいたい。
今の日本人は古代のローマ人とは違うよ。
パンとサーカスでは動かないよ。
民主党よりもずっとレベルは高いんだよ。

いったい誰が望んだか。
郵政担当大臣に郵貯改革反対の亀井氏になることを。
郵貯のトップに役人が天下りすることを。
外務委員長にあの鈴木宗雄氏がなることを。
そして小泉内閣以前の状態に戻ることを。

小泉さんは郵政民営化をはっきり言って選挙をした。
ところが民主党は今までの郵政民営化の動きに一部逆行することを前面に出したのか。
目立たないようにこっそり言ったに過ぎないではないか。
小泉さんが郵政民営化であれほどの支持を集めたのは郵政民営化を国民が望んだからだ。
それを否定するのなら前面に出して国民の意思を仰がねばならない。
それを他の政策にまぎれこませてやる、これをわれわれの言葉では「卑怯」だという。

高速道路無料化はどうなったのか。
車がほとんど走らない高速道路だけ無料化して、2割無料化したという、
それ以外の道路は事実上値上げしておいて高速道路無料化とは何だろう。
稚拙な官僚のシナリオ。小手先のごまかし。
これをわれわれの言葉では「卑怯」だという。

沖縄の基地問題も寝た子を起こしてしまってすっかり収拾がつかなくなった。
参院選で単独過半数をとったら社民党を切ろうという意志がみえみえなので、社民党も国益よりも党益を、党が埋没することを恐れて妥協するわけにはいかないだろう。
民主党は「数」のことしか考えていない。国民は「数」でしかない。そして飴をやったら尻尾を振ってついてくると思っている。

いったい今の民主党に何が期待できるのだろう?
行政改革、公務員改革など労組を支持団体としている民主党に期待できるわけないじゃないか。ただひとつ期待していることは鳩山さんと小沢さんがやめる事だけ。
でもやめたら他に誰が・・・他の民主党の議員たちもとっても小さく見えてきた。
もう自民には戻りたくない。民主にもこりごり。
第3の政党に期待したいのだけど、民主の若手議員も自民の若手議員も沈没船にしがみついている。こんなことしてたら、民主や自民だけでなく日本そのものが沈没してしまうよ。
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田舎暮らしの集い

2010年04月12日 19時23分31秒 | 田舎暮らし
田舎への思いをみんなでいっしょに話しませんか?
田舎暮らししたい人も ・・・
田舎暮らししている人も・・・
田舎で暮らしている人も・・・
ここではみんなが講演者。
聞くだけでなく思いっきり話してそして大いに呑みあかしましょう!

田舎暮らししたい人いっぱいいるけどみんななかなか踏み切れませんよね。
誰も知ってる人がいないところで暮らすのってとっても不安です。
でも一人でも知っている人がいたらなんか暮らしていけそうな感じになるものです。
というわけで
田舎暮らししたい人と田舎暮らししている人と田舎で暮らしている人との交流会。
参加しませんか?
そして一人でも多くの人が田舎暮らしを始めてくれたら・・・
田舎はもっと活性化してくるでしょう。

期日:4月24日(土)・25日(日)
場所:兵庫県宍粟市山崎町学遊館

「田舎暮らしの集い」
http://www2.odn.ne.jp/migita/event/inaka10.htm

「田舎暮らしの集い」の案内
http://www2.odn.ne.jp/migita/event/inaka10-s.htm

期日が迫っています。
お申し込みはお早めに。
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