ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ボス鶏のこと

2008年04月30日 19時28分23秒 | 鶏の話
ひよこが生まれた、8個抱いていた卵から孵ったのは2羽だけ。
やっぱりウコッケイが抱卵放棄した卵からは生まれなかった。

かわりにボス鶏が今朝ひっそりと死んでいた。
かっては鶏小屋の主として君臨していた鶏。
とっても責任感の強い鶏だったけど・・・。
これで多分最初から飼っている鶏はいなくなった。
昼間は出かけていたので夕方暗くなってから埋めた。
ちょっぴり心に穴が開いた感じだけど、きっと2羽のヒヨコがこの穴を埋めてくれるだろう。
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ガソリンのことなど

2008年04月29日 13時29分01秒 | 雑感
ガソリンを入れた。
スタンドは車が道路まであふれていた。
米みたいに一年分買いだめすることができないので、値上げぎりぎりに満タンにするくらいしかできない。
ささやかな値上げへの抵抗。
今度値上げしたら絶対与党にはいれないぞ!

NHKの朝ドラ、いままでこれを見てからやっと仕事にかかるという生活をしていた。でも今度の「瞳」はちっとも面白くないので助かる。見ないで早く仕事に取り掛かることができるから。これからもぜひおもしろくない朝ドラを続けてほしい。

聖火、たいした混乱もなく韓国に行ったらしい。いつもの日本政府の対応に比べて善光寺の対応が際立っていた。これだけが聖火の唯一の成果。

阪神はどうもいけない。ちょっといれこみすぎではないだろうか?競馬でも専行馬はたいてい勝てない。2.5馬身差の中日がちょうど良いところだ。ここは「どうどう」と首を叩いて落ち着かせなければ・・・。

今は娑婆はゴールデンウィークだとか。百姓にとってゴールデンウィークは農繁期真っ只中。種まきや定植や忙しく動き回る。もっともそこはぐうたら百姓、適当に動き回って入るのだが・・・。
それに今年から息子も一緒に農業をやりだして、それをいいことに怠けまくっている。反省・・・。
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山羊の国

2008年04月26日 22時04分01秒 | 山羊の話
きのう突然「山羊ほしい!」って人現れた。
雄山羊でもいいって。
2~3年前まではもらってくれる人探すのに苦労した。
まして雄山羊なんて誰も貰い手はいなかった。
とても信じられない展開。
でも我が家には子山羊がいない。
生まれてくる予定の子山羊もすでに予定が決まっている。
他の山羊飼いを紹介した。
なかなかうまくいかないものだ。
でもこれは嬉しい悲鳴。
来年は頑張ってもっとたくさん増やしたい。
そして播磨の国を山羊の国にしたい。
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いい人

2008年04月26日 19時07分00秒 | 雑感
・メールを受け取ると必ず電話やFAXで返事をする人。
・手書きで清書してからワープロをうつ人
・あて先をまちがってメールしたら、すぐに郵便局に行って配達を止めてもらおうと思う人。
・今でも財布に大切にテレホンカードを入れている人。
・急ぐときはメールよりもついつい速達郵便を使う人。

こんな人、なんかとってもいい人のように思えてくる。
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メダカ

2008年04月26日 19時02分25秒 | 田舎暮らし
近くの水溜りに放していた5匹のメダカ。
いつしか姿を見せなくなってすっかりあきらめていたら、今日、2匹泳いでいた!
一段とたくましくなって。
この分ではきっとまもなく赤ちゃんメダカも見れるに違いない。
そしてどんどん増えて、この集落のあちこちに出没して、「あっメダカがいる!へ~、水がきれいになったんだね」なんて思ってくれたら、そしてもうちょっと環境にも気をつけるようになってきれたら・・・。
まあそれはどうだかわからないけど、ともあれメダカが生きててめでたしめでたし。
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ボス鶏

2008年04月25日 04時53分56秒 | 鶏の話
今まで君臨していた雄鶏が最近元気がない。どうやらボスの座を追われたようだ。そして片隅でじっとしている。
ここにヒヨコでやってきてからもう5年。同期の鶏はもうほとんど残っていない。鶏の寿命って5年くらいだろうか?

この雄鶏とても責任感の強い鶏で変な人間が入ってくるとすぐに襲ってきた。それでいつもと違う服装をすると変な人間だと思われて跳びかかってくる。人は見かけじゃないよ、中身だよ、といって聞かせてなかなかわかってくれない。もっともこのぐうたら百姓の中身を見て「うん、やっぱり変なヤツだ」と思ったのかもしれない。それは十分にありえる。
というわけで「鶏小屋に入るには長靴、作業着、帽子、の制服着用のこと」という決まりが出来上がった。
それからよく雌鶏の面倒を見た。食べるのもいつも一番最後だった。

でも最近年を取ると面倒くさくなるのか、服装にもいいかげんになり、作業着姿でなくても怒らなくなったし、食べるのも真っ先に食べだした。

多分この雄鶏もう長いことはないだろう。
でも鶏小屋の主だったのでさすがに食べる気にはなれない。
静かに余生を遅らせてあげよう。
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野菜作り

2008年04月25日 04時28分18秒 | 田舎暮らし
家庭菜園の人にありがちだけど、本を読んでそれが正解だと信じその通りにしないといけないと思い込む。
でも農業に正解はない。その土地にあったやり方を、自分にあったやり方を自分で見つけないといけない。1坪には1坪の、1反には1反の、1町には1町の畑のやり方がある。売るための野菜作りと自給用とでもまたちがう。自給用なら何も無理に大きな野菜を作る必要はない。人に自慢したいなら別だけど。

一般的に本には売るための野菜の作り方を書いている。また専業農家の立場で書かれているものが多い。それで狭い畑や自給用ならそれをそのまま守る必要はない。

・株の間隔は本や種の袋にかいてあるよりも狭くしてもかまわない。周りの農家の畑を見るとたいてい狭い。一般的には機械に都合のいい畝幅や株の間隔を書いているので手作業なら狭くてもかまわない。

・種の蒔き方は条蒔きと書いてあっても、買ってきた種ならもったいないのでけちけち点蒔きすればいい。自家採取の種ならたくさん蒔いて間引き菜を食べたらいい。

・間引きは小さいのから間引いて間引き菜として食べるように書いてある。でも自給用なら大きいのからとって食べたらいい。するといつも大きいのが食べられる。

・イモ類や豆類は芽がでるまでに時間がかかる。その間畑を遊ばせておくのはもったいない。間に小松菜や二十日大根など収穫の早いものを植えるといい。畑が効率よく使える。

・ジャガイモはウィルス病の危険があるので必ず市販の種芋を使うことなどと書いてある本があるけど、そんなこと気にする必要はない。ほとんどの農家は自家採取のジャガイモを種芋に使っている。わずかな危険のために余分な費用をかけることはない。専業農家だったらウィルス病で全滅したら大打撃だけど、自給用だったら全滅してもたいしたことはない、店から買ってきたらいいだけの話だ。

・豆科、ナス科、ウリ科の野菜は連作できないというけど狭い畑だと連作しないように続けることはまず無理だ。連作すればいい。
野菜は芽が出て、花が咲き、種が出て、それが地面に落ちて、そこからまた来年芽が出て花が咲く・・・この繰り返しが自然のサイクル。もし連作できないのならそんな野菜は絶滅してしまうよ。
それで連作できない野菜はない。マメ科のカラスノエンドウは毎年毎年同じところにうんざりするほど生えてくるじゃないか。
もちろん野菜にも好き嫌いはあるので同じところに同じ野菜を作り続けると特定の栄養分が足りなくなることは十分考えられる。そのためには畑を十分に肥やしたらいい。そしたら連作しても少しもかまわない。

野菜作りはすべて自己責任で自分の環境にあったやり方で作ればいい。
手間隙かけて大きな野菜を作るかほったらかしで小さな野菜を食べるか、どちらが労働のコストに見合うかを考えて決めたらいい。
相手は生きもの相手は自然。教科書どおりには行かない。
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今度はキイロスズメバチ

2008年04月24日 05時30分16秒 | 田舎暮らし
今度はキイロスズメバチ。
どうやら家の中に巣を作ろうという魂胆らしい。
やたらと軒先に出入りしている。

ここは先守防衛。瀬戸際作戦と行こう。
幸い我が家は去年の残りのミサイル、ならぬジェット噴霧器で防備している。
発射! シューッ!!
・・・いかん、風が。
どうも我が家のミサイルは風に弱いようだ。

敵は家の中にまで侵略してきた。
ここは普通の噴霧器。
シューッ。
どうだまいったか!
こうしてすでに3匹撃退した。

去年で懲りたので、他のハチは殺さないけどスズメバチだけは殺すことにした。集団で襲ってくるという卑怯な戦法を取られると厄介だけど1対1ならどうってことはない。
これからしばらくはハチとの戦いが続く。
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でたぁ~!

2008年04月23日 17時38分18秒 | 田舎暮らし
でたぁ~!
ヘビだぁ~!!!!!!!!!!!!
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子山羊や~い

2008年04月23日 09時44分00秒 | 山羊の話
この前同じ町の小学校の校長先生が尋ねてきた。
小学校で山羊を飼いたいらしい。
最近同じ町でちょくちょく山羊の話しがやってくる。
山羊のことなら「みぎた農園」という噂話でもたっているのだろうか?
我が家には雌山羊2匹しかいないのだけど・・・。

小学校で山羊を飼う話、こんな話は好きなのですぐにのりたいところだけど、あいにく我が家で生まれてくるはずの子山羊はすでに予定が決まっている。
それに雌の子山羊で無角がいいという。子供相手なのでわかるけどこれはなかなか条件が厳しい。雌の子山羊、まして無角は引っ張りだこ。
角は切ればいいのだけど、この近くでは切れる人は少ないと思う。でもまあこれは何とかなるだろう。

これから何軒かの知ってる山羊飼いに声をかけるつもりだけど、もし子山羊をあげられる人がいたらぜひご連絡下さい。
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工房ももたまな

2008年04月18日 22時48分42秒 | 田舎暮らし
田舎暮らしを始めたばかりの人のうちに行ってきた。
そこは上月。ここから車で40分くらいのところ。
ここまで来るとまじめな田舎。西播磨天文台も近く、夜は星がいっぱい。そして初夏には蛍がいっぱい・・・らしい。

田舎暮らし派の人が来てくれるのはとても嬉しいし、ついつい応援したくなる。
そして7年前の田舎暮らしを始めた頃の新鮮な気持ちを思い出してとても楽しかった。
あの頃は滅茶苦茶体を使ったけど気分的にはとってものんびりしていた。

住まいは塀があるりっぱなお屋敷。そして隣に荒れた大きな古民家と小さな古民家。
古民家を見るととっても楽しくなる。これからどんなにリフォームされていくのかと。
そしてひとごとなのでいろんなことを想像する。うんうん、ここはこんな風に変えよう・・・なんて。小さな家のほうは山羊の家にしたら面白いな。「ごめんください」と玄関を開けると、「め~」と山羊がお出迎え。・・・なんて面白いと思うのだけどな。

ここにご夫婦で住まわれていて、自然農法による野菜や米作りをされるそうだ。そして奥さんは絵を描いている。
写真で紹介しようと思ってカメラを持っていったのだけど、古民家見学に夢中になってとうとう1枚もとってこなかった。
かわりにホームページを紹介します。

工房ももたまな http://momotamana.tudura.com/
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聖火リレー

2008年04月18日 07時13分10秒 | 田舎暮らし
聖火リレーがあちこちで問題を起こしているらしい。
そしてまもなく長野に来るという。
まあ今さら面子もあり止めるわけにもいかないだろう。
それなら飛行場で受け渡しをしたらどうだろう。
リレーの予定者は飛行場の中で聖火を受け取り手渡しで次の飛行機までわたす。
そしてこんな厄介者さっさとお引取り願おう。
でもせっかくきたのだから・・・と思われる人のために、聖火も少しは役に立ってもらわないといけない。そこで待ち合わせの時間は空港の喫煙所で待ってもらうことにする。するとたまたまライターを忘れた人は大喜び。聖火のおかげでタバコを吸うことが出来るから。
それだけじゃもったいない。だってわざわざ飛行機でやってきたのだから少しでももとをとらなきゃ!よ思われる人もいるだろう。そんな人のためにヤカンも用意しておこう。もちろんこのヤカンと聖火の火で燗酒を呑むのだ。すると国も大喜び、酒とタバコの税金が入ってくるから。これ以上に有益な聖火の使い方があるだろうか?
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本格的な雨

2008年04月18日 06時59分32秒 | 田舎暮らし
この2日本格的な雨。
沢は水でいっぱい。
筍もシイタケもいっぱい。
草も一段と生い茂り山羊の餌もいっぱい。

今家の電話が不調。
かけられるのにかかってこれない。
これはもしかしたらとても良いことかもしれない。
こちらから一方的にしゃべることが出来るから。
人の事を一切聞かないで、自分のことばかりしゃべる人間の喜びをほんの少し味わっている。
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循環型農業

2008年04月17日 09時56分46秒 | 田舎暮らし
我が家に来た客はきっと畑を見て意外な気がするだろう。
循環型農業といってる割には畑にあまり草が生えてないから。
もちろん循環型農業と自然農法は同じではない。
でも自然農法をイメージしてくる客もいるので畑を見て怪訝な顔をする。

山羊飼いにとって草はお友達。
草のない冬は山羊のえさやりに苦労する。
そして春になり若草が芽生えるとまちかねたように草をとっては山羊や鶏にやる。
というわけで畑にそんなに草は生えてない。
その上困ったことに家内は草引きが趣味らしくむきになって草引きをする。
そんなに草を抜かなくっても良いんだよ、といってもきかない。
こちらも抜いた草は山羊にやるのであまり強くもいえない。
ただ草は根っこから抜くのでなく上だけ切ってほしいと思う。
するとすぐに草が生えてくるので山羊が喜ぶ。

どうして草引きをするのか?というと野菜が大きくならないから、とたいていの人は答えるだろう。
では大きい野菜がいい野菜だろうか?と考えてみてほしい。
確かに売り物にするには大きいほうが良いかもしれない。でも食べるとなると別で小さくしまった野菜のほうが上手いと感じる人が多いだろう。
それに一回で食べきれる野菜のほうが、半分切って冷蔵庫に入れておいて痛んだ野菜を食べるよりもずっと良いだろう。
というわけで大きい野菜を作るよりも小さい野菜を作るほうが草引きもしなくて、肥料も少なくて楽でいい。
・・・と思うのだけど、なかなかわかってくれない。

ところで循環型農業。
畑が今度2倍以上に増えたのでちょっと怪しくなってきた。
今までの山羊2頭と鶏20羽くらいで出来る堆肥とボカシでは間に合わなくなったから。
それで近くの自然養鶏をしているところから鶏糞をもらってきて新しく増えた畑に使うことになった。
今までの循環型農業を続けるには山羊や鶏をもっと増やさないといけない。
そうすると堆肥やボカシ作りの重労働も倍になる。
そのうえ今度は餌も自給できなくなるだろうからよそから持ってこないといけなくなる。
卵の売り先も探さないといけなくなるし・・・。
循環型農業はやはり小規模な自給自足的な農家向けの農法なのだろう。
でもそれでも魅力的なのでこれから徐々に山羊や鶏を増やして行くつもりだどね。
やっぱり肥料も自前で作ったほうが安心だよね。
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タラの木

2008年04月14日 22時48分18秒 | 田舎暮らし
きれいな花をつけるわけでもなく、おいしい実を実のらせるわけでもなく、柱や板になるわけでもないのに、とげだらけにしていったい何を恐れているのだろう。
でもせっかく生えてきた芽を摘み取られその上木までばっさり切られて切り刻まれるとなるとやっぱり無駄な抵抗とはわかっていても、重装備したくなるもの。
おいしい芽をつけたばかりにかくも悲惨な目にあうとは・・・!
タラの木ならずもついつい同情したくなる・・・なんてことはないか。
我が家に30本くらい生えてるタラの木。今日思いっきり切り取りきり刻み水攻めの刑にしてやった。もちろんこれを芽だしして天婦羅にして酒の肴にしてやろうという魂胆。まあこれも因果応報。前世の罪を悔い改め、ここは神妙に精進して来世を信じお神酒のあてになるのが肝要。きっとこれで来世は人間に生まれ変わることだろう。くっくっくっ・・・。酒が進む!
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