台風はそれたので雨は降ったけど、風は強くなかった。
昨日は雨の中、コンサートに行った。
会場は町屋を改装した「町のイスキア」
狭い会場に客がぎっしり。
1回目はソプラノコンサート。
2回目はそれにチェロが加わり
今回はさらに豪華になりヴァイオリンも加わった。
プログラムはちょっと変わった内容。
初めて聞く曲も何曲かあった。
外は雨、古民家は湿気が多く、弦楽器はかなりその影響を受けるらしくひきにくそうだった。
最初の曲ソプラノ・ヴァイオリン・チェロとピアノで「ウィーンわが夢の街」で華やかに始まった。
次はなんとベートーベンの「大公」の1楽章。
コンサートでまじかに聞くととても迫力がある。
ただ有名な曲なのでどうして固定観念をもって聞いてしまう。
よく聞いたCDと比較してしまう。
それに音響とかピアノがグランドピアノでもないのも気になる。
もう少し小さい曲の方がよかったのではないだろうか?
次はヴァイオリンの演奏でピアソラの「レピラード」と「天使のミロンガ」初めて聞く曲だけどどちらも良かった。
特に「レピラード」が良かった。
えっ、あんなとこで引くの?というびっくりする引き方もあった。
あんな引き方って初めて見たけど、あれって普通にあるのだろうか?
ともあれこのヴァイオリン、すっかりお気に入りになりそう。
また聞きたいな。
また来てください。
次はソプラノで「ゴンドラの唄」と「いのちの歌」
どちらも良かったけど、イタリアの旅の疲れが残ってたのかな?
もう一つ声が出てないように思った。
最もどちらの曲もオペラのアリアと違ってそんなに声を出す歌ではないけどね。
次は休憩をはさんでピアノ曲アルベニスの「アストゥリアス」とセブラックの「古いオルゴールが聞こえるとき」
どちらも初めて聞く曲。
「古いオルゴールが聞こえるとき」はとってもかわいくてきれいな曲。
また聞きたい。
このピアニストは地元の人だけどとっても意欲的にあまり知られてない曲や現代音楽を演奏してくれる。
それで毎回新しい発見ができてとっても楽しい。
次はチェロの演奏でタンゴ「エル・チョクロ」
このチェリスト前回からのお気に入り。
とっても力強い演奏をする。
ぜひバッハの「無伴奏チェロ組曲」を聞きたいものだ。
次は珍しいショパンのピアノ曲「遺作」をチェロとバイオリンでの演奏。
とってもきれいだった。
プログラムの最後は全員でのガスタルドンの「禁じられた歌」
これも初めて聞いたけどラストを飾るにふさわしい。
それからさらにショパンの別れの曲と唱歌の紅葉・・・だったかな?「秋の夕日に照る山紅葉・・・」でコンサートは終わった。
楽しいコンサートだった。
なお演奏者は以下の人たちでした
来年もぜひまた聞かせてくださいね。
ソプラノ 長谷川 萌子
ヴァイオリン 外薗 美穂
チェロ 諸岡 由美子
ピアノ 岩崎 宇紀