ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

門松

2016年12月31日 18時32分49秒 | 田舎暮らし


面倒くさいので今年はやめようかと思ったけど、
日が暮れるにつれなんか物足りなくて、
急遽、やっぱり門松を立てることにした。

門松の材料というと、松と竹と梅とナンテン。
松以外はみんなこの農園に勝手に生えている。
それをとってくるだけ。
後は松。
これも近くでいっぱいとれる。

それで薄暗い中、急遽門松づくり。
でも今回はかなり手抜きした。
それでも何とか恰好ついて、正月を迎えることができる。



みなさんよいお年を!
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大掃除

2016年12月31日 04時42分33秒 | 田舎暮らし
いよいよ大晦日。
今年もまた中途半端な1年だった。
やり残したことばかり。
年々やり残しばかりがたまっていくような気がする。

 やり残し どうせ死ぬんだ やり残せ

年末となると大掃除。
昔はどこも大晦日までに大掃除をしてた。
それもかなり気合を入れて徹底的に。
畳をはがし日に当ててポンポンポンと棒でたたくと埃がものすごく立ち込めた。
電気掃除機のない時代は畳の中は埃だらけだったのだ。
それから障子や蛍光灯など高いところははたきでぽんぽんぽん。
またまた埃が立ち込める。
今はたきは見当たらないところを見ると、みんなどうやって高いところを掃除をしているのだろう?
きっとしてないのじゃないかな?

それから破れた障子の張り替え。
障子を水につけて紙を剥し、水で薄めたのりを刷毛でサンにつけて紙を貼る。
そして最後に霧フキで水をかけると、
紙が緩んだところもぴったりと張り付く。
ときどきは畳表の表と裏を入れかえると青い新品の畳になる。
畳屋さん大忙し!
今ではこんな作業はほとんど見ない。

そもそも大掃除という習慣さえもなくなってきたようで、
近所でも気合を入れて掃除しているところはほとんどない。
わが家でも大掃除はしない。
家内は掃除魔で毎日大掃除をしている。
毎日2回は掃除機をかける。
それで我が家では掃除機の寿命はものすごく短い。
でもこちらは掃除魔ではない。
もし一人で暮らしていたらここはたちまちごみ屋敷になっただろう。

いかし、うむ、いかん。
わが家の唯一のごみ屋敷、ならぬごみ部屋、
それは工房。
ここはもう足の踏み場もない。
こんな汚い部屋でいい作品なんか作れるかい!
なんてついつい思ってしまう。
でももう大晦日。
せめて自分で散らかした工房。
少しは片付けよう。

大掃除四角い部屋を丸く掃き 

~~~なんていうけど、そうそうせめて丸く掃こうね。
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日本酒

2016年12月30日 19時17分51秒 | 酒の話
近くのスーパーに行ったら、日頃は駐車場はがら空きなのに、ほぼ満車。
年末なんだね~
日本酒を買いに行ったのだけど、
それも紙パックでなく1升瓶を買おうと思ったのだけど、
びっくりするほど品ぞろえが悪かった。
焼酎はたくさん並べていたのに・・・
一升瓶は3種類だけ。
白鶴だけがたくさん並べられていて端っこに地元の安酒2種。
純米酒は一つもなかった。
地元の酒を買おうと思ったけど、実はあまり好きじゃない。
それで迷った挙句白鶴にした。
この手の酒を買ったのは何十年ぶりだろう。
久しぶりに燗にして呑んでみようかという気になったのだ。
昔風に普通の酒を呑んで正月を迎えようと。
でも今でもこの手の酒正月にのんでいる人多いのだろうな。
たくさん並べてあったから。
でも・・・白鶴だけ・・・
剣菱とか大関とか白鹿とかもっとあるのにな?
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鶏肉

2016年12月29日 19時22分29秒 | 鶏の話
久しぶりに鶏を3羽さばいた。
とっても重い選択。
でもその鶏肉をありがたくいただいたとき、命に重みがよくわかる。

毎日のように食べる卵、
ときどき普通に食べる鶏肉。
みんな生きていたんだよ。

自分でさばいた鶏を食べたとき、
その鶏のことを、人間に比べるととっても短い命。
やっぱりいろいろと考えてしまう。

今日さばいたのは雌鶏1羽、雄鶏2羽。
わが家には殺傷禁止の鶏が多いので年にせいぜい2~3回しかさばかない。
雌鶏は・・・今までたくさん卵を産んでくれたのでさばかない。
人からもらった鶏もさばかない。
ペットとして大切に育てていた鶏、
ここで寿命をまっとうさせてあげたい。
それでさばかない。

というわけで年に2~3回。
それでさばく技術は少しも向上しない。
そんな技術向上しなくてもいい。

今日さばいた雌鶏は、ものすごく性格が悪いやつで、
弱いくせに自分よりも弱い鶏をいじめる。
自分は卵を産まないで、他の鶏が産んだ卵を食べる。
抱いている鶏を、2週間以上も抱いていいる鶏を、そろそろ孵るころに無理やり追い出して自分でだきだす。
こんな性格の悪い鶏。
一年近くも我慢したけど、もう限度。
それでとっても久しぶりに雌鶏をさばいた。

さばいたら卵が出てきた。
殻もついててあとは産むだけの卵。
そうか、産んでたのだ・・・
でも、自分で産んでた卵も自分で食べてたのだろう。
これはこの鶏の置き土産。
ありがたくいただいた。
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レッテル

2016年12月29日 05時01分05秒 | ニュースの中から
人にレッテルを張ること。
それは一面でしか人を見ないこと、
人を色メガネで見ること、
人をこうだと決めつけること。
人の見方が浅いこと。

いったい「左翼」とは何だったのだろうか?
一部の悪意と多数の迎合者。
ポピュリズムという言葉、これは主に「右翼」に向けられている。
でも本当は今まで扇動に乗ってきた大多数の左翼ではなかったか?
そしてそれを煽り売り上げを伸ばそうとしてきたマスコミ。
これこそポピュリズムではないか?

戦前は軍国主義を煽りたてた朝日
戦後は反日を煽り立ててきた朝日
そして自分の頭で考えることなく、それを受け入れてきた朝日の読者、
これこそポピュリズムではないか?

戦争法案というレッテルを張られた安保法案の中身を見ないでレッテルだけを見て反対してる人たち。
政治家の演説・発言の一部だけを意図的に取り上げてまったく違った意味にすり替えてしまう。
そしてほとんどの人は演説や発言を見ないでレッテルだけを見て判断する。
それが「左翼」の常套手段ではなかったか?

「言論の自由」を自分たちの特権だと考えてきた大手マスコミ。
自分たちに都合の悪い人間にレッテルをはり排斥してきた共産党や旧社会党。
そこに共通してあるのは大衆蔑視ではなかったか?

今問われているのは「左翼」や「右翼」というレッテル貼りではなくその中身ではないか?
大切なのはレッテルをそのまま信じのでなく、
まず自分で中身を見て、自分の頭で考えて、自分で判断することではないか?
そしてその意見を「投書」という名のその実、マスコミの検閲を通して発表するのでなく、
ネットを通じて発表することではないか?
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2016年12月28日 12時40分44秒 | 田舎暮らし
雪が積もっていた。
車に雪を乗せたまま公民館に竹細工に行ったら、
どこにも雪が降った気配はない。
雪が積もってたねというとみんなびっくり。
そうそうどうせこちらは田舎だよ、過疎の村だよ、雪国だよ。

これから雪国暮らし(?)が始まる。
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釉薬

2016年12月27日 19時09分37秒 | 陶芸
公民館祭りに間に合わせようと、30個釉薬を塗った。
さすがに疲れたし、ついつい同じ色、何種類かの色で済ませてしまった。
釉薬は塗るといっても筆で塗ったのは一つだけ。
後は掛けるかコンプレッサーで吹き付ける。
塗るとむらが出てあまりきれいじゃない。
掛けるのもむらは出るけど筆のむらよりもきれいなむらになる。
無難なのは吹き付け。
これが一番きれいに仕上がる。
それだけに面白くないといえば面白くない。
でも実用品にはこれに限る。
さてあとは本焼き。
仕上がりはどうかな?
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悲しい時に・・・

2016年12月27日 02時46分54秒 | 田舎暮らし
悲しい時に笑い、嬉しい時に泣く人
怒れる時も怒らないで寂しそうに笑う人
みんな盛り上がってる時、そっと離れて一人で空を見上げてる人
褒められると、どうしていいかわからなくなって、そっとその場から遠ざかる人
悲しんでいる人の傍に行って声を掛けたくてもなかなか掛けられない人
人からどんなに蔑まれてもただ笑って耐える人
人から騙されても人をだますことのできない人
人の悪口を言えない人、悪口を言われても言い返すことのできない人
うっかり人の心を傷つけたら、それ以上に自分が傷つく人。
なかなか主流に乗れなくて、でも離れられなくていつも後からついていく人

でも夢を灯をいつも心に持っている人、
たとえそれがどんな小さな夢でも、いつも心に輝きを持っている人。

そんな人、大好きだよ!
この世で一番大切なもの、
それは心なのだから。
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君の名は

2016年12月26日 20時51分57秒 | 映画の話
一日雨。
何もする気がしなくて久しぶりに映画を見に行った。
評判の「君の名は。」
この映画館は何年か前にできたのだけど、
複合映画館で中は十数の映画館に分かれていていろんな映画を上映している。
完全予約入れ替え制で端末に自分で予約をして金を払いチケットを買う仕組み。
客も多く賑わっていた。

映画はたしかにそれなりにいい映画だった。
もうちょっと若かったらきっと感激しただろうな。
最近映画を見ると途中でついつい居眠りしてしまう。
いつも酒を呑みながらなおのことだ。
それで映画を終わってもなんかよくわからない・・・なんてことも多い。
今回も前祝いに(?)一杯、始まってからさらに一杯。
とても気持ちよくなりながら見た。
眠らなかったとは思うのだけど・・・

いい映画だったとは思う。
ただ歌が馴染めない。
もうちょっといい歌があるのでは・・・
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剪定

2016年12月26日 03時02分56秒 | 田舎暮らし
梅の剪定をした。
最初はちびりちびりと、こせこせと。
そのうち面倒になって、どばどばと。

野菜の間引きも果樹の剪定もとってもにがて。
ソフィーの選択。

でも果樹の立場ではなく人間の立場にたつとそんなに難しくなさそう。
果樹がとりやすいようにするだけ。
下の方がとりやすいので、邪魔になる上の方の枝を伐る。
枝が重なると下の枝が枯れるので、上の枝を伐る。

でもそうはいっても、ついつい木の立場になってしまう。
きっともっと大きくなりたいのだろうな。
出る杭を打つようなのがどうにも性に合わない。

でもそうはいっても、下の方で日当たりが悪くなっていじけて暮らしている枝を見ると、
もっと光を!と上の枝を伐りたくなる。

こうしてぐじぐじ悩みながら
やってると日が暮れたので途中でやめた。

1月までちまちま剪定が続く。
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ココア

2016年12月25日 20時25分14秒 | 食の話
「コーヒーがいい?紅茶がいい?」
と聞かれると「ココアがいい」と答える。

コーヒー専門店は普通だけど、
紅茶専門店も少ないけどあるけど、
でもココア専門店はめったにない。

昔、会社勤めのころ近くに紅茶専門店とココア専門店があって、どちらもときどき行ってた。
でも本当はココアが好き。
でも、女性客が多く入りづらくてたまにしかいかなかった。
そこにはいろんな種類のココアがあって選ぶのが楽しかった。

でも、そのうちその店はなくなった。
潰れたのかな?

そしてあるとき大阪の繁華街・心斎橋でこの店を見かけた。
そうかぁ~、ここに移店してたんだ。
中に入ったら客がいっぱい!
待たされた。
そうかぁ~、繁盛してるんだ。
会社の近くの店がなくなったのは寂しかったけど、
繁華街で繁盛してるのはうれしかった。

そうだ、書いてるうちに店の名を思い出した。
「赤い鳥」!
北原白秋などが編集した子供向けの雑誌。
ここからたくさん童謡が生まれた。

 赤い鳥小鳥
 なぜなぜ赤い
 赤い実を食べた

店内にはこの「赤い鳥」の雑誌がたくさん展示されてあった。

久しぶりにココアをのみ、ふとあの店を思い出した。

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サンタクロース

2016年12月24日 18時29分22秒 | 田舎暮らし
今日はクリスマスイブ。
でもここは田舎なので、クリスマスの気配はまったくない。
町の中心部に行くとちらほら・・・
市の中心部に行くとあちこちイルミネーションが輝いている。

クリスマスというとサンタクロース。
子どもたちは目を輝かせてサンタクロースを待つ。
でも・・・サンタクロースはトナカイの橇に乗って煙突からやってくる・・・
この話にはどうも無理がある。
それで子どもたちは不思議そうに、あるいは不審げに話し合う。
「サンタクロースはどこからてくるのかな?」
「そうだね、ここは雪も降っていないし、トナカイもいないよね。鹿ならいっぱいいるけど・・・」
「そうそう、それに道をそりで走ったら警察の人に怒られないかな?」
「うんきっとそうだよね、もっと寒いところだったらトナカイの橇で来るけど、ここではきっと車で来るんだよ!」
「そうだよね」
と、あまり夢のない話に落ち着く。

しかしさらに難問が・・・
「サンタクロースってどこから家の中に入ってくるのかな?ここには煙突もないし・・・」
煙突のあるうちなんてほとんどない、
あってもせいぜいネズミやイタチが入れるくらいで人なんか到底入れない。
「ベランダから入ってくるのかな?」
「うんきっとそうだよ」
でもマンションの1階ならともかくも、高層階だとそれは無理。
「う~ん、やっぱり玄関から入ってくるんだよね」
「うん、きっとそうだよ」
というわけで子供たちの話は、サンタクロースは車でやってきて玄関から入ってくるという夢のない話しに落ち着く。

さて夜中、子どもたちはすっかり寝てるころ、サンタクロースがやって来た。
玄関をピンポ~ン!
(今頃、誰だろう・・・)
「あの~、サンタクロースですが・・・」
怪しいやつが来たな・・・
サンタクロースがいくら説明しても親は警戒してドアをあけてくれない。
仕方なくドア越しに名刺を渡す。
そこには一言「サンタクロース」と書かれている。
するとますます怪しまれた。
しかし・・・ふと親は考える、よく見るとそんなに悪い人ではなさそうだ。
きっとクリスマス限定の宅急便のサービスなのかもしれない。
恐る恐る、そっとドアを開けると、
やっと開けてくれてほっとしたサンタクロースにこっと笑って
「メリークリスマス!子どもたちにプレゼントを持ってきました」
親は不信ながらもプレゼントを受け取ると、サンタクロースは伝票を出して
「ここにサインしてください」
(やっぱり宅配業者だったんだ!)
でもサンタクロースは趣味でやってるのでなく職業。
そのために最近では伝票に受け取りのサインをしてもらうことになったのだ。
こうしてようやくプレゼントを受け取り子供たちの枕元に置く。

さて、朝いつもよりも早く飛び起きた子供たち。
枕もとのプレゼントを見て大喜び
「わ~い、サンタクロースがプレゼントを持ってきたよ」
「やっぱり車できて、玄関から入ってきたんだね」

こうしてこの家庭でも普通にクリスマスを迎えることができたのだった。

ところで・・・我が家には・・・.サンタクロースが来る気配はまったくない。
サンタクロースから嫌われたのかもう何十年も来ていない。
純米酒の1升瓶を持ってきてくれることを、
それが無理ならせめて焼酎の紙パックでもプレゼントしてくれるのをとっても期待しているのだけど・・・

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西播磨フードセレクション

2016年12月23日 03時34分53秒 | 田舎暮らし


先日、西播磨フードセレクションの表彰式があった(らしい)。



わが家は金賞を受賞した。
もっとも金賞といってもその上に特別賞があるのだけど・・・
ともあれ食品会社や酒造、営農組合、加工組合などそうそうたる受賞者の中で個人の農家は我が家だけ!

よく知らないけど、嫁が作った「大豆バター」で金賞になった(らしい)。
(ちょっぴり自慢!)

しかし最近の賞状や盾、洗練されてきたね。
木目調の賞状、額付き。
(このまま飾れる)
アクリル製の盾。

どちらも(何の役にもたたないけど)感じがいい!
副賞の方は・・・これはとっても息子夫婦の役に立っている!!

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素焼き

2016年12月22日 18時27分11秒 | 陶芸


先月、地元・たつの市のオータムフェスティバルに陶芸作品を出したら、めぼしいものは売れてしまった。
それで、慌てて2月の公民館祭りのために作陶した。
約30個。
このうち売り物になるのはせいぜい半分。
300円~400円くらいで売ったら、歩留まり半分、150円~200円。
時給換算するとどうなるのだろうね?
50円くらい?
めざせ!時給300円!!
には・・・まだまだ遠いなぁ~~~


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杉の葉

2016年12月22日 10時06分05秒 | 田舎暮らし
風の強い日はうれしい。
庭に杉の葉が散乱しているから。
それを集めて薪ストーブや七輪の火種にする。
マッチの火を杉の葉に点けると、しばらくくすぼって、
やがて煙が勢いよく立ち込めて、ポッという音がして、
めらめらと火が起こる。
その快感が心地よい。

杉の葉は山羊も食べる。
冬の餌が乏しい時、貴重な餌だった。

春、束ねてメダカの水槽に入れておくと、
そこに卵を産む。

ただ厄介なのは春。
陰険に花粉をまき散らす。
ここの周りは杉がやたらと多い。
でも不思議なことに都会にいるときよりも花粉症の症状は軽くなった。

山の杉はほとんど手入れされることもなくなった。
でもたまに伐採される。
その後は植林されることもなく、草が生え、雑木が生える。
日本の杉林は長い時間をかけて次第に小さくなっていくのだろう。

でもこれも良いことかもしれない。
手入れされないで何とか生き残り、1000年~2000年ののち、
屋久島のように巨木となって甦るのかもしれない。
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