ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

夕暮れ

2017年11月30日 18時02分27秒 | 田舎暮らし


秋になると空の写真を撮りたくなる。
でも撮った写真を見るといつもがっかりさせられる。

やっぱり生の自然の方が美しい。
それならわざわざ写真にとる必要なんてない。

やっぱり大きな自然を小さく撮るよりも、小さな自然を大きく撮りたい。
誰も気づかない小さな小さな世界に美しさを見つけて写真に撮りたい。

いつもそう思っているのですよ。
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習慣について

2017年11月30日 17時47分16秒 | 雑感
しばらくブログを休んでいた。
ブログを書くのはすっかり習慣になっているので、苦にはならないしブログネタにもまず困ることはない。
なんせ何の役にも立たない、しょ~もないブログ。
気の向くまま雑文を書いたらいいのだから楽だ。

でもたまたまブログを休んだらこちらの方がもっと楽なことに気づいた。
なんせ何にもしなくてもいいのだから。
というわけでブログをしばらく休んでいた。
でもまあ習慣とは恐ろしいものでまた書く気になってきた。

そういえばこんな話がある。
とある農家で牛が生まれた。
そしてその子牛がとってもかわいかったので、そこの娘さんが毎日抱いて可愛がった。
そしてそれがすっかり習慣になって、子牛が大きな牡牛になっても毎日抱いていたという・・・
このように習慣とは恐ろしいものだ。

・・・実はこの話モンテーニュのエセーに出てくる話でいかにもモンテーニュ風なジョークだ。
(まさか本気にした人はいないでしょうね?)

というわけでまたまたブログの開始です。
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モミジ

2017年11月23日 18時43分17秒 | 花便り
我が家の紅葉もだいぶ色づいてきた。





一方こちらは玄関先にある紅葉。
数年前に小さな苗を移植して今では2メートル以上になっている。
でもこの紅葉しょうもない奴で毎年紅くなる前に葉が落ちる。
今年も黄色くなったけどもう落ち始めている。
紅くなるだろうか?








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勤労感謝の日

2017年11月23日 08時54分22秒 | 田舎暮らし
今日は祝日、勤労感謝の日。
でも年中休み、あるいは年中働いているので大した実感はない。
(だって自給用とはいえ鶏を飼っている。鶏は食べるのを休んではくれない。
せめて祝日くらいは休んでくれたらいいのに・・・)

ところで誰だって向き不向きはある。
それで今頃になってふと思う。
どうも働くのには向いていなかったのではないか?
定年退職するととたんに身を時間を持て余す人間がいるけど、こんな人間は仕事しか向いてなかったのだろう。
こちらは逆だ。仕事を辞め田舎暮らしを始めたら途端に忙しくなったし、充実した時間を過ごせるようになった。
やっぱり仕事には向いてなかったんだ。

高校時代は灯台守にあこがれていた。
夕方明かりをつけて、朝明かりを消す。
あとは毎日海を見たり釣りをしたり本を読んで暮らせたらどんなにいいだろう。
そう高校の時からどうしようもないぐうたらな人間だった。
それとも作家とか作曲家とかもいいなと思った。
でも鬼のような編集者に原稿を取り立てに来られるのもかなわないな・・・
それにちょっとかけていたものがあった。
それは才能と情熱。
才能だけではだめでやっぱり努力は必要なのだ。
でも努力するのはにがて。
やっぱり根がぐうたらな人間なのだ。

というけで勤労感謝の日、あまり縁のない日だ。
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「ピアノ&ヴァイオリンコンサート」

2017年11月22日 17時17分24秒 | 田舎暮らし
午前中から降り始めた雨がしとしとじめじめ、まだまだ続いている。

今日は市民大学講座のオープン講座で「ピアノ&ヴァイオリンコンサート」があった。
奏者は隣の町に在住されている人で、
ピアノは市場誠一 さん
ヴァイオリンは中西ターニャ さん
この近辺でよく演奏活動をされてるそうだけど初めて聞いた。
中西ターニャさんはロシア・コーカサス生まれ、結婚して日本に移住されたらしい。

曲目はとってもポピュラーなクラシック音楽とロシア民謡が中心。
愛の挨拶とか・・・ガボットとか・・・ハンガリー舞曲第5番とか・・・エリーゼのためにとか・・・モーツアルトのトルコ行進曲とか・・・
クラシック音楽ファンにはちょっと物足りない選曲。
でもまあ、市民大学講座という性格上仕方ないのかなぁ・・・

ロシア民謡は久しぶりに聞いた。
懐かしく聞いた。
昔、歌声喫茶というのが流行っていた。
今の団塊の世代、あるいはそのちょっと前の世代。
喫茶店に行って皆で歌を歌うという、今ではきっと信じられないだろう、
そんな喫茶が流行っていたことがあった。
学生を中心に若い世代の人たちが集まってアコーディオンの伴奏でみんなで歌を歌った。
歌は流行歌や演歌ではなく、外国の民謡が多かった。
スコットランド民謡、ボヘミヤ民謡、イタリヤ民謡、アメリカ民謡やフォスターの歌、
その中でも特によく歌われていたのがロシア民謡。
それでとっても懐かしく聞いた。

でも、といっても、実は歌声喫茶には一度も行ったことがない。
というのも大学時代は歌声喫茶が衰えてフォーク世代、ビートルズ世代になってたから。
でも歌声喫茶の世代をまだ引きずってる時だった。
だからロシア民謡をとっても懐かしく感じた。

そこで今回のコンサートはもう一つ焦点が絞れてないように感じた。
歌声喫茶風にロシヤ民謡を中心にしたら、
みんなで歌う時をもっともっと増やしたら、
もっともっと盛り上がったのではないだろうか?
それから音響。
公民館のホールでは仕方ないなぁ~と思いつつも、
やっぱり音響の悪さが気になった。
ちゃんとしたホールで聞きたいなと思った。
それに踊りがあったらもっといい!
そしたらもっともっと楽しいコンサートになるのに・・・
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オータムフェスティバル

2017年11月21日 18時09分31秒 | 田舎暮らし
今週末の3日間はここたつの市ではオータムフェスティバルが開催される。
ここはイベント好きな市で、しょちゅう何かイベントが開かれている。
その中でも一番大きいイベントがオータムフェスティバル。
小京都・龍野の旧市街の町家を解放して出店や寺などでは音楽会など盛りだくさん。
今回で15回目・・・というとここで田舎暮らしをはじめた年。
第一回を見に行ったかどうかあまり記憶はないけど、きっと2回目以降は毎年行っているし、出店もしている。
最初はボランティアで参加して、そのうちこの農園も出店した。
もう出店して10年以上になるかなぁ・・・

最初は客はそんなに多くはなかったけど毎年毎年増えている。
去年初めて、一昨年恐る恐る、売れるかなぁ~と片隅に自作の陶芸作品をならべたら、
何と無謀にも買ってくれる人がいた!
(物好きだなぁ~)と内心思いつつも、
(無謀だなぁ~)と内心思いつつも、
とっても嬉しかった。
とっても励みになった。

今年もこの右田農園は出店する。
場所は「町のイスキア」という時々コンサートなどをやってるレトロな雰囲気いっぱいの町家。
でも今回は間に合わなかったので、残念ながら陶芸作品はださない。
もしかしたら物凄いお宝になるかもしれない作品、
10年後には・・・う~ん?
100年後には・・・う~~ん?
1000年後には・・・う~~~ん?
1万年後には・・・うんうん、きっとお宝になることは確か。
そんな貴重な作品を今回は出せないのがいかにも残念。

ともあれ片隅の陶芸はないけどメーンの野菜や加工品は出していますので来てくださいね!

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夕暮れ

2017年11月20日 18時51分18秒 | 田舎暮らし


夕暮れ・・・
なんてこともない、いつものいつもの夕暮れだけど、
ふと写真を撮りたくなって、撮りました。







そして撮ったらやっぱりいつもの夕暮れでした。

やがて日没を迎えて・・・
いつものように日没を迎えて・・・
なんてこともなく・・・
人もまた、この夕暮れのように・・・
なんてこともなく・・・
このまま暮れていくのかなぁ~・・・
なんてこともなく・・・
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本の旅

2017年11月20日 17時58分03秒 | 本の中から
たまたまモリエール全集を読み、
それに刺激されてラシーヌを読み、
さらに刺激されて古代ギリシャの悲劇、
エウリピデス、アイスキュロス、ソポクレスを読み、
今はアリストパネスを読んでいる。
アリストパネスは昔々・・・高校時代夢中になって読んだ。
今でも結構覚えているはず・・・と思ってたけど、結構忘れていた。

昔の喜劇は悲劇と違ってとても読みにくい。
モリエールの性格劇のような作品なら時代の予備知識がなくても、時代・空間を超えてそのまま楽しむことができるけど、
風刺・皮肉・パロディ・洒落・・・はその時の時代背景、言葉を知らないと面白さがわからない。
そのためやたらとページをめくっては(注)を読むのがとっても煩わしい。

それでたいした予備知識がなくてもそのまま楽しめる悲劇と違って、
しばしば時代・世相に左右される喜劇は悲劇よりも劣ったものとみられがちだ。
でもそれは違う。
人を楽しませ喜ばせるのはやっぱり喜劇だ。
それに喜劇には悲劇よりも大きな大きな世界がある。
地獄に旅することもできる。
雲に乗ることもできる。
鳥の国に行くこともできる。
それにアイスキュロス、エウリピデス。ソクラテスまでも劇に登場するのが楽しい。
ソクラテスがプラトンを通してでなく、アリストパネスの喜劇に登場するととっても身近に感じられる。
もっともプラトンも「饗宴」でそのお返しか、アリストパネスを登場させて面白おかしくアリストパネスの説を披露させているのも、
当時のアテネのサロンの自由な雰囲気を感じさせて楽しい。
そんな輝かしいアテネの時代が終わってペロポネソス戦争に負け暗い暗い時代のアテネ。
ソクラテスも死刑になった。
そんな暗い暗い時代のアテネ。
でもそこに喜びを希望を与えるのは喜劇、笑い。
喜劇の世界だったら、そこは(女だけで)簡単に平和を得ることもできる。
災害や戦争などで打ちひしがれた人たちにまず必要なのはパンと笑いと音楽。

アリストパネスの自由奔放な発想、まるで現代のSF小説だ。
そこに新しい希望を見出すことができる。
これこそ喜劇の王道、醍醐味。
アリストパネスやルキアノス。
世相が暗ければ暗いほど、アリストパネスの喜劇やルキアノスの作品が輝きを増す。
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もうすっかり冬!

2017年11月20日 13時25分32秒 | 田舎暮らし
もうすっかり冬だ。
空は青いけど重く冷たい。
昨日デンドロビュームと観葉植物を室内に入れた。

そろそろ薪ストーブの準備もしなければ・・・
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木枯らし

2017年11月19日 18時19分54秒 | 田舎暮らし
木枯らしが吹き荒れ寒さは日に日に増している。
暑いの大好き、寒いの苦手。
九州生まれの人間にとって、冬は最も嫌いな季節だ。

でもここは兵庫。
寒さもそこそこなはずだけど、それでも結構寒いのだよ。
東北や北海道や岐阜や長野の山奥に住んでる人、
よく冬を耐えてるね・・・
すっかり、すっかり、耐えてるね。
それだけで、もう、すっかり尊敬する。

しかしねぇ・・・冬になるといつも思う。
人類はまだまだ充分に進化してないのではないかと。
熊を見習え!
秋の終わりにいっぱい食べて、いっぱい呑んで(?)後は穴倉にこもって寝て暮らす。
これこそ究極のエコではないか?
人間も熊を見習え!
冬になると、思いっきり食べて呑んで、あとは春までうつらうつら眠りながら時を過ごす。
これこそ究極にエコではないか?

いまだに人類は進化していない。
もっともっと熊を見習え!

いえいえ、そんな話じゃなく、紅葉の話。
我が家の紅葉もようやく赤く色づいてきた。
それで紅葉の写真です。







だいぶ赤くなってきたけどまだまだ緑も多い。
これからしばらく楽しめそう。







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楽焼

2017年11月18日 18時45分30秒 | 陶芸
夜中から雨・・・でも昼頃には止み、夕方にはすっかり青空になった。

陶芸・素焼き・・・今の時期なかなか乾燥しない。
ちょっと怪しいなぁ~と思うものもあったけど、まっいいか!

今回は素焼きだけでなく、赤楽の釉薬をつけたものも焼いた。
楽焼は800度で焼くらしいので・・・
さてうまく焼けるかな?

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農園の朝

2017年11月17日 03時00分25秒 | 田舎暮らし


ここは谷。
毎朝霧が立ち込める。
色のない世界に、
やがて日が昇り輝く朝がやってくる。
こんな朝を見るたびに・・・
そうそう頑張らなくてもいいのだよ。
今日もたらたらそれなりに、
そう、そう、それなりに生きていこうね。
今日を生きたら、もうそれで充分じゃない。
そしてまた明日がやってくる。
このまんねりこそ幸せというものいうものじゃない。

というわけで思いっきり、農園の朝の写真です。






























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ヤギの友・・・

2017年11月16日 18時25分37秒 | 山羊の話
山羊の会からはがきが届いた。
「会納入のお願い」とはがきが。
3年間会費を納めないと除名するぞ~~~というはがきが。

まだ山羊の会に入っていたんだなぁ~
そして今年度で3年目。
あ~あ、4月になったら除名されるんだね。
山羊に影がどんどん薄くなっていく・・・
今でも山羊大好きだよ。
すっかり落ち込んでいるとき、
山羊たちのことを思い出したら思わずにこっとしてしまう。
あの獰猛な牡山羊シロ、本気で喧嘩したなぁ~
あの不良山羊ユキ。
いじめっ子だけどあのいたずらっぽい目を見ると思わずにこっとしてしまう。
いつもユキにいじめられて怯えていじけて暮らしていたねね。
山羊よりも人間の方が大好き。
それで今とってもかわいがられているよ。
そしてクールなカモメ。
美人!賢い!そしてクール。
でもとっても子供のミドリを可愛がっていた。
ミドリはまったくなつかなかった。
その分カモメにべったり。あれほど仲の良い山羊の親子を見たことはない。
そのほかにも多くの山羊たちがいた。
もらわれていった子たちもたくさんいた。
死んだ子もいた。
この農園は山羊の思い出がいっぱい!
その思い出を抱いて、
今では鶏小屋になった山羊小屋を見ながら、
山羊たちのこと、いつまでもいつまでも忘れない。

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ウドの移植

2017年11月16日 18時08分11秒 | 田舎暮らし
近頃どうも体がなまっているので、
久しぶりにこの2日重労働。
今日はウドの株を移植した。

ウドはここにもともと植わっていた、いわば先住民だ。
それで大切に育ててもう15年になる。
ここに来たころは生のウドなんて見たことなかったので、
他人から教えてもらうまでわからなかった。
何だろうねぇ~、なんか普通の雑草とは違うような気がするんだけど・・・

ウドは「独活の大木」なんていうけどもちろん大木にはならない。
秋には枯れて春に芽を出す。
ふつう食べるウドはホワイトアスパラガスと同じように人工的な環境で作られる。
密室に閉じ込められて陽の光が当たらないところで育てられる。
それであんなに茎が白いんだよ。

我が家では山の環境と同じように落ち葉をかける。
芽が出てきたらさらに落ち葉をかける。
こうしてできたウド、
春の旬の味、酒の肴に最高!!
この味が忘れなくて毎年ちょっと手間だけど・・・作っている。

でも今まで2か所あった小さい小さいウド畑を1か所にまとめることにした。
やっぱり山から落ち葉を集めるのは大変だしね・・・
この農園では今ではマイナーな野菜だしね・・・
でもまあ、愛着があるのでこれからも作り続けるよ。
一人でも作り続けるよ。
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竹の間伐

2017年11月15日 18時45分48秒 | 竹細工
竹を十数本切った。
「木六竹八」~という。
木は6月に伐りなさい。
竹は8月に伐りなさい。
これは旧暦なので、実際は1カ月半ごろ後。
竹は9月中旬に伐りなさいということ。
その一方で竹は「11月に伐れ」ともいう。
まあ竹は秋に伐りなさいということ。
12月になるとタケノコが地下で生えてくるのでもう遅い。
それでまあ竹は秋に伐ったらいい。

それで竹を十数本切った。
来年のタケノコとためもあるけど間伐の意味もある。
タケノコを育てるためには竹林を傘をさして歩けるくらいに伐採しないといけないらしい。

竹細工に使うのは真竹。
孟宗は節間が短いにんで使いずらい。
でも竹組み細工だったら使える。
それで今日伐った竹は来年宅組細工に使うつもりだ。
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