ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

彼岸花

2006年09月29日 22時15分03秒 | 田舎暮らし
毎年、秋の彼岸のころ里山は彼岸花で覆われる。

田んぼの周りや墓の周り、川の土手に、
この真っ赤な毒々しい派手な花がいっせいに咲き出す。
でも不思議と秋の里山にはよく似合う。

パソコンの不調と野良仕事に時間をとられてしばらく更新してなかったら、もうすっかり秋だ。
柿もだいぶ赤く色づき葉も少なくなってきた。でも今年は柿は裏作。実は少ない。
でも栗は豊作。実をいっぱいつけてまもなく落果を始める。

この数日ですっかり寒くなってきた。
それで寒さにせかされて珍しく野良仕事に励んでいる。
遅れていた玉ねぎやねぎ類の種まきやにんにくを植えたり、イチゴを植えたり、とあくせく動き回っている。
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メダカ

2006年09月27日 06時37分11秒 | 田舎暮らし
その後メダカにはえさはやってないけど元気に泳いでいる。
ボウフラは減るどころか逆に増えている。
いったい何を食べているのだろう?
メダカかな?

一昨日イチゴの苗をもらいに行った。
同じ町だけどここから30分くらいのところ。
そこの溝にはメダカがたくさん泳いでいた。ドジョウもいた。
なんだ、ここからとってきたらよかったんだ・・・!
でもこのメダカは日本の在来種ではないらしい。アメリカメダカだといっていた。
もう在来種はいないということだった。

でもまあそれでもメダカはメダカ。
メダカはヤギや鶏と同じように田舎の必須アイテムだ。
我が家でもメダカを増やして裏の沢に放すと、田舎暮らし3種の神器の完成だ。
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美保関へのミニ旅行

2006年09月24日 07時43分20秒 | 田舎暮らし
ずっと田舎に引き込んでいると、時々閉塞感に襲われて谷底の生活がとても息苦しくなることがある。
そしてそんな時は無性には海を見たくなる。
海のにおい、潮騒の音、そして何よりも広大な海!
海を見るとどんなに気持ちが癒されるだろう。

というわけで、この前急に思い立って、日帰りで日本海に行ってきた。
心配だった雨も上がり。曇り空ながらも晴れ間も見える。
ヤギにも鶏にもたっぷりえさをやって、「これは今日一日分だからね!」、としっかり言い聞かせた。
でもどうせわかってないだろうな・・・、と思いながら、朝早く旅立った。
ヤギも鶏も見送りもしないで夢中で食べていた。大丈夫かな?

片道3時間。片面がへこんだ黄色いアホ車の軽四輪で高速を突っ走る。高速を走るのはこれで二度目。
しかも前回は4年前、それもほんのちょっと走っただけだった。
それで今回はさすがに緊張した。しっかりハンドルを握りしめて、超安全運転で、のろのろ走ってるやつを追い越しながら、下り坂ではすぐ110キロを超えてあわててスピードを落としたり・・・
やっぱり軽で100キロ越すのはちょっとしんどいかな、と思いながらも何度も100キロを超えたりしながら、中国自動車道、米子自動車道とすすみ・・・蒜山SAで休憩。ここまではきわめて順調。
そして大山を見てほっと一息。少し雲に隠れていたけどまあ見晴らしはよかった。
・・・蒜山SAから見た大山。

さてこれでもまだ半分くらいだ。それからさらに島根県の美保関を目指して突っ走る。
米子に下りて、後はひたすらまっすぐ。境港をとおり、いよいよ島根県。途中はじめて道を間違って自衛隊の山奥の秘密基地(?)に迷い込みながら、何とか到着した。

そこは美保関。昔北前船の寄港地だったところ。そこのヤギ仲間のFさんのところに行く。ヤギ小屋やヤギの柵をみて柵作りの参考にしようと思ったのだ。
今年Fさんのヤギは2頭の子供を生んだ。鹿と牛を。牛はもういなかったけど鹿はいた。そうそれはやっぱり鹿だった、角さえ見なければ・・・。
Fさんのうちは我が家と同じころヤギを飼い出した。そしてほぼ同じペースで子ヤギを産んでいる。
でも同じヤギとはいえ我が家のヤギとはずいぶん違う。白ヤギと黒ヤギという違い以上に性格が違う。生まれか育ちか・・・。ヤギがおとなしい動物だということを初めて知った。
あ~あ、我が家の頭突きが得意なユキ、少しは見習え! とはいえ柵で放し飼いしてるとやっぱりヤギも穏やかになるのかもしれない。はやく柵を作ろう。
・・・鹿ヤギ 

それから、海岸を散歩した。磯は見るだけで楽しい気分になる。しかも秋の誰もいない海~と言うわけではないけど、ほとんど人影が見えない海というのがいい。磯ではウニやサザエがよくとれるらしい。
ところで人里はなれたところに別荘があって売りに出てるらしい。300万!まるでプライベートビーチの海岸には馬糞ウニがたくさんとれるらしい。でも風は強そうだし、常住するのはちょっと大変かな。

・・・売りに出てるらしい別荘

海にはとんびがよく似合う。とんびの鳴き声と波の音そして磯の香り。水平線を見つめているとすっかり時のたつのを忘れてしまう・・・わけにはいかない!これから3時間かけて帰らないといけないのだから。
やっぱり海は泊まりで来ないとだめだよね。

それから美穂関を案内してもらった。美穂関は港町。青い石畳の道に古い町並みが残っている。
昔、あの「菜の花の沖」の高田屋嘉兵衛もきっと何度も来たことだろう。
そして船が寄港すると小さな静かな町が急に活気付きごった返す情景が目に浮かぶ。


美穂灯台にもいった。遠くに隠岐の島が見える。昔、後醍醐天皇が我が家の近くを通って、隠岐に流されていった。
ずいぶん長い距離を通って、さらにかすかに見える遠くの島まで小さな船に乗って流されていく。
かなり惨憺たる気分だったことだろう。
そして今でも流刑という刑があってもいいのではないかと妙なことをふと思った。
毎日海を見て、釣りをして、新鮮な魚を食べて、本を読んで暮らせたら、流刑も悪くない。ただ酒は飲み放題にしてほしい、と思った。

灯台はフランス風な灯台だという。といわれてもフランス風な灯台とはどんなものか知らないのでよくわからない。きっとこんなものなのだろうと納得するほかない。
子供のころは燈台守の仕事をするのが夢だった。毎日一人で海を見て、本を読んで暮らせたらどんなにいいだろうと。
早い話が子供のころからぐうたらだったのだ。でも今ではどこも無人だ。灯台守になってたら失業していただろう。

灯台からは180度の海が眺望できる。もっとも正確に分度器で測ったわけではないので180度というのは確かではないけど。
そしてここでは地球の丸みを感じることができる・・・ような気がする。秋田の男鹿半島にも地球の丸さを感じることができるという展望台があった。
確かにそういわれるとそんな気がしてくる・・・根が単純なんだなと思った。

灯台を見て、さて後は帰るという仕事だけが残されている。
またしても高速を突っ走る。途中、片道1車線の欠陥高速道路を後ろの車をいらいらさせながら、今度は90キロで走る。やっぱりこのアホ車では90くらいがちょうどよい。
こうして何とか家にたどり着いたときはもう真っ暗だった。ヤギや鶏は怒っているだろうけど知らんふり。朝早く見に行くことにした。
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有機メダカ

2006年09月21日 23時21分50秒 | 田舎暮らし
メダカは元気に泳ぎまわっている。
でもやっぱり土を入れたほうがよさそうだ。
いろいろと聞いたところによると、田んぼの土、赤玉土、培養土・・・早い話が聞く人によってみな違う。というわけで、腐葉土と赤玉土を混ぜたものを入れることにした。
一度に入れると水が濁るので少しずつ、ちびりちびりと、ねちねちと、いやらしく入れることにした。えさは金魚やメダカのえさをやったら簡単だろうけど、でも自然の状態ではそんなものあるわけないだろうから、腐葉土、せいぜい米ぬかくらいで我慢してもらおうと思った。
そうヤギにも鶏にも我慢してもらっているのだから、ここはやっぱり無農薬・無化学肥料の有機メダカになってほしいと思った。
というわけで、こんな農園にもらわれてきた悲運をあきらめてどうか清く正しいメダカに育ってほしいと思っている。
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新しい仲間

2006年09月21日 06時47分53秒 | 田舎暮らし
新しい仲間・・・メダカとひよこ

メダカが数十匹やってきた!
玄関の外の大きなバケツに泳いでいる。
玄関に出入りするたびに、数分間メダカに挨拶する。
ほとんど赤ちゃんメダカなのに、不思議なことにもうちゃんと泳いでいる~当たり前か。
餌はよくわからないのでボウフラをやっている。でもどうみてもボウフラのほうが大きいので、まるでボウフラの餌になりそうな雰囲気。米ぬかをちょっとやったら、食べてる・・・ような気がする。
もっと大きくして、メダカの刺身、メダカの干物、メダカの煮付け・・・無理かなぁ。

それからひよこ。
ウコッケイのひよこが生まれた。
一羽だけ・・・。
丸々としたちょっぴり茶色っぽい小さな小さなひよこが。
育ての親鳥にぴったりくっついて、小さな声でぴよぴよぴよ・・・。
まったくほったらかしにしてたので、いつ抱いたかもわからなかった。
どうやら3個抱いてたらしくそのうち一個だけ孵った。
ほかのウコッケイに踏み潰されないで大きくなってくれたらいいのだけど。
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パソコン

2006年09月19日 13時26分26秒 | 雑感
新しいパソコンが来て、やっとどうにかインターネットの接続が終わった。
これでブログも再開できる。

ところで、マウスやプリンターに接続しようとしたらなんとケーブルがちがってて接続できない!う~ん、最近はこんなになってるのか・・・。プリンターは10年以上は使ってるけどまだ動くのに!マウスも5年使っているけどまだ使えるのに!!
う~ん、買わないといけないのだろうか?!
これはてっきりメーカーの陰謀?
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今日も雨

2006年09月13日 10時57分22秒 | 田舎暮らし
毎日、雨が降り続いている。
畑は水浸し沢も水であふれている。
やぎも鶏も当ぐうたら百姓も所在なげに窓から外を見つめている。

もう9月も中旬。それなのに秋植え野菜の準備がなかなかできない。
ほんのちょっとやんだら、あわてて苗を植えるとまたも雨。
畑もなかなか耕せないのに種をまき時期はどんどん過ぎていく。

はやくやまないかな。
やぎも鶏も当ぐうたら百姓も所在なげに窓から外を見つめている。
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水滴

2006年09月09日 17時13分13秒 | 田舎暮らし
今日も一日雨。
それで野良仕事も休み。
よどんだ空がとても気持ちを落ちつかせる。

外はイネ科の雑草に覆われた緑の世界。
葉に滴る水滴がガラスだまのようにきらきら光っている。
水滴を見るとすっかり詩的な気分になって、おもわずつぶやく。
よし今日も、焼酎をロックで思いっきりのもう!

*写真はサトイモの葉にたまった水滴。
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椿油

2006年09月08日 17時08分48秒 | 田舎暮らし
我が家には数十本の椿の木がある。数えたことがないので正確な数字はよくわからないけど・・・
今、実が赤くなってきた。この実はいつもただむなしく落ちていく。
昔はきっと油をとっただろうに・・・

それで今年は油をとってみようかと思う。
椿油は髪につけるだけでなく食用にもなるらしい。
椿油でてんぷらを揚げたり石鹸やシャンプーを作ったり・・・油が取れるとますます自給自足的な生活に近づく。

なんていいながら、まだせっかく作った小麦粉も食べてない。まもなくそばも取れるのでそばうちにも挑まないといけない。
そうそう柿渋もどうもうまく発酵しない。

誰か椿油つくり一緒にしませんか?
ただしうまくできるかどうかの保障はありません。
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男児誕生

2006年09月06日 10時43分23秒 | ニュースの中から
皇室に男児が生まれたらしい。
ちょっぴり残念。女児だったら面白かったのに・・・。
すると皇室典範の改正が行われ、女系天皇も認められるようになり、相手の婿さんの親も皇室に入る。
これが何世代も続くと、日本中、皇室か皇室関係者か、皇室関係者の友達か、皇室関係者の近くにすんでいる人ばかりになる。早い話が源平藤橘のほかに皇室が加わるだろう。
すると虎の衣を借りて威張って国民を見下している宮内庁の職員も、虎の衣どころか、猫の衣さえきることができなくなる。こうして本当に開かれた皇室が実現するのだ。
こうでもならない限りこの伏魔殿は変わらないだろうね。
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