ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

里山(1)

2019年08月30日 17時27分31秒 | 田舎暮らし
里山の自然を守れ!
と言ってる人たちに言いたい。
里山って現代の宅地造成地と同じ。
山を削り、木を切り倒し、自然を破壊してできたものなのだよ。
「宅地造成地の自然を守れ!」なんて言う人は多分いないだろうけど、
里山を守れ!なんて言ってる人は同じようなことを言っているんだよ。

里山ってとっても人工的な自然。
絶えず手をかけないと破壊されてしまう、そんな自然。
それはダムと同じ。
ダムを作ると水力発電によるエネルギーができ、貯め水は水道水や農業用水にもなる。
いいことづくめ?
でもやがてダムは土砂で埋まり、それを除かねば災害の危険が生まれる。
そのため土砂を取り除くためにエネルギーが必要になる。
水力発電で得られるエネルギーと土砂を取り除くエネルギーやダムを維持するエネルギーの損得勘定を考えたことある?

でもね、そうは言っても里山。
人口増に対応すべく里山を、自然を破壊して里山を作った人たち、
そんな人たちの努力によって今の里山ができ、人口増を支えて、今の都会ができている。
そんなことをわかったうえで、言いたのだ。
人口増に対応すべく里山ができた。
でも人口減の今、「有難うございました」と言って、里山を自然にお返ししたらいい。

里山の自然ともののけ姫のような本当の自然と、どっちがいい?
里山の自然の方がいい!と思ってる人は、
本当の自然、屋久島や知床の自然をつぶして里山に変えたらいい。
でもそうしろと言う人はきっと誰もいないだろう。

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漫才

2019年08月30日 17時16分44秒 | ニュースの中から
漫才は2人でやってこそ面白い。
ボケと突っ込みがあってこそ面白い。
ところがこのところの韓国漫才、もうすっかり飽き飽きだね。
韓国大統領の一人漫才。
もうすっかり飽き飽きだね。

本人はつっこみと思ってるのだろうけど、
傍目にはまったくのボケ。
ねぇ~、韓国にはボケだけ、ボケだらけ?
つっこみできる人はいないの?
もう一人漫才にはまったく飽き飽きだよ!
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あしたがあるさ・・・

2019年08月29日 17時39分35秒 | 田舎暮らし
時々雨はうれしいけど、
三日も続くともううんざり・・・
やりたいことはいっぱい!
でも・・・雨でできない。
晴てもきっとやらないだろうけど、
でもやらないのと、やれないのと、では気分的には全然ちがう。

というわけで雨が続くと、すっかり憂鬱になる。
あれもしなければ、これもしなければ・・・と、やりたいことに脅迫される。
晴耕雨読・・・なんて気分には到底なれない。
ただただ降る雨を見つめながら、
あれもしなければ、これもしなければ・・・
少しも気持ちは落ち着かない。

その点、晴だと気が楽だ。
朝・・・・・・まだまだ日は長い、後でしよう・・・
昼・・・・・・もう昼食タイムか、昼からしよう・・・
(食事をして、昼寝をして・・・)
夕方になると・・・・・あしたでいいか・・・
夕暮れ夕焼けを見ると、
まあいいか、あしたがある。
あすしよう。

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韓国GSOMIAを破棄

2019年08月25日 17時27分55秒 | ニュースの中から
韓国GSOMIAを破棄・・・
このニュースに思わず「やったぁ~!」と内心叫んだ。
そうそう今、日韓関係はとってもいい関係。
韓国は2代続けて名大統領を選んでいる。
朴槿恵前大統領と文大統領。
その結果今とってもいい日韓関係ができている。

ところが、でもさすがに、これはやばいんでは?と韓国は反日デモを反安倍デモにすり替えている。
ステッカーも反日でなく反安倍にすり替えている。
これは明らかに官製デモ。
にも拘わらず、日本のマスコミは報道しないけど、
実は反日デモ・日本製品不買運動のデモよりも反文大統領のデモの参加者がはるかに多いという。
でもね・・・しかしね・・・実はそれはとっても迷惑な話。
どうか日本にすり寄らないでほしい。
だって今とっても日韓はいい関係なのだから。

このようないい関係を作った文大統領にはぜひノーベル平和賞をあげたいものだ。
まぁ、ノーベル賞は無理だとしてもせめてイグノーベル平和賞でもあげたいものだ。
それからついでに朝日新聞にもイグノーベル平和賞をあげたらどう?
安倍首相の報道には必ず批判記事を載せるのに、文大統領の報道は垂れ流し。
朝日は韓国のスポークスマン?
でもおかげで文大統領の異常だけでなく朝日新聞の異常ももろに伝わってくる。
ここはイグノーベル平和賞を文大統領と朝日新聞の共同受賞と言う線でまとめたらどうだろう?
日本は中国や朝鮮と違って使者にムチを打たないという文化がある。
文大統領は歴代の韓国の大統領と同じように大統領をやめたら死刑か無期懲役しかない。
朝日新聞も間もなく倒産するという道しかない。
そこでここは日本の優しい文化、「死者にムチ打たず」。
ぜひ文大統領と朝日新聞にイグノーベル平和賞をあげてほしい。


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太平記

2019年08月24日 18時46分47秒 | 本の中から
来年の大河ドラマはまたまた戦国時代。
今度は明智光秀が主役とか。
いったい日本の歴史は戦国時代と幕末~明治維新、たまに源平、さらにたまぁ~に赤穂浪士・・・だけか?!
もううんざりだよ!
いったいどうして、戦国時代と同じような規模の騒乱があった太平記の時代を取り上げない?
大河ドラマそんなに真面目に見てないけど記憶に残ってる限り太平記が取り上げられたのは1度だけ。
大河ドラマだけじゃない。
日本文学全集などでもなぜか太平記がほとんど取り上げられてない。
日本の軍記文学の古典の代表というと平家物語と太平記。
その規模の大きさといい、内容の充実度といい、
平家物語と太平記は軍記文学の双璧ではないか?
ところが戦後どうして太平記を無視してきたか。
戦前戦意の高揚にさんざん利用されたということはあるだろうけど、
それとこれとは別。
平家物語の世界と同様に太平記の世界も評価すべきではないか?
日本国民の常識として戦国時代や源平の時代と同様に太平記の時代も知っておくべきではないのか?
日本史の授業で習う後醍醐天皇や足利尊氏だけでなく、
楠木正成や新田義貞や大塔宮・護良親王や赤松円心のことなど、どうして教えない?
楠木正成・・・って誰?まさなり?
その子の正行を・・・まさゆき?
青葉茂れる櫻井・・・戦前は誰でも知っていた楠木親子の別れの歌、
せめてその逸話くらいは知っておこうよ。
楠木正成は、くすのきまさしげ。
楠木正行は、くすのきまさつら。

実はね、今住んでるところは太平記ゆかりの土地。
隣の上郡町は赤松円心が支配してた土地。
家の近くに旧出雲街道が通っている、
ここを後醍醐天皇が通って隠岐に流されていった。

太平記の史観は後醍醐天皇や楠木正成の史観。
そのため足利尊氏や赤松円心の立場の史観が欠けている。
でも歴史の流れは足利尊氏や赤松円心史観で動いている。
そこで足利尊氏や赤松円心の立場での大河ドラマがあってもいい。
来年の大河ドラマはまたしても戦国時代、光秀が主役だとか。
またしても戦国時代?!
もう飽き飽きだよ。
そこで室町時代の足利義教と赤松満祐との.軋轢。
義教はくじ引きで選ばれて将軍になったという、その基盤はとっても弱かったものの、
次第にその基盤を強くして、恐怖将軍と畏れられる将軍になった。
この織田信長型の人間だった。
この義教と赤松満祐との.軋轢。
赤松氏は赤松円心の功績により当時の大大名だったけど義教に疎まれ領地を没収されるのではないかと言う危惧襲われ、とうとうとんでもない事件を引き起こした。
将軍を自邸に招いてそこで将軍を暗殺するという嘉吉の変を引き起こしたのだ。
その後赤松一族はこの町の城山城にこもり最後は一族全員自刃して赤松一族
は絶えたのだった。
この足利義教と赤松満祐の話は信長と光秀の話とだぶってくるように思える。
そこでありきたりの飽き飽きの戦国時代の話でなく室町時代の話を、赤松一族の盛衰の話を大河ドラマにしたらどうだろうか?
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読書

2019年08月22日 18時23分50秒 | 本の中から
とっても蒸し暑い日だった。
こんな時は何にもする気がしない。
もっとも何にもする気がしないのはいつものことではあるけど・・・
晴耕雨読だけでなく暖耕暑読や暖耕寒読なんて言葉があってもよい。
というわけで今日も何にもしなかった。

趣味はいろいろあるけど、こんな日はせいぜい夜に読書をするくらいだ。
陶芸や竹細工なんてやっていられるかい!
クラシック音楽も聴く気になれない。
写真も面倒、炎天下に園芸なんてとうていする気になれない。
最後に残るのは酒と読書。
酒を呑むのは趣味と言うよりも日課、あるいは仕事。
自分の存在を自覚するためにも呑まないではいられない。
「われ思うゆえにわれあり」ではなく「われ酔うゆえにわれあり」だ。

そして最後に残るのは読書。
この趣味だけが最後まで残りそうだ。
晩の6時ころには晩酌をはじめて、ほろ酔い気分で食事をして、8時くらいにはもう眠る。
すると夜中1時か2時ころには目を覚ます。
それから朝まで長い長い、読書と転寝の時間が始まる。
ちょっと読んではまた眠り、またまた起きて読んではまた眠る。
本も一つの本ばかり読むのではなく、疲れたら別の本を読む。
というわけでたいてい数冊を同時に読んでいる。
今読んでいるのは、太平記、古今和歌集、滑稽本・傾城買四十八手、世界の名著見るだけノート・・・などなど、
ほかにも読みかけの本を何冊か枕元に置いてあって、気が向いたら読むことにしている。

古今和歌集は万葉集、新古今和歌集の中ではもっとも読みたくない本。
それで今まで読まないできた。
でも普通に考える和歌のイメージというとやっぱり古今集。
とっても魅力的な万葉集に対して技巧的な古今の和歌に芸術性よりも言葉の遊びを感じてしまう。
「貫之はへたな歌詠みにて候」なんて子規の真似して言いたくもなる。
ともあれ和歌と言うとやっぱり「古今集」、
少しずつ、ちびりちびり読んでいる。

滑稽本は江戸の庶民の読み物。遊郭の案内書という面もある。
しょせんたかだか庶民の読み物、本来ならすらすら読めるはずなのに、これがなかなか手間取っている。
洒落は時代と言葉に制約される。
洒落の言葉の意味を説明したのでは洒落にもならぬ。
当時の風俗、言葉、遊郭のしきたりなどいちいち注釈を読むのはなんとも煩わしい。
注をパスしても面白い、あるいは面白そうだなと言うことはわかるけど、
でもやっぱり物足りなさが付きまとう。
シェークスピアの喜劇もやたら洒落が多いけど、やっぱり洒落は2流の笑いだと思う。さすがにモリエールには洒落は少ない。
滑稽本、今まで4編を読み、今、5編目だけど面倒くさくなって中断している。

太平記については書きたいことがいっぱいあるので、次回にまわす。
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靖国参拝

2019年08月20日 18時47分02秒 | ニュースの中から
このお盆、安倍首相はじめ閣僚はみな靖国参拝をしなかったらしい。
個人的な心情で参拝しないのならそれは少しも構わない。
でも中国や韓国におもねって参拝しないのなら、それは許せない。

靖国神社参拝をとやかく言われる覚えはない。
それは内政干渉、絶対に許してはいけない。
まして今、中国はアメリカの攻撃に対してとっても苦しい立場。
それで今、日本にすり寄っている。
こんな時こそ靖国参拝をすべきだ。
中国は何にもできないだろう。
今まで靖国神社参拝にクレームをつけたのも、それが自国の利益に利用できたからだ。
今、靖国神社参拝にクレームをつけても何の利益もない。
米中関係の改善に日本を利用しようとしている中国には何の利益もない。
今、この時、総理大臣をはじめ閣僚は毎日でも靖国神社に参拝すべきだ。
もう2度と靖国カードを中国に切らせないために。

靖国神社参拝は韓国にも有効だ。
破綻寸前の韓国経済、でも大統領の考えることは国益よりも自分の権力維持。
結局歴代の大統領と同じようにやめた後、死刑や無期懲役になって、はじめて今やってることの愚かさに気づくだろう。
その愚かさを早く気付かせるためにも靖国神社参拝が必要なのだ。
これでますます反日を煽り立て、その結果韓国の経済破綻を早める。
そう自分で自分の首を絞めている、このことに死刑や無期懲役になって始めて気づくだろう。
そして経済破綻したら今度はすぐに日本にすり寄る。
だって韓国は今でも属国、どこかの国にすり寄らないとやっていけない国なのだから。
そしてそれを拒絶して初めて新しい対等な日韓関係が始まる。
距離を置く、ひたすら距離を置く。
すり寄ってきたら「しっしっ、あっち行け!」
これも最も有効な日韓関係なのだ。
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日本玩具博物館

2019年08月19日 17時40分34秒 | 田舎暮らし
昨日、姫路の郊外にある日本玩具博物館に行った。
http://japan-toy-museum.org/
ちょっとわかりにくい行きにくい所にあるので今まで行ったことがなかった。
ここから車で下道で1時間半くらいかかった。
きっと高速でもそんなに変わらないと思う。...
案内板しっかりしてたので迷わなかったけど、
そうでなかったら・・・はたして、たどりつけたかな?
 徒歩だと姫路から播但線で香炉駅下車、徒歩15分くらい。
 博物館は鉄筋の建物ではなく趣のある古い町家6棟に日本や世界のおもちゃが展示されていた。
とっても充実した内容だった。
大人だけでも楽しめるけど子供連れの方がもっと楽しい。
おもちゃで遊べる部屋があり大人もついつい遊んでしまう。
ただ欲を言えば、おもちゃ遊びのコーナーはもっと広い部屋がいい。
立って遊ぶのでなく畳の上で遊べるコーナー、
 椅子に座って子供が遊ぶのをゆっくり見ながらくつろげる場所。
それから外で遊べるおもちゃ、水で遊べるおもちゃをもっと充実してほしい。
羽子板はあったけど、.外で遊んでくださいという案内もあったけど、あまり外で遊べる雰囲気でもなかった。
もぅ少し広い広場が欲しかった。
路地裏の狭い空間、マンホールと水たまりがあるドラえもんの空き地。
そんな空間で、羽つき、竹馬、竹ぽっくり、吹き矢、手裏剣、チャンバラ、ビー玉、メンコ、おはじき、凧揚げ、駒回し・・・
そんな昔の遊びを楽しめる空間。
そんな昔の遊びを教えて楽しんでもらう空間。
それから楽器、楽器がもっと欲しかった。
この博物館に物足りなかったのは楽器、音。
もっと昔の音が欲しかった、世界の音が欲しかった。
楽器を楽しむコーナー、楽器を作るコーナーそんな空間があっても良かった。
おもちゃって見るものではない、楽しむもの、そして自分で作るもの。
そんなコーナーがもっと充実してたら良かった。
たまたま日曜日だということもあって客はそこそこ多かったけど、も平日だと寂しいだろうな・・・
そこでもっと客を引き留める工夫が必要だ。
大人だけだったらせいぜい1時間。
子供連れだったらせいぜい2時間。
それをもっと長時間引き留める。
遊び広場、遊び体験教室、おもちゃ作り・・・
それから自動販売機コーナーしかなかったけど、
これを喫茶店とレストラン、お土産コーナーに広げる。
せっかく近くに「香炉」という駅があるのだから、
香炉名物(?)の「香炉」を作ってお土産に売るとか・・・
もっともっとなんかあるはず・・・
それにすぐ近くに柳田邦夫の出世地・.福崎がある。
ここは柳田邦夫の生家とか、なぜか河童で(それなりに)有名な所がある。
それをアピールしつつ観光客を香炉おびき寄せる・・・
なんてことも考えられる。
なんてことをついつい考えてしまうのだった。
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久しぶりに陶芸

2019年08月17日 19時39分37秒 | 陶芸
久しぶりに家で陶芸をした。
マグカップ3つ、受け皿2つ。
お決まりの壺とか抹茶茶碗とかには少しも興味ない。
やっぱり実用品、それもちょっと変わったかなり変わった実用品がいい。
備前や立杭風でなく、瀬戸や京焼風でもなく、
かなり変わった砥部焼風な作品を作りたい。

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嵐が去って・・・

2019年08月16日 18時18分21秒 | 田舎暮らし
嵐は去った。
雨は終日降り続いたけど、時折激しく降ったけど、
終わってみたらそれほどでもなかったし、沢も溢れていなかった。
風もそこそこ吹いたけど、庭先に杉の枝や葉が散乱することもなく、
ビニールハウスも畑も被害を受けることもなく、
畑の土を十分に湿らせて去っていった。
台風はいつもかくありたいものだ。

外ではヒグラシやツクツクボウシが嬉しそうに鳴いている。
今日も気温は高かったものの、台風の置き土産、風がそこそこ吹いて、過ごしやすかった。
でも明日からまたまた猛暑が始まる。
でも確実に秋は近づいている。
もう少しの辛抱だ。
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堆肥作り

2019年08月14日 18時14分06秒 | 田舎暮らし
この暑い中、久しぶりに重労働の堆肥づくり。
堆肥の天地返しをしたり、刈り取った草をつぎ込んだり。
汗だくになりながらも、こんな作業をすると、とっても充実感に満たされる。
そう、そう、昔の小作人の雰囲気、まんが昔話の世界。

でもまあ、小作人ではなく、侘しいながらも自営農。
働けば働くほど自分の畑が肥えてくる、豊かになる。
自分の汗が人のためでなく自分のためになる。
そしてこんな思いで作った野菜を人が喜んで食べてくれる。
それがとっても楽しい!

今では現役を引退して、毎日毎日のほほんと、酔っぱらいながら暮らしている。
でもたまに土づくりをするととっても楽しい。
自然はすぐには答えてくれないけど、少しづつ、少しづつ、手をかければかけたほど、答えてくれる。
荒れ地が次第に肥えた土に変わっていくのがとっても楽しい。
サラリーマンのころは自分の仕事にこんな充実感を覚えたことはなかった。

田舎暮らしを始めてもう17年!
今では現役を引退して息子夫婦が引き継いでいる。
畑も数倍に広がった。
こんなに規模が大きくなると、もう自給自足的な農業ではやっていけない。
山羊を飼って堆肥を作り、鶏を飼って糞をぼかしにする・・・
こんな農業では今ではもうやっていけない。
それで堆肥は市販のバーグ堆肥、肥料はEMぼかし。
でもね嬉しいことに無農薬・無化学肥料。
こんな有機農業が我が家ではずっと続いている。
そう、でも、無農薬・無化学肥料!
これがこの農園のポリシーだから。

ところで今はやりの自然農法、この考え方にはとっても共感する。
根がずぼらな人間、ほっといて野菜ができたらこんないいことはない。
でも、はたして、自然農法ってどうなんかなぁ~?
自然農法ってとっても幅広い農法なんだけど、その定義はと言うと、
無農薬・無肥料・不耕起栽培・・・ということではないだろうか?

・無農薬~これはわかる、有機農業と同じ。
・無肥料~これは怪しい。大豆などマメ科の肥料を使ってて、どうして無肥料と言える?
草をマルチに敷いて、やがてそれが肥料になる・・・それでどうして無肥料と言える?
自然農法って、なんかよくわからない農法、無肥料とはいえ、動物性肥料を排除して植物性肥料だけにする・・・それが無肥料?
それだったら「無肥料」でなく「動物性肥料不使用」とでも表示すべきではないのか?
でも・・・それにしても・・・無肥料で野菜が作れるのだろうか?
確かに作れる野菜もあるだろう。
でもキュウリなんか無肥料だとすぐにしもぶくれなど、とうてい売り物にならない野菜ができる。
それで自然農法を標榜している農家に聞いてみた、
「キュウリはどうやって作っているのですか?」
すると小声で答えた。
「鶏糞を使っています」
えっ、鶏糞?!
それで自然農法って言えるの?

我が家では自然農法でなく、パーマカルチャーを理想として始めた。
パーマカルチャーっていうとかっこいいけど、要は昔ながらの自給自足的な農業。
畑に何も入れない何も出さない。
ここだけで完結する・・・そんな農業をやりたかった。
ところが自然農法だったらどうだろう?
山羊や鶏を飼ったらどうなるのだろう?
その糞をゴミとして捨ててその償却に無駄なエネルギーを使うのだろうか?
それともこっそり川に捨てて自然を汚染させるのだろうか?
こう考えると自然農法とはもっとも不自然な、自然を汚染させる農法ではないだろうか?
・・・としたら、やっぱり山羊や鶏の糞は自然に戻す。
これがもっとも自然に優しいことではないだろうか?

もちろん山羊や鶏を飼ってる人は少ないだろう。
でもほとんどの人は鶏の卵を食べる、鶏肉を食べる。
そしてそれに相当する鶏糞がどこかで作られている。
そう、みんな鶏糞発生源なのだよ。
自分たちが発生している鶏糞をいったいどうやって処理するつもり?
肥料として土に返すことが一番いい方法じゃない?

・不耕起栽培~これはさらに疑問。
自分自身のスタンスはと言うと・・・こんな考え大好き!
なんせ自分で畑でやってた頃、「えっ、不耕起栽培?いいなぁ~」なんて言われたものだけど、そのたびにむっとして答えた「いえ、違います!」
そもそも不耕起栽培って農業として成り立つのだろうか?
不耕起栽培じゃないとだめだと言ってる人に言いたい。
それじゃ森の中で野菜を作ってみろ!と。
するとまったくできないことがわかるだろう。
そう、不耕起栽培とは耕起した土地に不耕起で作るということなのだよ。

自然農法よりもパーマカルチャー。
この農園に何も入れない、何も出さない。
そんな気持ちでやってきた。
もちろん畑が数倍も広がったこともあって、今ではそんなことも言ってられないけど、
この農園の片隅で今も作っている、自前の堆肥とぼかしを使って、
しょうもない野菜や山菜を作っている。
フキ、ウド、タラの芽、ミョウガ、タケノコ・・・
ほぼ自給用に作っている。
それがとっても楽しい。

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ガラスの陰

2019年08月13日 22時47分22秒 | 写真
今日もまた・・・「暑いねぇ~!」
ただでさえやる気のない人間、
まったく何にもする気になれないよ。
陶芸や竹細工はもちろん、写真さえも撮る気にはなれないよ。
こんな日に外に撮影に出かける人がいるなんて、よくそんな気になれるもんだね。
というわけでしばらく写真を撮っていないけど、ふとガラスに映った瓦と木の枝の影が気になって撮ってみた。


なんてことない写真だけど、撮りだすと次第にはまってくる。


ガラスに映る光の玉が気になって、ピントや明るさや露出を変えながら、ますますはまってくる。


いつも思うのは物の集まりではなくて光の集まり。
誰もが美しいという写真なんか撮っても少しも楽しくない。
そんなものプロに任せておいたらいい。
そんなんじゃなくて自分だけが美しいと思うようなものを撮りたい。








なんてこともないガラスに映った影。
そんなものに美を見つけるのが楽しい。
それに暑い中わざわざ外に撮りに行かなくても、
家の中で扇風機に当たりながら、
酒を呑みながら撮れるんだから、
これくらい楽なことはない。
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暑いねぇ~

2019年08月08日 18時18分02秒 | 田舎暮らし
「暑いねぇ~」
「ほんと、暑いねぇ~!」
毎日毎日暑い日が続いている。
挨拶もこれだけ、他の言葉がまったく浮かんでこない。

今日は竹細工を、電気スタンドの傘をちまちま編もうと思ってたけど、
なんともなんともやる気がしなくって、

それなら陶芸をやろうと、
ハーブティー用の水差し作ろうかなぁ~
それとも篠笛の代わりに土笛を作ろうかな~
鶯笛とかかっこう笛とかを土で作ったらもっと素朴ないい音が出るかなぁ~?
とか思ったけど・・・

でもこんな暑い日にちまちま工房にこもって、
しこしこ、惨めに、陰険に、土いじり・・・
そんなことしたくないなぁ~、なんて思ってたら・・・

ふと、そうだ!!
こんな時こそ外仕事。
外には伐りっぱなしの桑の枝が散乱している。
気になりつつも面倒くさいので見ないふりをしてたけど、
こんな日こそ、真面目に切って冬の薪の準備をせねば!

そう思ってのこぎりを持ち出し、炎天下で、
しこ・しこ・しこ・しこ・・・
ぎい~こ・ぎい~こ・ぎい~こ・ぎい~こ・・・
すると1時間もしないうちに、
うむ、なんか変だな?
はは~ん、これ以上やるときっと熱中症になるな?
そうそう、ここは休憩、休むに限る!
(根が休むの大好き人間)
しばらく休んで、再び薪づくり。
でも30分もしないうちに「いかん、や~めた!」
もうこれが限度。
無理しない、無理しない・・・
一休み、一休み。
そこでシャワーを浴び、昼食、そして昼寝。
夕方起きて日課の鶏の餌やり。
これで今日の仕事はみな終わり。
風呂に入りビールを飲んで、今日も良く働いたなぁ~~~
なんて思いながら、
ふと正気に戻り、いったい今日、何したの?
あらためて振り返ると、やっぱり、なぁ~んにもしてないな。
でもね、これでいいんだよ。
今日もまた無事。
そうそうこれでいいんだよ。
酔って終わってあとは寝るだけ。
そうそうこれでいいんだよ。

もしもここが会社だったら、そして社長だったら、
こんなどうしようもない人間すぐに首だよ!
解雇だけじゃ物足りぬ、ギロチンにかけてほんとに首を落したいね!
でも幸いなことにここは会社じゃない。
少々怠けようが誰にも文句は言わせぬよ。

というわけで今日も適当に生きて適当に酔って適当に暮らしているのでありました。
そうそうこんな人生が、今が一番楽しい!
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竹細工

2019年08月07日 18時57分53秒 | 竹細工
久しぶりに、3週間ぶりに竹細工に行った。
水曜日はほかの講座と重なることが多く、なかなか行けない。
今日も陶芸の本焼きと重なってたけど、適当に切り上げて竹細工教室に行った。
これ以上休むと忘れられてしまいそうだったから・・・

「えっ、あんた誰?」と責任者らしき人がいぶかしげに言う。
(きまり悪げにめったに使わない名詞を財布から取り出して)
「実は・・・私・・・こういうものですが・・・」
すると渡された人、ようやく思い出したらしく、
「あぁ、そういえばそんな人いたなぁ・・・」
「まぁ、どうぞ・・・」と開いてる椅子を無造作に指さす。

・・・そんな光景になるのはなんとも鬱陶しい。
それでこれ以上さぼったらまずいかなぁ~と恐る恐る行ったのだけど
でも、そんな心配は杞憂に終わり、時間には遅れたけど普通に自分の席に着くことができた。

3年ぶりに5月から始めた竹細工。
毎月一つづつ作品を作るつもりだったけど、まだまともなものは一つも作っていない。
もっともまともな作品など今までただの一つも作ってないのだけどね。
ともあれ、この間、篠笛とかっこう笛とうぐいす笛を遊びで作った。
篠笛は音程に問題あり、なかなかうまく作るのは難しい。
それに練習がいる。
ウグイス笛はかろうじて鶯かな?といったところ。
もうちょっとうまく作らないとね。
なんとかできたのがかっこう笛。
いい音が出る。
でもかっこう笛というよりも、ふくろう笛かな?
でもしばらくは笛で遊んでみようと思っている。
それから灯り。
こちらも間もなくできる予定。
自分で作った灯りで読書したい、居眠りしたい。
たまに竹細工をやるとこれがとっても楽しい。

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相変わらずの・・・

2019年08月07日 18時23分08秒 | ニュースの中から
相変わらずの偏向報道。
韓国と朝日・毎日・共同通信の火病症状、もうかなり重体、かなり重篤。
韓国の反日不買デモは1日と2日目は数百人、3日目は2500人程度だとか。
とっても小規模なデモなのに、それを韓国全体に反日暴動が広がっているという印象報道、まあいつものことだけどね。
それに今でも日本製品は韓国では普通に買える。
だって韓国で日本製品がないと暮らしていけないのだからね。
日本では韓国製品なくてもぜんぜん困らないけどね。
そう、意外と意外、韓国人は朝日・毎日よりも冷静なのだよ。
もっとも韓国人の悪い癖、強い人間にはへりくだり、弱い人間には居丈高。
観光船の乗船料、2000円くらいなのになんと日本人だとみると70万円くらいも吹っ掛けったとか!
そう、血迷って韓国旅行をしたことがそもそもの間違いなのだよ。
大いに反省しなさい!
ともあれ韓国政府・韓国マスコミと朝日・毎日・共同通信,こんな反日勢力に対しては冷静に対応したらいい。
距離を置いて、あっち行け!こっち来るな!しっ・しっ・しっ・・・!
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