さてやっと一息の鬼の手下にも酒を注いでやり、熊肉を肴に、ぐいぐいぐい。
でも・・・なんか物足りないなぁ~
そうだ!ギャルがいない鬼ギャルが。
こちらももう相当酔っぱらっているので、
担当赤鬼に横柄に言う!
「地獄に女はいないのか?まったくしけた所だなぁ~」
郷土愛にあふれる赤鬼はむっとして答える
「おるわい!ぴちぴちギャルが!!」
そして今度は手下鬼を使わないで、
「呼んでくる!」
と自分で呼びに行った。
残された手下鬼、しょんぼりしている。
「大変だねぇ、宮仕え。
地獄に田舎はないのか?地獄で田舎暮らししたらどう?
それとも娑婆に行く?
なんかよく知らんけど娑婆ではコスプレブームとか。
その恰好そのままでもてるよ。
『きゃぁ、かわいい!』なんて」
手下鬼もおもわず涙ぐみ、
「うんうん、もう何100年も手下鬼のままなんだよ。
この地獄でも高齢化がすすんでるからね」
そのうち赤鬼が鬼ギャルを何人か連れてきた。
そして耳元でささやく
「どやここにもぴちぴちギャルいるやろ、どれにする?」
この赤鬼なかなかの好き者とみた。
しかし・・・どの子を見ても・・・鬼面ばかり。
まあ鬼だから鬼面もしょうがない。
というわけでとりあえず恥ずかしげにしてるピンク鬼に決めた。
そして酒宴が始まった。
「さあ、呑め呑め!」
赤鬼も大はしゃぎ!
隣にぴったりピンク鬼。
うっすら赤ら顔、小さな角と牙がかわいい。
時々こちらをちらちら見る。
娑婆で女にもてた記憶はないが、地獄で持てるとは!
地獄冥利に尽きる。
なんかいいねこんな感じ。
娑婆ではなんか怪しげな都知事候補がいるそうだけど、
こちらはそんな人間じゃない。安心していいよ。
淫行方正、いやいや品行方正人間だからね。
でも・・・なんか視線が気になるな。
ちらちら見てるのは顔じゃない。
肩、腹、腿。
ロース・・・腹身・・・腿肉・・・
うむ、いかん!
話題を変えねば。
(続く)
でも・・・なんか物足りないなぁ~
そうだ!ギャルがいない鬼ギャルが。
こちらももう相当酔っぱらっているので、
担当赤鬼に横柄に言う!
「地獄に女はいないのか?まったくしけた所だなぁ~」
郷土愛にあふれる赤鬼はむっとして答える
「おるわい!ぴちぴちギャルが!!」
そして今度は手下鬼を使わないで、
「呼んでくる!」
と自分で呼びに行った。
残された手下鬼、しょんぼりしている。
「大変だねぇ、宮仕え。
地獄に田舎はないのか?地獄で田舎暮らししたらどう?
それとも娑婆に行く?
なんかよく知らんけど娑婆ではコスプレブームとか。
その恰好そのままでもてるよ。
『きゃぁ、かわいい!』なんて」
手下鬼もおもわず涙ぐみ、
「うんうん、もう何100年も手下鬼のままなんだよ。
この地獄でも高齢化がすすんでるからね」
そのうち赤鬼が鬼ギャルを何人か連れてきた。
そして耳元でささやく
「どやここにもぴちぴちギャルいるやろ、どれにする?」
この赤鬼なかなかの好き者とみた。
しかし・・・どの子を見ても・・・鬼面ばかり。
まあ鬼だから鬼面もしょうがない。
というわけでとりあえず恥ずかしげにしてるピンク鬼に決めた。
そして酒宴が始まった。
「さあ、呑め呑め!」
赤鬼も大はしゃぎ!
隣にぴったりピンク鬼。
うっすら赤ら顔、小さな角と牙がかわいい。
時々こちらをちらちら見る。
娑婆で女にもてた記憶はないが、地獄で持てるとは!
地獄冥利に尽きる。
なんかいいねこんな感じ。
娑婆ではなんか怪しげな都知事候補がいるそうだけど、
こちらはそんな人間じゃない。安心していいよ。
淫行方正、いやいや品行方正人間だからね。
でも・・・なんか視線が気になるな。
ちらちら見てるのは顔じゃない。
肩、腹、腿。
ロース・・・腹身・・・腿肉・・・
うむ、いかん!
話題を変えねば。
(続く)