ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

2009年07月31日 06時14分02秒 | 田舎暮らし
もう8月になるというのに梅雨はまだ明けない。
でも蝉の世界はすっかり梅雨明け。
ヒグラシ、ミンミンゼミ、そして気の早いツクツクボウシ。
毎年1匹だけ7月に鳴き出すツクツクボウシがいる。野菜だけでなく蝉にも早生と晩生がいるのだろうか。

ここにはクマゼミはほとんどいない。
蝉はよほど環境に敏感なのだろう。
車で15分の町の中心部に行くともうそこはクマゼミの世界。
そこまでいかなくても車で6分くらいのところにテクノポリスという科学公園都市があるけどそこもクマゼミがたくさん鳴いている。
そこは科学公園都市とはいっても広大な播磨高原にぽつんぽつんと研究施設が建っているだけなのだけど・・・。
またそこではタンポポも西洋タンポポ。
都会からテクノポリスにやってきた人はきっと自然がいっぱい!自然しかない!!と思うだろうけど、そこはもうすでに擬似自然。こことは随分違う。
セミとタンポポは田舎度をはかる尺度になりそうだ。
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探し物

2009年07月29日 06時10分54秒 | 雑感
得意なものはないけど苦手なものはたくさんある。
そのなかでも探し物を探すのは特に苦手。
物を探すと必ずといっていいくらい出てこない。
何度もなんどもあちこち探してはまた同じところに戻ってきては探す。
そのうち探すのをあきらめて他のもので無理やり代用するか、あきらめて他の事をする。

こんなとき家内に聞いてもむだだ。
まず「どこにおいたの!」という非難がかえってくる。
それがわからないから聞いているのに・・・。
わかってたら聞くもんか。
そして整理が悪いからだ、といって今までのことを3分間は並べ立てられた挙句「知らないよ」という返事が返ってくる。

というわけで自分で探すほかない。
でも最近では探すのさえもあきらめている。
「きっと出てきたくないのだろう・・・それならそれでかまわないからね。あんたなんかいなくてもやっていけるんだから」
そして知らん振りをしていると、そのうち探し物の方が不安になってくる。
このままでは見捨てられるかもしれない、そろそろでようか・・・。
というわけで探し物のほうから出てくる。
「なんだここにあったのか」
でももうその時はおそい。
他のものを買ってるか、他のもので代用しているか、それよりも「いったい何に使うんだったかな?」
とその目的さえもすっかり忘れている。
というわけでべつに探し物が見つからなくても何とかやっていけるものだ。
「そんなにいやだったら、別に出てこなくてもいいからね」

これは物だけの話ではない。
今までの人生を振り返っても多くの大切なものをなくしてきたような気がする。
でも今さら探しに帰っても無駄というもの。
「そのうち見つかるだろう、見つからなければ見つからないでも、まあいいや」と思う。
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定額給付金

2009年07月27日 18時02分23秒 | 雑感
あの定額給付金いったいどこに消えたのだろう?
なにかまとまったものを買おうと思っていたのに、
いい純米酒も呑もうと思っていたのに、
いったいどこにいったのだろう?
気がついたら跡形もなく消えていた。
きっとやっぱり焼酎と発泡酒と第3のビールになって・・・。
その大部分は酒税となってまた誰かが使うんだろうな。
でもこれで少しは景気が良くなったのだろうか?
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働くことしか才能がない

2009年07月26日 06時03分03秒 | 雑感
65歳以上の人たちは働くことしか才能がない、80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら「青年会議所の間」くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い。
~らしい。
この麻生さんの発言を野党は待ってましたとばかり批判している。
確かにちょっと決め付けているというか・・・、言葉が足りないというか・・・
~中には遊ぶ才能どころか働く才能もない高齢者だっているのだからね~
でも言ってることはごく普通のふつうのことでべつに目くじら立てるほどのことでもない。
ただ高齢者は遊ぶ才能がないのでもっと働けというのでなく、もっと遊べといえばよかった。
そして高齢者にもっと金を使わせる工夫を考えるのが政治家の役目なのだ。
相続税をもっと上げて贈与税をもっと下げる、とか、高齢者一律の福祉をやめて金持ちの高齢者にはそれ相応にもっと負担してもらうとか・・・。

そうするとマスコミは貧しい高齢者だけを取り上げてさわぐ。
マスコミは「高齢者は貧乏人だ」と決め付けたいらしい。
でも一般的には高齢者の方が金がある。
子供に残しておきたいとか、いつまで生きるかわからないからというためにあまり使わないだけだ。
本当は高校・大学の子供と住宅ローンのある若い人たちの方がずっと貧しい。
その貧しい人たちの金を金持ちの高齢者に福祉のために当てるよりも、金持ちの高齢者の金を貧しい若い世代の人たちに使う方がずっと有効な金の使い方ではないだろうか。
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山羊ミルク石鹸

2009年07月25日 05時17分22秒 | 山羊の話
ある人に頼んでいた山羊ミルク石鹸が出来た。
あのこわ~い、つよ~いユキのミルクで作った石鹸。
山羊石鹸は滑らかで人に優しい石鹸だけど、さてユキミルク石鹸はどうだろう?
なんか強い皮膚になりそうな予感。
今度はチーズを作るときに出来るホエイで作った山羊ホエイ石鹸が出来る。
あるプロの人に頼んでいたラベルのサンプルも出来たので、
いよいよ来月中旬から山羊石鹸販売開始!
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もし生まれ変わるなら何時代?

2009年07月24日 18時52分10秒 | 雑感
もし生まれ変わるなら何時代?
明治?戦国?江戸?
・・・みんなごめんだね。
明治時代ならきっと頻発した百姓一揆の後ろの方を仕方なくついていってただろうね。
戦国時代ならむりやり足軽にさせられて戦となると真っ先に逃げ出しただろうね。
江戸時代なら小作人の次男として一生貧しい厄介者の生涯を送っただろうね。

どうも考えることがせこくていけない。
でも生まれかわるなら・・・
弥生でなく縄文時代がいい。
できれば鉄の鍬と鎌を持って山羊といっしょに行けたらいい。
ほんのちょっぴり現代の農業の知識を持って。
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物差し

2009年07月22日 21時07分45秒 | 雑感
人はみな自分の物差しで生きている。
それでわかって欲しい。
自分の物差しで人を計るのでなく、
人それぞれに物差しを持って生きていることを。
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日蝕

2009年07月22日 12時45分00秒 | 田舎暮らし
トカラ列島で皆既日食。
・・・ときくと山羊飼いとしてはトカラ山羊のことをすぐに思い浮かべる。
山羊は雨を予感して降りそうになると鳴き出すように、日蝕を予感できるだろうか?
草を食べてると突然暗くなるり、山羊はビックリして目を真ん丸くして不安そうに「メェ~~~」。
でもそのうち明るくなるとけろっとして、
「メェ~」といって草を食べだす。
・・・といったところだろう。
鶏はどうだろう?
暗くなったらたちまち立ちすくんでそのままじっとしているだろう。

ところで部分日蝕の我が家では、山羊や鶏はどうなるかな?とみてたら、
あいにくの曇り空。
日蝕か曇りかわからない程度の薄暗さに、
山羊も鶏も異変に気づくこともなくいつものように食べ続けていた。
我が家の山羊も鶏もどうやら知的好奇心というか教養に欠けているようだ。

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バーベキュー

2009年07月21日 05時50分12秒 | 田舎暮らし
この前大阪・神戸などから10人くらい集まって久し振りにバーベキューをした。
今の時期さすがに囲炉裏は暑いのでバーベキューということになる。
といっても大きなバーベキュー用のコンロはないので、コンクリートブロックで囲っただけのにわかコンロをつくる。
そこにたくさん木を焚いて地面を充分に暖めてから、炭をのせる。

食材は肉以外は自家製の野菜や漬物や山羊チーズなど。
テーブルは軽トラの荷台。椅子は野菜を入れるケース。
田舎のバーベキューはかくありたい~といういかにも田舎!って感じのバーベキュー。

こんなときはいつもの癖で呑みすぎる。
酒は持ち寄りなのでより多く呑んだ方が勝ちだとばかりどんどん呑む。
というわけでこの夜のことは何も覚えていない。
ただトウモロコシを皮つきのまま直接炭の上において蒸し焼きしたけど、これはいけた!最高に甘い。
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解散

2009年07月20日 09時49分22秒 | ニュースの中から
梅雨はまだ明けないけれど、
晴れ間の日差しは厳しい。
ヒグラシが侘しげに不安げに鳴いている。

国会はいよいよ解散。
自民の議員たちも不安げに鳴いている。

   蝉

 蝉がいた
 夏中歌い暮らした
 秋が来た
 困った困った
 (教訓)
 それでよかった
           堀口大学

まっ、何とかなるよね?
本当に何とかなるのかな?
はて・・・?
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万葉集終焉の地

2009年07月17日 05時26分21秒 | 雑感
鳥取砂丘からの帰り、万葉集終焉の地に寄った。
そこは因幡の国の役所があったところ。
というよりも今では家持が万葉集最後の歌を歌ったところで知られている。

 あらたしき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけよごと

ここの国主だった家持はその後政治的には恵まれた生涯をおくっていないし、歌も残していない。それだけにこの歌は正月の祝いの歌というよりも万葉時代の終わりを象徴する歌としての意味が強い。
「籠もよ み籠持ち 堀串もよ み堀串持ち この岡に 菜摘ます子家聞かな 告らさね そらみつ大和の国は おしなべて 我れこそ居れしきなべて 我れこそ座せ 我れこそば 告らめ 家をも名をも」
この雄略天皇の歌とされる歌で明るく始まった万葉集もこの終焉の地でひっそり幕を閉じる。

国富はどこも似たような地形で想像通りだった。
周りを山で囲まれた平地で海や大きな川には面していない、今ではたいてい田園地帯。
現代の都市の立地とは随分違うのでいつも奇妙に思う。
これは治水の難しさ・・・というよりも日本人の、少なくとも弥生人の原風景が海ではなく大陸ではなかったからではないかと思えてくる。

ところで山上憶良の貧乏臭い歌を見るにつけ国主の給料がどの程度であったか気になっていた。国主というと今の県知事。昔は貧富の差がもっと激しかっただろうからそんなに貧乏なわけはない。因幡万葉歴史観の展示では国主の給料は今の価格で1500万くらいだと書かれていた。やっぱりね。山上憶良は金持ちだったんだよね。・・・としょうもないことに納得した。
それに展示品を見ると国主はとてもいい食事はしていたようだ。
そして当時の庶民の食事と我が家の食事がたいして変わりないことにも納得した。
やっぱりね、そうだよね。
山上憶良が歌っている食事と山上憶良が食べてた食事とは随分違うんだよね。
やっぱりね、そうだよね。
山上憶良が食べてた食事と我が家で食べてる食事とは随分違うんだよね。

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鳥取砂丘

2009年07月16日 05時20分16秒 | 田舎暮らし
鳥取砂丘に行った。
何十年ぶりだろう・・・。
砂山の形が随分変わってるように思った。
前来たときは砂山が確か3っつあったような気が・・・。
でも今はひとつしかない・・・。
それに砂の中に緑が増えたような気が・・・。



海は荒れていた。





風も強かった。





雲は低く人も少なかった。



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あっそう解散

2009年07月14日 10時21分16秒 | ニュースの中から
とうとう麻生さん解散に踏み切ったようだ。
自爆解散
やけくそ解散
玉砕解散
野垂れ死に解散
というよりも、「もうどうでもいいや」とばかり安倍さん福田さんに続いて3代続いていやになって投げ出した「どうでもいいや解散」
あるいは
「えっ、表紙を変える?あっ、そう。それならいいよ、解散しちゃうもんね。」
というわけで
「あっそう解散」
しかし民主は鳩山、自民は麻生・・・
なんか代わり映えしないね。
どうせなら、民主は岡田さん、自民も若手で戦うと面白かったのだけど・・・。
選挙は面白くないとね。
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都議選

2009年07月13日 07時07分40秒 | ニュースの中から
日ごろ何の興味もない都議選。
今回は面白く拝見した。

結果は?
やっぱりねぇ。

こうなると流れはただ空気で決まる。
官僚がいくら民主党の党首の不祥事をマスコミに垂れ流そうと流れは変わらない。
官僚の必死の抵抗もむなしく流れは急流に変わっている。


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EMボカシ作り

2009年07月11日 06時00分35秒 | 田舎暮らし
恒例のEMボカシ作り、今度は8月2日にします。

米ぬか・魚粉・油粕・EM菌だけで作る嫌気性のボカシです。
15キロで800円くらいになると思います。(仕入れ値と作る量によって多少変わることがありますが・・・)
みんなで作るので市販のEMボカシの半値くらいかと思います。
普通作る生ゴミボカシは通気性のボカシなので毎日かき混ぜる必要がありますが、嫌気性だとそのまま2週間ほどおいてたら使えます。
とってもおいしい米や野菜が出来ますよ。
近辺の方ぜひご参加くださいね。

詳細はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/cocoro011/folder/1405526.html
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