奇跡の鶏

１羽の鶏が、ぐったりとして動かない。
飲まず食べず瀕死の状態が続いた。
普通こんな場合は１～２日で死ぬ。
ところが・・・１週間たってもじっと耐えている。
水をやったら少し飲んだ、餌をやったら少し食べた。
でもほとんど動かない。
１０日たった・・・まだ生きている。
２週間たった。
するとなんと動き出した。
餌を食べた。水を飲んだ。
こんな鶏は初めてだ。
まだとさかの色は悪いけど、
どうやら治ったようだ。
まさに奇跡。
奇跡の鶏だ。

子山羊の初出

生まれて１週間目。
そろそろいいかな・・・と、初めて子山羊を外に出した。
子山羊はまったく恐れる気配もなく野原を元気に走り回った。
しかもとってもすばしっこくてなかなかつかまらない！
まだ生まれて１週間だよ！
生まれて７ヶ月もたつのに歩くことも立つこともはいはいも出来ない孫を見てつくづく思う。
少しは山羊を見習えばいいのにな・・・
というわけで今日はまったえいと、子山羊の写真。

子山羊～角

山羊はとっても人懐っこい。
人が来るとみ～んなそばによってくる。
でも、触ろうとするとすぐに逃げていく。
このギャップをうめるのが抱っこ。
やっぱりスキンシップって大切だなぁ・・・と山羊を飼ってつくづく思う。

というわけで毎日抱っこすることにしている。
（昨日は忘れたけど・・・）

ところでこんな話ではなくて、角の話。
山羊を抱っこしてて頭を触ると、な、なんと！
角が出てきた！！
母親山羊のカモメの最初の子ミドリは無角山羊。
でも今度の子山羊はどちらも有角。
あ～あ。
でもやぎにとっては角はとっても便利。
角があると背中をかくことが出来る。
時々人間にも角があったらいいのになぁ・・・と思う。

背中に痒いところがあっても自分で掻くことができる。
ちょっとした洗濯物だった角ひっかけて乾かすことも出来る。
ただ寝るときにはきっと邪魔だろうな・・・

今日はいよいよ公園デビュー（？）
子山羊たちを外に出そうと思う。

ボケ

この、ボケ！
なんてちょっとひどい言い方。
でも、梅も終り・・・桜も終り・・・桃も終り・・・
今頃、こんな時期に咲くなんて。
この、ボケ！

子山羊４日目

子山羊４日目の写真です。



べぇ～





えっ、頭突きの練習？



母山羊もすっかり母山羊をしています。

八重椿

我が家に１本だけある八重椿。
とっても豪華で、地味～な藪椿大違い。
満開のときは思わず、すごい！と目を見はる。
でも里山には・・・というとやっぱり地味～な藪椿がよく似合う。

雑草

久しぶりに大雨。
からからの大地がすっかり潤った。
枯れそうだった裏の沢も水であふれそう！
たまには大雨もいい！！

・・・で、こんなこととは関係なしに、
２～３日前に撮った写真。
この花ってなんかいいと思わない？
でもどこにでも咲いてる単なる雑草！
でも大写しするとなんかちょっといいと思わない？
図鑑で調べるのも面倒で、
名前調べてないのだけど、
昭和天皇の「雑草と言う名前の草はない」と言う言葉を聞くと・・・
確かにそれはそうなんだけど・・・
でもやっぱり面倒で・・・
そしてそれ以上に雑草と言う響き何か快くて・・・
ついつい、雑草でいいじゃない！といいたくなる。

でも、やっぱりそんなに感じるって・・・
きっと、雑草みたいな、どうでもいい人間だけが感じることなんかなぁ・・・

えっ、もう離乳食？

子山羊３日目。
元気に小屋の中を歩き回っている。
親山羊のまねをして草を,
大豆の豆がらも食べようとしている。
えっ、まだ３日目だよ！
いいのかなぁ・・・???
でも飲み込んだ。
知らん！！

ワラビ

かってはこの農園の周りはワラビがいっぱい生えてたらしい。
でもここに来たときはワラビはどこにもなかった。
みんな鹿に食べられてしまったらしい。

ここに来たとき沢にはワサビがいっぱい生えてた。
でも洪水に流され鹿に食べられ絶滅した。
今２本だけ生えてるけど、これは他所からもらってきたもの。

春には沢の土手にはフキノトウがたくさん芽を出した。
でもそれも鹿にやられて絶滅した。
今では電柵の中だけで生き残っている。

ところが２年前家の裏にワラビが芽を出した！
きっとどこかで生き延びてたワラビが大きくなって胞子を出して、飛んできたのだろう。
そして去年集落を囲う柵ができたので、生き伸びることが出来たのだろう。

里山の自然って柵の中でしか、いわば檻の中でしか維持できない自然。
鹿や猪を殺すことによってしか維持できない自然。
そう考えると、里山の自然を果たして守る必要があるのだろうか？
とも考えてしまう。
必要なくなったら、維持できなくなったら自然にお返ししたらいいじゃないか。
日本の里山の９割りはつぶれてしまってもいいとさえ思う。
郷に入りては郷に従えだの、よそ者がかってなことするな、など言いながらその一方で補助金を当てにしている里山なんかつぶれてしまえばいいとさえ思っている。
そして地元の人が本当に真剣に活性化に取り組んでいるところだけが生き残ればいいと思っている。

・・・なんて話ではなくワラビの話。

　石ばしる垂水の上のさ蕨の
　萌え出づる春になりにけるかも

ワラビを見ると大好きな志貴皇子の歌をすぐに思い出す。
そう今まさに萌え出づる春！
山は日に日に緑を増す。

裏の沢にワラビを植えよう！
来年、垂水の上にワラビが生えるように。

子山羊２日目

子山羊２日目。
まったりと子山羊の写真です。



耳が垂れてるほうが・・・多分雄山羊。



耳がピント張ってるほうが・・・多分雌山羊。









起きて・・・
遊んで・・・
ミルクを飲んで・・・
うつらうつらと眠って・・・
子山羊の暮らしはこの繰り返しです。

アメンボ

小さな小さなアメンボが
大きな大きな影連れて
水面をすいすい散歩です

新緑

山は日に日に緑を増している。
瑞々しい春の紅葉の写真です。

子山羊！

いつものように山羊小屋に餌をやりに行ったら・・・
あれっ？
子山羊が・・・
２匹、歩いてる！
産まれたんだ！！

きっと早朝生まれたのだろう。
母親のカモメはいつも知らないうちに子山羊を産む。
出産にはらはらどきどきしながら立ち会う感激はないけど、でも気楽でいい。

子山羊は元気、
母山羊も元気。
まだ性別はわからない。
耳がピント立ってるのと、たれてるのと、
部屋の隅っこにぴったり寄り添ってる。

２年ぶりの子山羊の誕生。
しばらく子山羊の写真が続くだろう。

子山羊・・・想像妊娠？

今日も子山羊を産む気配はない。
産む日にはそわそわして、小屋を出たがらない。
ところが今日もそわそわと、小屋を出たがる。
それで小屋から出したら、いつものように平気な顔で草を食べてる。
どうも妊婦としての自覚に欠けているようだ。
育児書のひとつも読んでないのだろうか？

しかし小屋から出たといっても油断ならない。
前回だって、いつものように小屋から出て、
いつもの用に外で草を食べて、
夕方小屋に入れに行ったら隣に子山羊がいた。
えっ、どこから来たの？！誰の子？！
・・・と一瞬思ったものだった。
それで油断できない。

でも・・・
もしかしたら想像妊娠？
腹も膨らんで、
胸も膨らんで、
いつ産まれてもおかしくない思ってたけど・・・
もしかして飼い主に似て、
想像力豊かと言うか・・・
空想力豊かと言うか・・・
妄想力豊かというか・・・

うんありうる！
と妙に納得している。

でも・・・まあ・・・もうちょっと待ってみるか・・・

子山羊・・・

今日も子山羊が生まれる気配なし。
面倒くさいから産むのやめようかなぁ・・・
なんて思っているのかもしれない。
このぐうたら農園に暮らす山羊のこと、
それも充分に考えられる。
でもそういえば雄山羊を１週間くらい預かってたはず。
ということは１週間のうちに生まれるかもしれない。
まあ、もうちょっと待ってみるか。