イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

ワカメ採り1回目と焚き火の練習3回目

2022年02月28日 | Weblog
今日はいよいよ春になったというような穏やかな天気だ。しかし、午後一で病院に行かねばならないし、加太はあまり釣れていないらしい。加太は1年で一番厳しい季節に入っていくようだ。新兵器の仕掛けを試したいと思っていたのだが、これでは新兵器が釣れないのか条件が悪いのかの判定ができない。しかし、物事は解釈のしようでどうにでもなるので、この悪条件で魚を釣り上げることができればこの仕掛けは超電磁砲並みの破壊力を持っていることになる。うん、次回、加太に行くときには絶対に試してみよう。



といいなが、3月はワカメの季節だ。天気のいい日は基本的にワカメを採りに行くから新兵器の試用は少し先になりそうだ。

2週間前はまだまだ小さすぎるというような状態だったので今日もまだ様子見という気持ちだ。それに加えて明日は雨の予報になっている。少量だけ採ってきてこれも新しい方法として考えた翌日が雨でもワカメを干せる方法というのを試してみようと思っている。


今日の干潮時刻は午前11時08分。朝ゆっくり起きたとしてもかなり時間がある。そして今日は渡船屋の休業日。これはもう、焚き火の練習をするしかない。確実に火を熾せるようになるまでにはまだまだ練習が必要だ。
今日の課題は火打ち石を使って火を熾すこと。



いよいよレベルが高くなってきた。前回の焚き火の練習で作ったチャ―クロスに火種を点けて育てていくというものだ。実際に火を着けるときは時間との闘いであるのと両手がふさがっているので写真を撮れないのでイメージだけだが画像にするとこんな感じである。



前回同様、港の近くの保育園の前でススキの仲間の枯れ穂を切ってきてその他の枯葉と混ぜ合わせて火床を作りスタート。



チャ―クロスには意外と簡単に火種が点る。さっそく火床に置いて息を吹きかけるが煙は出るものの火が着かない。そのうちに火種は小さくなり一度断念。再度チャ―クロスに火種を点けてトライすると今度は勢いよく燃え始めた。朝が早かったので火床に使った材料が朝露で少し湿っていたのかもしれない。
火皿に置いて小枝をくべ始めると火が大きくなってきた。



今日も成功だ。そして火は暖かい。今日は穏やかで温かい1日であったが、やはり朝はまだまだ寒かった。普段着で来ているので汚すと奥さんに叱られるから防寒着の上下を着ての作業だったが、途中で落とした薪を拾いに火のそばを離れると一気に寒さが押し寄せてくる。焚き火は偉大だ。
それに、焚き火の煙には殺菌効果があるのでこれを適当に吸っておけばきっと対ウイルス効果もあるに違いないと思っている。スモークした食材が腐りにくいのがなによりの証拠だ。などとこんなデマを書いても僕のブログなんて読んでいる人は限りなく少ないから変に拡散することもないだろう。

次回からはいよいよ調理実習に入っていこうと思っている。そのために、調理器具を入れる木箱を作らねばならない。今日はその材料も買いに出かけた。3月は荒れる日が多いので1日くらいは製作に当てられる日があるだろう。

午前9時を過ぎてきて少し潮位が下がったのでワカメ採りに出発。



まずは安全策として生育が早い大島の北側に入ってみた。



海面から底の方を覗くと、ワカメの茎の白い部分がはっきり見える。かなり大きくなってきているのだ。さっそくカネを突っ込んでグリグリやると大きなワカメが上がってきた。たった2週間で3倍以上の大きさになっている。
ところどころに見えるワカメらしき部分にカネを突っ込みながら順調に採り続ける。今日はたくさん採るつもりがないので場所を変え、一番いいワカメが採れる場所だと勝手に思い込んでいるポイントに移動。



ここも順調に育っている。大島の北側よりも少し小さいので品質としてはやはりこっちのほうがよさそうだ。
叔父さんの家に持っていく分を引いてもこれだけあれば今日の試し干しに使えるだろうという量を採って今日は終了。



家に持って帰って干してみると物干し竿に1本半。



夕方まで干してから縁側に移して平面で干してみようというのが今日の試し干しだ。この時点である程度水分が抜けていればワカメ同士がくっつかない。ただ、夜になって気温が下がるとどうしても再び湿気てくる。それを克服できるかというのが今回の課題だ。去年もザルに置きながら干してみたが、これは2日ほど外で干した後だったのでそれを早めても大丈夫かというところなのである。



乗り換え待ちの駅の地下の100均で見つけた季節外れのすだれを利用してみたがあまりたくさんは干せないことがわかった。普通ならこれの倍以上の量を採ってくるのですだれも縁側の面積も足りない・・。やはり普通の民家でこういうことをやるのには限界がありそうだ・・。
とりあえず干しあがりを見て今後の展開を考えよう。

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