イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2013年09月07日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮7:04満潮
釣果:エソ 3匹

気がつけば前回の釣行は8月16日、半月以上も釣りに出ていない。
以来休みは8日間、この釣りに行かない日々はなんと穏やかなことだったろう。特に9月に入ってからは朝が涼しいものだから朝の楽なこと。
しかし、こんな生ぬるい生活をしていると体がそれに慣れてしまう。これではダメだ。臨戦態勢は常にとっておかなければならない。休みの朝は必ず夜が明ける前に起床して空の様子を確認するくらいでなければ。

と、いうことで、魚が釣れるあてはないのだが、例年なら釣れているはずの太刀魚を狙いに船を出してみた。速度は限りなく遅くなり、おまけにターボのシャフトから煙が出てくるようになってしまった。
ボルトを締めてみるが改善の様子はなく、どれくらいのトルクまで締めていいものかわからないのでどうしようもない。だから水軒の沖に出るのが関の山だ。

船はまったく出ていない。新々波止の切れ目から紀ノ川河口方面にそれらしき船の影は見えるだけだ。普通、土曜日で釣れ盛っていたら大量に船が出ているはずだ。きっと釣れていないのに違いない。意気消沈していても仕方がないのでいつもの仕掛けをいつものポイントで流してみるとさっそくアタリが出た。おや、釣れるじゃないか。ぼくもやるじゃないか。と勇んで仕掛けをたぐり寄せると、残念、エソだ。その後、新々波止を越えて紀ノ川河口方面に攻め込んでみたがこちらはまだ雨の影響が残っているのか、かなり水が濁っているのでもとの場所へ移動して仕掛けを流し続けるがアタリがあるとエソだ。
3匹目のエソを釣り上げて空がすっかり明るくなってしまったので今日は終了。



BSのあまちゃんを観るべく、急いで港に引き返した。

帰り道、いつも前を通る自動車の修理工場の前に懐かしいクルマが停まっていた。いすゞの117クーペだ。たしか、ジウジアーロのデザインではなかっただろうか。免許を取り立てのころ、憧れのクルマのひとつだった。
これからレストアをはじめるのだろうか。仕上がっていくのを見るのが楽しみだ。



家に帰って毎年船底の塗装をお願いしている工場に上架できる日の相談に出向いてきた。ほんとうなら今回の連休中に上架するつもりだったのだが、桟橋を改修中で無理だったのだ。次の上架の予約可能日は9月20日。
今月は行くあてもなくさまようことになりそうだ・・・。
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2 コメント

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Unknown (森に暮らすひまじん)
2013-09-09 09:42:06
 エソ3匹ですか。
不調ですね。水潮のせいでしょうか。
でも、美味しい蒲鉾が出来たでしょうね。
これは失礼。
これからは水温も下がり、秋の魚がたくさん釣れるでしょうね。
私はもうすぐすると、アオリイカのヤエンを楽しみます。
 開高健の「私の釣魚大全」はいつも私の足元に置いて、時々楽しんでいます。
ただ私の本は文庫本(1984年、第12刷)で、魚のイラストが載っているだけです。
でも、ウォルトンの釣魚大全より楽しいと思います。
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Unknown (イレグイ号)
2013-09-09 21:46:30
森に暮らすひまじんさん、

いつもコメント、ありがとうございます。

厳しいです。
海の様子は秋模様ですが、まだ暑い夏を引きずっているのかもしれませんね。
今月は末まで船の整備ができないのでもう少し我慢です。

今回読んだ本は、1976年の「完本」というタイトルが付いた初版でした。
前に読んだのは文庫本でいつ読んだのかも覚えていませんが、環境問題、人の心、釣り師の心、すべてが今につながっているように思います。
人はどの時代も変わることがないのか、師の慧眼が鋭いのか、どちらにしても今読んでも古さを感じない1冊です。
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