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イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行

2024年09月14日 | 2024釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮9:29干潮
釣果:タチウオ10匹くらい(と言っても僕が釣ったわけではない・・)

Nさんから、一度タチウオ釣りに連れてゆけという命令を貰っていた。陸戦での釣りに比べると短時間ではるかにたくさんの数が釣れることに興味を持ったようだった。もちろん、Nさんも長く雑賀崎に暮らす人だからこういう釣り方があるということはご存知なのだが、僕がどんな仕掛けを作っているのかということに興味を持っておられるようである。
何しろ、僕の父親が、「他人には絶対に教えるな」と言い残して死んだという秘伝(といってもまったく秘伝でもなんでもなかったのだが・・)の仕掛けなのである。Nさんにだけはこっそり教えてあげるのである・・。

午前4時半に出港。今日はNさんに仕掛けを操ってもらうことにしている。ひととおり使い方を説明して仕掛けを下ろす。
予定では午前5時になるとアタリが出始めるはずなのだが今日はまったくアタリがない。仕掛けの流し方にももんだがあるのかもしれない。普通なら仕掛けの抵抗を感じながら船を操るのだが自分が手に持っていないので当然ながらそういう機微がわからない。
やっとアタリが出たのは午前5時15分を過ぎてからだった。その後はどんどんアタリが出る。といっても、さすがにこの仕掛けを操るのは初めてのひとでは難しい。手返しが遅くなるぶんだけ獲れる魚の数が減っていく。



しかし、幸運なことに、先週に比べて魚の型がいい。間違いなく大きくなっている。一番大きいのは指4本に迫ろうとしていた。

アタリはすぐに無くなり、普通ならそのまま帰投と言うところなのだけれども、あまりにもあっけなく終わってしまうのもNさんに申し訳ないのでオジイやんずの定説である、「濁っている港内では明るくなってからでもアタリがある。」のとおり港内に向かって流すがアタリがない。



そろそろ終わりましょうかと仕掛けを回収すると鉤は4本ロストしていて残りの1本にはエソが引っ掛かっていた。これではタチウオが釣れるわけがなく、Nさんの話ではそういえば大きなアタリがあったが掛からなかったということがあったらしく、その時に幹糸を喰われたのだろう。はやり大きな魚が混ざっていたのだ。

少し期待が持てるようになってきたのかもしれない。

Nさんの知人にはホテルの板前さんがいるらしく、時々素晴らしい料理の写真だけ(そう、写真だけ)送ってくれる。
今日のタチウオも従業員さんたちの賄いになったらしい。
しかし、ホテルともなると賄いの盛り付けもすごい。お客さん用に作っているのじゃないかと思えるほど豪華だ。もちろんNさんもそのご相伴にあずかっていると思うと悔しくて仕方がない・・。

 



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