まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

おいおい、3位まで来てもうたがな・・・

2011年06月10日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

9日は研修受講のために東京の本社に出張。久しぶりに顔を合わせる人、電話では何度となく会話するが実際に会うのは初めての人、いろいろいる。今年の新入社員も現在本社での研修中で、彼らにも声をかけたり。ただ驚いたのはそれぞれ別々の目的で出張していた営業担当の課長や、おまけに私の職場のトップ(支店長)までいたこと。「あなたも今日は出張なの?今日は本社で関西オールスター勢ぞろいだね」と冷やかされる。

帰阪する支店長を見送った後、私は宿泊先へ。久しぶりに新橋のSL広場を見たり、ガード下の居酒屋に入る。大阪で最近行く大衆酒場に比べればやや値段は高めであるが、それは新橋価格ということで仕方ないとして、ホッピーにもつ焼きという、東京の居酒屋らしいメニューにありつけたのはほっとする。大阪ではなかなかホッピーにお目にかかれないし、ホルモン焼きともつ焼きは別の食べ物のように思う。

さてホテルにチェックイン。スポーツニュースを確認するとオリックス対ヤクルトが延長引き分け(由規投手相手に負けなかっただけ救い)、そして広島が西武相手に勝利して10連敗でストップ・・・。

そして順位表を見ると、あらあら、オリックスと西武の順位が入れ替わっているやないですか。交流戦前は「この先どないなるねん」という感じの最下位だったが、気がつけば勝率の差ながら3位まで来てしまった。何ともすごいボーナスステージ。

まあ、今日10日の試合で西武が勝てばまた順位が入れ替わってしまうのだが(カープ頑張れ)、久しぶりの「Aクラス」の言葉に上機嫌ですな・・・・。

コメント

明日から研修出張

2011年06月08日 | ブログ
明日9日と明後日10日は東京本社への出張。本社に足を踏み入れるのが2年ぶりということで、結構遠くなったなという気がする。

出かけるのは勤務先企業で取得しているISOに関することで、その内部審査員の資格取得に向けたもの。管理部門にいる者としては、社内的なこととは言えいろんな引き出しをつくらなければというところだ。後は、本社の人たちへの参勤交代みたいなものかな。

ただ、金曜で終了というのがミソで、緊急で帰阪して対応しなければならないことがない限りは、自費で延長して週末は関東で過ごすつもり。そちらの楽しみも結構大きいが、ただ天気が心配…。

たまには、こういう仕事もしないとね。

コメント

明石にて憩う

2011年06月08日 | まち歩き

Dscn8659姫路の手柄山にモノレールの展示を見た後で、今度は山陽電車の手柄駅まで歩いて戻る。手柄山まで歩いて15分というのは結構穴場的。おまけにこの辺りは線路が直線になっており、高速で通過する梅田~姫路の直通特急のきれいな編成を見ることができる。その筋のプロに言わせれば被写体にもならない平凡なところなのだろうが、こういう直線を走る特急を見るとつい素人のカメラでも思わず構えてみたくなる。

Dscn8667 飾磨に到着。ここで乗り換えて、山陽電車の中でも未乗車区間であった網干まで向かう。単線区間ながら高架橋もあちこちにあり、ローカル電車なのだが住宅も結構多く、わびしさを感じさせないままに網干に到着。網干の向こうには古くからの瀬戸内航路の港町であった室津があるが、バスで行こうと思えばなかなか難しい。今回も結局パスすることに。

乗りつぶしを終えて明石に出る。ここでは私にとっての関所というわけではないが、こちら方面を訪れていて、夕方の時間に身体が空いていれば途中下車することになる。そして向かうのは駅前にある居酒屋「道場」。こちらも何度か訪れているところ。

Dscn8673 やはり明石に来たからというのでたこぶつを注文。歯ごたえがある中で身のほんのりした甘味もあって、なかなかよろしいものである。他には一品料理、おでんなど、いわゆる親父の行くような居酒屋料理が揃っていて、それを日の高いうちから味わえる。地元の人が多く結構町の風情とともに楽しめるスポットだと思う。

Dscn8674 目についたのはここでも一般的に出している日本酒「菊正宗」の進化版。生翫づくりというもののPR冊子が置いてあり、名前を「きもとづくり」という。こちらでも心地よくやらせていただいた。

Dscn8694 さて店を出るとまだまだ日没までには時間がある。ということで舞子公園に移動して、明石海峡大橋へ。海峡プロムナードということで、橋の上(といっても道路よりは低い)に上がってその高さを体験しようというものがある。

Dscn8690 そしてやってきたプロムナード。高所恐怖症の私にとっては橋脚の上にあるラウンジといっても結構ビビる。そんな私をあざ笑うかのようにわざと床をガラス張りにしているところもあり、それを見ると海面やら釣り人たちが豆粒以下に見える。それだけでビビりまくり。体験ツアーといえばその橋脚の最上部、普段ならば点検保守の作業員しか入れないエリアに入るというものがあったが、とんでもない。

Dscn8689 やはり下から見上げるほうがいいかなと、エレベーターで下界へ。波打ち際、結構釣り糸も垂れている。こういうのんびりした光景もいいものだ。明石海峡という、潮流の条件の揃ったエリアで上がる魚。それはさぞかし美味いことだろう。

Dscn8697 そういえばということで、この時読みかけでバッグに忍ばせていた、司馬遼太郎の『街道を行く』の文庫版を取り出す。その中で「明石海峡と淡路みち」という一章がある。この当時はもちろん明石海峡大橋などなく、「播淡汽船」の在りし姿を彷彿とする船渡りとなる。そういえば淡路島をゆっくりと回ったことがないのだが、高速道路の割引も今月で終了する。たこフェリーはもうないし、高い通行料の橋だけが残った形で、何だかまた遠くなったような気がする。

しばし潮風に吹かれ、再び山陽電車に乗り帰阪ということに・・・・。

Dscn8686

コメント

オリックス、甲子園で阪神相手に爆勝で6連勝!

2011年06月06日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

バンザーイ!バンザーイ!!バンザーイ!!!

勝ってくれたねバファローズ

ざまあ見さらせ森武史

勝った勝った勝った勝ったバファローズ

生きる屍 阪神タイガース!!

いや~、交流戦7年目、毎年展開されるオリックスと阪神の関西ダービー(といいつつも、関西のマスゴミはこの言葉をお世辞で言っているだけで、実質阪神偏向報道が余計に鼻につく以外の何物でもないのだが)、これほど高笑いしたくなる展開はなかったのではないだろうか。

5日の第3戦が初回からの猛攻もあり、金子投手の復帰戦を飾る14対3の圧勝。この日はテレビがあの偏向報道はなはだしい大阪朝日放送ということだったが、幸いに国営衛星放送が中継していたのでそちらで観戦。初回から部屋で大爆笑していたものである。途中からは安心しきったのか大爆睡してしまったが・・・。

そして6日の第4戦。仕事のために携帯サイトでのチェックだったがこちらも寺原が安定した投球を見せての快勝。これで横浜、広島、阪神と6連勝と、交流戦開幕前のどんよりした雰囲気、オリックスVIPローンでも返済不能と思われていた借金生活にも明るい兆しが見えてきた。

ただ、目の肥えたパ・リーグファンに言わせれば、ソフトバンク、日本ハム、西武が着々と勝ち星を重ねており、これらを含めて交流戦は「貯金を増やす、あるいは借金を返済するボーナスステージ」という位置づけのようなものだとか。阪神に2つ勝ったからと言ってまだまだBクラスであるし、これでようやくパ・リーグの土俵に立てそうかなというくらいのものである。

でもまあ、これを機に主軸にもあたりが戻ってきたし、金子、近藤といったこれまで戦列を離れていた先発候補も戻ってくる。これは明るい材料で、これからが楽しみ。

・・・それにしても、やれ真弓監督がファンとにらみ合いしたのだの、金本の弱い肩がどうのとか、何だかんだいいつつも、関西マスゴミがいつまでたっても阪神偏向の結果報道をするというのはいかがなものかと思う。オリックスの「オ」の字も言わないし。「オリックスが」と主語にしたのは国営放送くらいのものである。

東京と言えば巨人ファンが多いイメージだが、それでも巨人偏向を貫くのはあの局と新聞くらいのもので、他の局は結構相手チームを応援する光景を見る。そのほうがまだ健全といえるだろう。広島、仙台、名古屋、札幌、福岡では地元チームの偏向報道もあるだろうが、それでも関西のバカ騒ぎに比べれば健全なものだと思う。

・・・何だか、勝ってうれしいのか腹を立てているのかわからない文章になったが、これで11勝5敗。見事な大関相撲である。これからヤクルト、巨人、横浜、中日と続く中、交流戦連覇は難しいにしても一つでも多く勝利を挙げてほしいものである。頑張れ!!

コメント

姫路モノレール廃線跡へ行く

2011年06月04日 | まち歩き

6月4日。当初の見通しではこの日は仕事を片づけるために出社しなければならないかなと思っていた。本来であれば広島・マツダスタジアムに広島対オリックス戦を観戦に出かけたかったのをあきらめての話。ところが珍しく仕事のほうが週末までで何とか「一定のメド」が立ち、通常通りの週末ということになった。

そうなれば広島に行けばよさそうなものだが、今月は何かと出かける機会も多いし、前売りのチケットを購入していないということもあり、まあ野球はまたのことにする。今年もこのカードはナマ観戦していることだし。

ということだが、ちょうど梅雨の中休みということで一日どこかに出かけよう。大和人さんのブログ記事で、このGWから始まった旧姫路モノレールの車両の常設展示を見に行くというのがあり、なかなか面白そうだなということで私も訪れてみることにした。

Dscn8625 これまで山陽本線で何度となく関西と中国を行き来する中で、姫路駅を出てすぐに見える高架橋のようなものの存在は以前から知っていたのだが、あれがモノレールの跡だということを知ったのは結構後の話。1966年、高度成長期に繁栄の象徴としての姫路博覧会の輸送手段、そして自動車の普及にともなう渋滞を緩和し、新しい時代の都市交通体系を構築しようという大きな構想を持って、とりあえずは姫路駅から手柄山までの1.6kmを開業させたのはいいが、路線が短いということもあり採算が取れず、結局1974年に休止、1979年に廃止となったものである。

道路の拡張などで一部は撤去されているものの、30年以上前に廃止になった路線の橋脚がいまだに結構残っているというのも珍しい。やはり、市が建設したものであってこれを撤去するのに税金がかかるということではそう簡単にことは運ばないのだろうか。おまけに、手柄山でモノレールの車両をこの時期に公開するというのも、何だか修復工事で見られない姫路城の代わりに客の呼べそうなものを狙っているかのようだ(・・・といっても一般の観光客がそれ目当てに訪れるようなものでもないと思うが)。手柄山公園への山陽電車の手柄駅が最寄であるが、今回は廃線跡も見てみたいので姫路駅からスタートする。2キロない区間だから歩いても知れている。

Rscn8594阪神梅田から「シーサイド1dayきっぷ」で特急に乗車。阪神と山陽電車の全線が1日乗り放題で2000円。姫路まで単純に往復してもおつりがくるという便利もの。山陽電車のクロスシート車に身を収めること1時間40分で姫路に到着する。

Dscn8601ちょうど昼時ということで、駅前のビルにある姫路名物「えきそば」を注文。駅のホームで食べるのとはちょっと雰囲気が違うが、姫路に来るとこの独特の味わいのそばはクセになる。最近駅の立ち食い系でも「和風ラーメン」を見ることがあるが、「えきそば」はそういうのともまた違うように思う。

Dscn8602駅の北側の道路から始める。山陽電車の向こうに見えるこの文字。こちらも前から気になっているのだが、いったい何と読むのだろうか。左から4つ目の文字はおそらく「画」という文字だろうから、映画館か何かかな。左から2つ目の文字がわからない。

Dscn8606 道路から斜めに入るようにして古びた建物が並ぶ。そしてその上にあるのがモノレールのレール跡だ。つまりはモノレールの高架下にこれらの建物があるということで、現在でも飲み屋やら商店として営業しているようだ。これもガード下の赤ちょうちんか。どんな店なのかまた夜の部で来ても面白いかな。やはりこれもレールを撤去するとなるとまた面倒だからこうして放置しているのだろう。

Dscn8613 放置しているといえば、レールがカーブを描いたところで高いビルに吸い込まれる。これがかつての途中駅である「大将軍」駅。駅とビルが一体化した、当時としては画期的な建物であったことだろう。低層階には商店が入り、高層階はホテルだったそうだが、現在は閉鎖されているのか人の気配もない。

Dscn8617 あるサイトによれば現在でも高層階を公団住宅として使用しているようなことを書いていたが、本当にそうかな。確かに見晴らしはいいかもしれないが、公団住宅だと言われてもちょっと住みたくないような。

Dscn8624 姫路の駅近辺も道路が拡張されていたり、ショッピングモールもできていたりしてさまざまな開発が行われている。その中にあって、この将軍様の命運もどうなることやら。

Dscn8620 ここからカーブを描く。橋脚にはツタがからまり、何だか芸術作品のようにも見える。30年が経過し、これも近代化遺産と見るべきか、それとも姫路市政の負の象徴と見るか。ここまで来れば取り壊さずに残しておいてもいいかなと思う。政治と交通のあり方を考えさせるモニュメントとして・・・・。

Dscn8629 新幹線とJRと交差し、しばらく船場川に走るモノレール。そして、手柄山公園を前にして線路はプツリと途切れる。この先に目をやるとちょうど立体駐車場になっている。ここを抜けるとかつてのモノレール駅。現在は手柄山公園の交流センターという建物。

Dscn8639 そしてやってきました。いよいよ車両とご対面。

Dscn8647プラットホームが再現されており、ちょうど2両の車両が発車を待っているという寸法。車両も開放されており、シートに腰かけることができる。当時の運転風景の映像も流されており、姫路城の天守閣をバックにコォーッという走行音を残して走るモノレールの雄姿を見る。こういう時代が確かにあったことを伝えてくれる。

Dscn8644当時の時刻表。20分間隔運転ということは、1編成の車両が姫路駅と手柄山を行ったり来たりしていたのだろうか。確かに、手柄山に来るだけではモノレールとしての価値は薄く、当初の目論見のように姫路市内の交通をカバーできるほどの路線網があればまた違ったものになったかもしれないが、それも「たられば」論だ。そういえば国鉄の播但線にも姫路から飾磨港に行く線が昔あったよな、とふと思い出す。

Dscn8638世界遺産の姫路城とは全く色合いの異なる遺産・姫路モノレール。ここを訪れてさまざまな物思いにふけるのも悪くないだろう・・・。

Dscn8653さてこれは余談だが、期間展示で「山陽電車100年のあゆみ」展をやっていた。山陽電車の歴史をパネルで紹介するものだが、その中に「山陽クラウンズ」なるものが紹介されていた。何でも1950年頃に存在した「プロ野球チーム」というのだ。戦後の一時期、現在のウエスタン・リーグのようなNPBのリーグではなく、ファームチーム同士の独自のリーグというのがあり、その中に山陽電車の野球部も明石を拠点に参加していたというのだ。明石球場でプロ野球といえば先般解散した関西独立リーグ所属の「明石レッドソルジャーズ」なるものが記憶に新しいが、こういうのもあったのね。うーん、山陽電車がプロ野球か・・・というのも初めて知った次第。これもトリビアの世界かな。

コメント (2)

内閣不信任案否決

2011年06月02日 | ブログ
私の予想が当たるなんて、何ともなあ珍しい話ですな。

本日採決された内閣不信任案。蓋を開けてみればダブルスコアでの否決決議。まあ、菅首相が今回の震災対応が落ち着いたら自ら身を退くということを表明したからというので、民主党の多くの議員がとりあえずビール、もといとりあえず反対ということになったらしいが…。

おまけに、賛成を投じる、なんなら新党立ち上げだ!と意気込んでいた連中、その中にあって、小沢は欠席、鳩山は反対だという有り様。

まあ、別に私はこいつらとは知り合いでも何でもないが、何やねんそのしょーもない行動は。欠席が結構出るとは予想したが、その張本人が欠席するとは、所詮ケツの穴の小さい、粟とか稗を主食とする県の代表にふさわしい行動だったと思う。いったい、岩手の人はこんなヤツのどこがいいのか?何か弱味を握られているとしか思えない。

内閣不信任案は粛々と否決されるもの。可決を期待させ大衆をさんざん煽り、結局時間と労力を無駄にした小沢一派、それに可決公算大と伝えた一部マスゴミの責任は大きい。とっとと退場してくれ!

コメント (1)

内閣不信任案は可決されるのか

2011年06月01日 | ブログ

被災地のことも気にならないわけではないが、やはり明日のわが身がどうなるかのほうが心配・・・。国会議員の皆さんの偽らざる思いではないだろうか。

自民、公明、たちあがれ日本の3党により衆議院に提出された内閣不信任案。マスコミの関心は民主党議員はどうするのか、何人が小沢についていくのか、そちらのほうにあるみたいだ。まあ、マスコミの皆さんもそういう「票読み」をしているほうが仕事に張り合いを感じるのではないかな。

私の予想では結構「欠席」をする人が多く、結局は賛成が過半数に至らずに否決されるのだろうと思う。内閣のことをよく思っていない連中も、あからさまに賛成して「復興支援はどうするのか」と突っ込まれてしまうことを恐れて、何とでも言い訳のきく「欠席」に回るという選択をするとか。それで大山鳴動してネズミ3匹くらいの騒ぎになりましたとさ、とかね。

もし仮に不信任案に賛成するとして、後のことはどうするのか。誰がリーダーとなるのか。またリーダーになろうと思っている人がどのような経綸も胸に持っているか、全然見えてこない。谷垣総裁もそこまでの覚悟があるのかしらと思うし、小沢のごときに至ってはCSのニュースでのインタビューを見たが何を言っているのかさっぱりわからない。

まあ、なるようにしかならんか・・・・。

コメント