このところ急にBCリーグネタが続いて恐縮です。
さて先日は石川ミリオンスターズが独立リーグチャンピオンシップで見事3連勝し日本一の座に。このことでBCリーグの各チームを応援する人たちのブログにもいろいろな祝福の声が挙がっていた。
これでシーズン終了ということになったが、シーズン終了となるとNPBプロ野球と同様、「人事異動」の行われる時期である。BCリーグから育成枠でドラフトに指名された選手もいれば、任意引退、戦力外通告もある。また遅ればせながらドラフトも行われる。
そんな中で監督、コーチの退団、新任もある。監督の退団は成績不振とか、年齢からくる勇退とかいろいろあるが、NPBのチームに指導者として迎えられる場合もある。これまで、富山の鈴木康友監督が西武へ、石川の金森栄治監督がロッテのコーチに迎えられ、特に金森コーチは昨年のロッテの日本一にも大きく貢献した。
ここ数日、BCリーグのホームページで監督の相次ぐ退団が発表されていた。新潟の橋上英樹監督、そして群馬の秦真司監督。それぞれ前後期、上信越地区を制し、チームとしてライバル関係にあったところであるがそろって退団とはね・・・。
と思っていたら、クライマックスシリーズで敗れた巨人のコーチ就任が発表された。橋上監督は新設の戦略コーチ、秦監督はバッテリーコーチ。「野村ID」という表現もされたが、それぞれBCリーグでの指導者としての実績も買われたのではないかと思う。
独立リーグは選手がNPBへの夢を叶えるための一つの修業の場と言えるが、指導者を目指す、あるいはNPBでの指導経験をさらに活かすというコーチ、監督たちにとっても経験の場であろう。監督といってもどっかりとベンチに座っていればいいのではなく、自らが先頭に立って練習の相手も務めたり、バッティングピッチャーやらノックやらをやったり、そして技術指導もやる。そのうえで、1シーズン72試合を通しての采配も振るう。育成と勝負の両方をこなすわけだから、その経験というのは大きいのではないだろうか。
巨人というチームを決してひいきにするわけではないが、両コーチのこれからの手腕というのを見てみたいものである。
また、新潟、群馬の両チームの監督が誰になるかはわからないが、若くて情熱のある、将来的には指導者としてNPBでも活躍してほしい人材がいいなと思う。ネット裏よりこっちのほうがやり甲斐があると感じる人も多いのではないだろうか・・・?
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