1月のお出かけ、今度は西国四十九薬師めぐりである。今回は香住にある第28番の大乗寺、そして城崎温泉にある第29番の温泉寺という、但馬の国シリーズである。タイミングとしてはちょうど冬、これは正に松葉ガニのシーズンであり、歓迎ならぬ「カニ迎」のシーズンである。
・・・もっとも、シーズンだからか城崎温泉から香住、浜坂あたりの宿泊料金は強気である。予約サイトで1泊2食付のプランを見ると、当たり前のように2万円、3万円という値段が目立つ。GoToキャンペーンの一時停止の影響で城崎温泉の旅館街が悲鳴をあげているというニュースも目にしたが、実際どうなのだろう。この価格というのは通常レベルなのか、それとも少しでも客を呼ぼうと値下げした結果なのか。
まあいずれにしてもそうした旅館は私には値段が高いので、同じ豊岡市内ということで、豊岡駅前のビジネスホテルに宿泊することにした。こちらはシーズン関係なく変わらぬ料金である。城崎は温泉寺の参詣、そして合わせて外湯につかり、カニが食えるかどうかは何とも言えないが、なにがしか日本海の魚を食べることはできるかなと、あまり決め打ちせずに出かけることにする。旅程は1月23日~24日。2月に入ると私自身連続した日程を取るのが難しいので、1月中に行ってしまうことにした。2週間前の中国観音霊場に続けての山陰・北近畿行きである。
さて広島から香住、城崎にどうやって行くか。いずれも山陰線の豊岡~浜坂の区間にあるが、鳥取から入るか、豊岡から入るかの組み合わせがある。値段を抑えるということで広島~鳥取は高速バスにしようかと思うが、広島発の朝の便でも鳥取着は14時。その時間からだと初日が移動だけで終わってしまう。それなら広島からいったん米子まで出て、米子からずっと山陰線に乗るという手もある。逆に鳥取から広島に戻るなら、鳥取発高速バスは16時発である。バスで5時間半かかるから、同じ中国地方でもそれなりに遠いところだ。
一方、豊岡から入る場合は広島から新大阪まで新幹線で出て福知山線に乗るか、姫路まで出て播但線に乗るという手もある。広島から大阪まで夜行バスで行くという手もある。今回は青春18きっぷの期間外だから、別に鈍行でなければならないことはない。有効であれば特急にも乗ることにする。
そこで目に着いたのが、大阪から播但線経由の浜坂行き臨時特急「かにカニはまかぜ」。姫路回りで行けば運賃も多少抑えられるし、気動車特急に乗るチャンスである。普段のシーズンなら城崎、香住、浜坂といったところを目当てに利用する客が多いだろうが、この冬はこうした状況のため、2月からは運転を取りやめる次第となった。ならば、運休になる前に乗ってみようか。
結局今回のルートは、広島~新幹線~姫路~播但線・山陰線(かにカニはまかぜ)~城崎温泉~豊岡(泊)~香住~鳥取~高速バス~広島という循環ルートとなった。JRの乗車券と特急券もネットで購入したところ、乗車券は広島から鳥取まで通しで7150円、城崎温泉までの特急券が4900円だった。ちなみに鳥取~広島の高速バスは4600円で、合計すれば片道8000円勘定である。
一方、豊岡から入る場合は広島から新大阪まで新幹線で出て福知山線に乗るか、姫路まで出て播但線に乗るという手もある。広島から大阪まで夜行バスで行くという手もある。今回は青春18きっぷの期間外だから、別に鈍行でなければならないことはない。有効であれば特急にも乗ることにする。
そこで目に着いたのが、大阪から播但線経由の浜坂行き臨時特急「かにカニはまかぜ」。姫路回りで行けば運賃も多少抑えられるし、気動車特急に乗るチャンスである。普段のシーズンなら城崎、香住、浜坂といったところを目当てに利用する客が多いだろうが、この冬はこうした状況のため、2月からは運転を取りやめる次第となった。ならば、運休になる前に乗ってみようか。
結局今回のルートは、広島~新幹線~姫路~播但線・山陰線(かにカニはまかぜ)~城崎温泉~豊岡(泊)~香住~鳥取~高速バス~広島という循環ルートとなった。JRの乗車券と特急券もネットで購入したところ、乗車券は広島から鳥取まで通しで7150円、城崎温泉までの特急券が4900円だった。ちなみに鳥取~広島の高速バスは4600円で、合計すれば片道8000円勘定である。
その中で「かにカニはまかぜ」だが、6両編成、全席指定だが、座席図ではどの車両も見事にガラガラで、座席は選び放題だった。まあ、それなら運転取りやめとなるだろう。はたして当日何人の客が乗っていることやら。
今回は雪の心配はなさそうだが、天気予報は雨である。傘は忘れないように・・・。
今回は雪の心配はなさそうだが、天気予報は雨である。傘は忘れないように・・・。