まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

琴奨菊が大関昇進を確定

2011年09月24日 | ブログ

客足の伸び悩みも心配されていた大相撲秋場所、日馬富士の綱取りは早々になくなったが、大関昇進を目指す琴奨菊が見事期待に応えて、横綱白鵬も破って14日まで12勝。これで「三役の3場所で33勝」という大関昇進の目安に到達し、場所後の昇進が確定となった。

がぶり寄りのスタイル。実力は間違いなくあったわけだが、果たして人気としてはどうだっただろうか。同じ佐渡ヶ嶽部屋の大関・琴欧州、そして解雇された琴光喜の陰に隠れた感じでどちらかと言えば地味な存在だったかもしれない。ちょうど番付の上のほうが淋しくなってきたところだけに、ここで一気にチャンスをつかんだというところである。

福岡出身ということで、新大関として迎える来場所は九州場所。魁皇が引退(そういえば筑豊線を走る特急「かいおう」はまだその名前で走るのだろうか)して日本人大関の空白ができたが、わずかな間で埋めることに、それも同じ福岡出身の力士が昇進するということで、今度の九州場所は間違いなく盛り上がるだろう。さすがに特急「ことしょうぎく」が、琴奨菊の故郷・柳川を通る西鉄特急に走ることはないだろうが・・・。

そうなると、今場所同じ関脇で盛り上げた稀勢の里も続いてほしいところだ。今場所万が一逆転優勝、または決定戦ということになれば「ダブル昇進」もあるかもしれないというが、まあそれはさておき、今度は琴奨菊を追いかける稀勢の里にも期待できる。いずれも馬力のある力士、やはり力相撲というものを見せて大いに土俵を沸かせてほしいものである。昇進後に力を使い果たしたかのように大関に安住せず、上を目指してほしいのだが。

さて、千秋楽はどうなりますか・・・。

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