テレビや新聞などでは今年1年を振り返るということで「10大ニュース」やら回顧ものやらをやっている。一番の大きな動きというのはやはり政権交代ということになるのだろうが、改めて振り返ってみて一年前の今頃とは雰囲気が変わったなあと感じさせられる。
・・・で、私にとって2009年という年は、自分自身にもいろんなことがあったなということで記憶される年かなと思う。それを5つ挙げてみることに。
第5位・・・関西大学、62季ぶり甲子園ボウル制覇
私の母校(文学部卒業)が大学スポーツで日本一になるということは滅多になく(フィギュアスケートの高橋・織田の活躍もすばらしいが、あれは個人の競技ということで)、久しぶりに「母校」というものを意識したということで。「母校」といえば、今年になって久しぶりに再会した友人もおり、改めてつながりを感じたことである。年明けのライスボウルでは鹿島との対戦となるが、思い切った試合を期待したいものである。
第4位・・・旅の新たなパートナーを購入
ある程度日常生活で必要ということもあり、久しぶりにクルマを持つことになった。日産のキューブだが、これをパートナーとして出かけることで、また行動の幅が広がった。ちょうど「高速道路の大幅値下げ」の実施もあり、ETCの入手に大分待たされたことも今年のニュースとして取り上げられるところ。キューブということで、メーカーの日産の野球部が「休部」になったことも書き添えておこう。
第3位・・・JR全線の完乗達成
JR発足の頃から始めた「乗りつぶし」。就職後の転勤で住まいを変えた時期を利用して、あちこちの観光や野球観戦を絡めながら、自己流で20年以上かかっての達成となった。ゴールとなったのは北海道・旭川で、この街も私にとっては思い出深いところになる。旅好きとしては一つの区切りとなった年となった。そのツールとして大いに活用している時刻表に関する「時刻表検定試験」を、成績優秀者に与えられる「時刻表博士」の称号を目指して毎年受験していたのだが(ここ数年は「受験旅行」も)、今年をもって終了したことも関連として書き添えておく。
第2位・・・DM患者になったこと
これは長年の生活習慣のツケが回ってきたということで、日本人の5~6人に一人がかかっている、あるいは予備軍であると言われるDM(糖尿病)の患者ということになった。現在でこそ落ち着いてはいるものの、当初は週間の教育入院やその後のインスリン注射が必要というかなりの重症であった。ただ、その後の食生活の見直しであったり、自転車通勤への切り替えや夜のウォーキングの実施など、自分を見つめ直し、生活習慣を見直すきっかけになったのはプラスに考えるところである。これからも減量と血糖コントロールを軸に、健康を意識したいものだ。
第1位・・・元日付の人事異動で関西復帰
昨年末に急に降ってきた話。今度は兵庫県民、尼崎市民ということになった。従事する業務も、同じ会社にあってこれまで未体験の部門に関することで、現場の視察などではなかなかに驚かされるものがあった。今年一年は従業員の価値観や雰囲気に慣れるのに時間がかかることであったが、これからはスキルの向上やコミュニケーションを増やすことで、自分自身をより成長させることを目標にしたい。
・・・・他にもさまざまにあるのだが、あまり長くなっても退屈なのでベスト5を挙げてみた。仕事面、健康面、趣味の面での大きな区切り、転換点というものを感じたところである。
というわけで、遅ればせながら今年の漢字を一つ挙げるとすれば、「転」。
その「転」を受けた来年は公私の面でより充実した一年になるようにしたいものである・・・。