今週民主主義はどう進む

2024年02月19日 10時56分10秒 | 国を憂う
小さいが貴重な動きから。 京都大学吉田寮 取り壊したい大学側に厳しい地裁の判決。
昔から寮に自治権が認められてて、その運営については学校側との協議によって進められてきた素晴らしい歴史があるようなんすね。今大学は国から支給される運営費が減らされてる状況で、諸所の経費を切り詰めようとしてる。その一貫で寮も廃止したいとしてるようなんです。東大の駒場寮や東北大、金沢大では寮生の反対を押し切って廃寮されたのだそうです。
そんな中 京大吉田寮の在寮生14人が大学を訴えたようなんですね。京都地裁が寮生側の言い分(自治と対話)を全面的に認め、大学側に改めるよう指示したというのです。
いい話ですよね。 圧倒的に力の弱い組織であっても「自治権は認めねばならない」と裁き切ったところがいい。 正義だね。
ここから直ぐ連想するのは「沖縄の埋立問題」。国に「対話を重視するよう」補足、追記はしてるものの、判決文では100%国の言い分を認めてる。 
この2つの裁判 どこか異質なものになってないか と思うのです。

さて、裏金問題。 野党が新年度予算を人質にガンガン突っついてる。 真に自民党を動揺させてるのは国民の感情だと思ってますが、今朝の報道では岸田さんの支持率、自民党の支持率 共に20%になったらしいじゃないですか。 自民党は政治倫理審査会を開いて、何人かはその場に立たせ、説明責任を果たさせないと治らんな あたりまでは覚悟したよう。 となると、だれを出席させて、どこまで喋らせるか そこが関心の的です。 
今週大きく動くでしょう。 我が国の民主主義レベルが測れますよ。 我々も今腹決めておく必要があります、「どこまで解明され、どういう結論になったら納得するか」 をです。
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