年齢が上がってきてる世代によく言われるのが「昔は良かった」と言って嫌がられていることです。
嫌だと思っていた若者だった人も年を取ってくると昔はよかったということを言っているようです。
「なんでそうなるの?」と考えたところ、一つの仮説が出てきました。
「新しいものを知らない」ということです。
自分が見たり聞いたりしたものが現在のものより優れていたり良いということを心の中で思い込んでいて、新しいものを知ろうとしなかったり、ちょっとかじっただけで判断してしまうというようなことが起きているのではないかと思います。
「自分が良いと思ったものが良い」という意識かもしれません。
なぜこのように考えたかというと、音楽配信サービスでたくさんの音楽を聴いている時に、「TOP50」というような物を洋楽やJーPOP で曲を聴いていました。
最新の上位50曲です。
最初は馴染みがなかったのですが、馴染みがない体でも違和感があるという感じでしょうか。
あまり効かないものに関しての抵抗感だったのかもしれません。
それがたくさんの時間、音楽を聴いてるうちに、その違和感と言うか抵抗感がなくなってきました。
そうすると何が起きるかと言うと、「この曲って結構好きかも」とか、「このように音を入れてくるんだ」とか、様々な発見があり、「新しい曲って結構いいじゃない」と思うようになったのです。
昔はよかったという人は、「新しいものにチャレンジしたりしていない」からだと思います。
「ちょっとだけ聞いたからといってわかった気になってはいけないな」と思いました。
新しいものに取り組むことは、オヤジ世代には重要なことだと思います。
僕らの世代でいうと、グループサウンズや演歌ばっかり聴いていて、「これいいだろう!」といっているおじさんたちと変わらないことをしている可能性があります。(笑)