KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

Continental - Grand Prix 4000S。乗った感想。初めてのタイヤ交換、このロードバイクで。

2011年10月29日 08時14分02秒 | マラソン・自転車・スイム・トライアスロン

Continental - Grand Prix 4000Sに変えたロードバイクで40キロ走ってきました。

今年の7月末にハワイでトライアスロンに出るために購入したロードバイクに装着しています。
ロードバイクを購入した後に、700キロ程度しか走っていないという前提で読んでいただければと思います。

買ったときに装着されていた「Michelin Orium」からの履き替えです。
このタイヤはミシュランのタイヤのなかでも最もお手ごろ価格な設定がされているタイヤです。

このタイヤが僕のロードバイクの標準となっているので、おそらくロードバイク用の高性能タイヤを履いても良く感じてしまうと思うので、そのあたりを差し引いて書きたいと思います。

まず、タイヤ交換ですが、自分でタイヤを交換したのは、マウンテンバイクに乗っていたころに前後のタイヤを交換した以来になりますので、初心者と言っていいでしょう。
パンクの経験はハワイでありましたが、自分で交換しないでバイクショップで手数料を払ってやってもらいました。(初心者なので、自分でパンク修理をすることでの時間と、技術的なリスク、そしてハワイにいるということで、10ドルか12ドルかの手数料を払うことにしました)

ということは、このロードバイクのタイヤを外すのは初めてです。

どきどきしながらタイヤの空気を抜いて、チューブはそのまま使うのでタイヤレバーを使わず(チューブに傷をつけてしまってパンクする)に手で外しました。
けっこうカンタンに外せました。

ハワイのバイクショップ(IT&B)のショップのお姉さん(といっても僕より年下だと思います)がカンタンにタイヤを外して、そしてタイヤを入れていたのを見ていたので、それほど大変ではないと思っていましたが、さらに思っていたより楽でした。

新しいタイヤは折りたたんであるので、それを伸ばしてホイールに巻きます。

タイヤの片側をホイールに装着して、チューブに少々空気を入れてホイールとタイヤの間にセットします。

チューブを入れ終わったら、タイヤの反対側をホイールにはめていくのですが、これがなかなか入りません。
きついとかそういうわけではなく、ただ、セットできないのです。

初心者のためのロードバイク&クロスバイクメンテナンスBOOK
塩田 崇雄
成美堂出版


もう一度、この本を読むと「バルブを中心にして左右均等に引っ張り、タイヤを装着する」と書いてあります。

「そうか、片方がすでに入っているところから、もう片方を入れようとするから入れにくいのか。タイヤをホイールと垂直に持ち上げるようにしていれてみよう」。

この方法にしてから、カンタンにタイヤを装着することができました。
あまりにカンタンで、「さっきはなんだったのか」と思うくらいです。

そして、多くの人が大変な思いをするタイヤを完全に手で装着する最後の作業となりました。

ちょっとチカラを加えたら、「するっ」とホイールにセットされるではありませんか。

そういえば、他の方もこの「Continental - Grand Prix 4000S」は、タイヤのなかでもはめやすい部類であるってかいてあったっけ。

初心者の場合、このはめやすさというのは、重要なことだと思います。
外出中にパンクした場合に、タイヤがはまらないという事態になったらたいへんです。

そういう意味でも、このタイヤは優秀ではないかと思います。

チューブがタイヤに挟まっていないか、念入りにチェックをして空気を入れます。空気を入れるとホイールがミシミシと音を立てるので、ちょっと怖かったです。(笑)

さて、次は後輪です。

先ほどと同じように作業をします。

そして最後にタイヤをはめる作業になりチカラを入れますが、前輪のように入りません。
うー、とうなりながら渾身の力で入れますが、だめです。

前輪と後輪のつくりがちがうのかな?と思いましたが、タイヤを外す時の負荷は同じだったので、それはないかと思いました。

そこで、前輪と後輪の違いを探してみたところ、「チューブの空気の入れ具合が後輪のほうが多い」ということに気づきました。
チューブの空気を抜いてタイヤを入れてみると、これまた「するっ」と入るのです!

こんな違いだけで、ここまで作業負荷が違うんですね。
びっくりです。

タイヤに空気を入れて完了です。
【ここまでは昨日のことです】
***********************************
【ここからは今日10/29です】

早朝に起きて、明るくなってきたので、走りに行きました。

走り始めは、前と比較して道路への吸い付き感があるのがわかります。
タイヤの素材をみても、今回のタイヤの方がグリップしそうなのがわかるので、想像の範囲内です。

最初の20分くらいはウォーミングアップなので、軽く走ります。
「乗り心地は少々良くなったかな」といった感じで、踏んだ感じは「楽にスピードが出るようでした。

これが、スピードを上げると、タイヤの違いが見事なくらいでてきました。

速度が30キロを超えたころから、違いが出ます。

速度を上げても、変わらないのです。
なにが変わらないかというと、速度を上げることでの恐怖感です。

いままでは、速度を上げると、道路のつなぎ目とか荒れているところを走ったときの振動やショックの増加で不安感が発生するのですが、このタイヤはそれがないということです。

35キロ、40キロと速度を上げても、ほとんど変わらない恐怖感なのです。
これには驚きました。

このContinental - Grand Prix 4000Sというタイヤは、レース対応製品なので、高速走行時に安定するようにつくられているのだと感じました。

特に顕著だったのは、坂道で50キロ以上出る道があるのですが、そこでの安定感は、いままでのタイヤとは違って、「まだまだ大丈夫だよ」と言っているような感じなのです。

そこで思ったのは、『初心者こそ、性能の高いタイヤを履くべきである」ということです。

ロードバイクに乗るのは、高速走行をするということなので、どうしても事故の場合にはそれなりのケガをするリスクがあるのです。
それを、タイヤを高性能なものに変えることで、リスクを下げることができるのではないかと思いました。

ただ、このタイヤ、安くはないです。
日本で前後を交換すると、ディスカウントショップで自転車が変えてしまうくらいの価格になります。(笑)

しかし、wiggleで購入すれば、お安く買うことができます。

リスク回避の投資としては、かなり安いと思います。
乗った感じも良くなるので、高性能タイヤへの交換はおすすめです。

200キロくらい走ると、新品タイヤの皮がはがれてさらに良くなるそうなので、そのころにまたレビューを書きたいと思います。
コメント
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