エクスペディアは2兆円企業。

ワールドビジネスサテライトでエクスペディアに取材をしている映像を見ました。

エクスペディアは、巨大な予約数のパワーで、割安な価格をホテルから引き出して提供しているといいます。

エクスペディアは確かに安い価格で提供しています。

ワールドビジネスサテライトで、エクスペディアの値段としてハワイのホテルを例として出していましたが、エクスペディアにも得意不得意があると思います。

得意（安い）は欧米人の比率が多いホテルで、不得意は日本人が多いホテルです。（すべての例で確認したわけではありませんが、最近の調査の傾向ととしてこのようなことがありました。）

以前にも書きましたが、エクスペディアへの危機感をもって対応しているのが「トルノス」です。

エクスペディアに似たようなサイトを作って対応しています。
トルノスはＪＴＢの関連会社です。

かなり安い価格を提供していますが、欠点として本来は得意とするべき円建ての予約可能範囲が狭いことです。
ＪＴＢの関連というメリットが生かせていないのです。
もしかしたら、ドル建ての予約は他社のシステムを利用しＪＴＢの信用力で顧客を集める作戦かもしれません。

しかし、われわれ日本人がトルノスに期待するのは、ＪＴＢのパワーを生かした日本人むけの価格設定です。
得意なホテルでは、ありえないくらい安い設定（閑散期は特に）をして、バイイングパワーを背景に日本人向けに安く提供することなのです。

トルノスはまだ始まったばかりなので、今後に期待をしていきたいと思います。

どちらのサイトを利用するにも、今まで以上に個人手配旅行の魅力がさらに高まると思っています。

そして、情報を知っているのと知らないのでは、今まで以上に大きな差となるでしょう。